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2021.7.1~ 朗読しております。お時間、お耳が空いていましたら、お聞きください。 フォロー是非ともお願いいたします。 io イオと読みます。 『青空文庫』参考

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2021.7.1~ 朗読しております。お時間、お耳が空いていましたら、お聞きください。 フォロー是非ともお願いいたします。 io イオと読みます。 『青空文庫』参考

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感謝。

    • 平和

      • 『自殺か他殺か』 小酒井不木 著 【後編】※

        【前編】【後編】あります。※io音声配信において。 ここは【後編】です。 『自殺か他殺か』 小酒井不木 著 初出:「少年倶楽部 一四巻一一号」1927年(昭和2年)年11月号 小酒井 不木(こさかい ふぼく)別名:鳥井零水 生年月日:1890年〈明治23年〉10月8日 死亡日:1929 年〈昭和4年〉4月1日(享年38) 出生地: 愛知県蟹江町 代表作:『疑問の黒枠』(1927年) ※ 今回、ioの音声配信においては、作品をnoteの容量制限内に収めるために【前編】・【後編】で分けました。原作はひとつの作品として発表されております。どうぞ、ご了承下さいますよう、よろしくお願いいたします。 【前編】 【後編】ここの配信。

        • 『自殺か他殺か』 小酒井不木 著【前編】※io音声配信において。

          【前編】【後編】あります。※io音声配信において。 ここは【前編】です。 『自殺か他殺か』 小酒井不木 著 初出:「少年倶楽部 一四巻一一号」1927年(昭和2年)年11月号 小酒井 不木(こさかい ふぼく)別名:鳥井零水 生年月日:1890年〈明治23年〉10月8日 死亡日:1929 年〈昭和4年〉4月1日(享年38) 出生地: 愛知県蟹江町 代表作:『疑問の黒枠』(1927年) ※ 今回、ioの音声配信においては、作品をnoteの容量制限内に収めるために【前編】・【後編】で分けました。原作はひとつの作品として発表されております。どうぞ、ご了承下さいますよう、よろしくお願いいたします。 【前編】ここの配信。 【後編】

          【※後編】『犯人』太宰治 著 /声:io イオ  ※io音声配信においての【後編】とする。

          ※ 今回、ioの音声配信においては、作品をnoteの容量制限内に収めるために【前編】・【後編】で分けました。原作はひとつの作品として発表されております。どうぞ、ご了承下さいますよう、よろしくお願いいたします。 こちらの音声配信は【後編】です。 以下、説明は【前編】と同じです。 『犯人』太宰治 著 / 声:io イオ 快楽を簡単に金銭で買うことを覚えてしまった者にとって、目の前の恋や愛でさえも、それと同じと思えてしまうのかもしれない。 もしも罪を犯した時、罪から逃れることは決して出来ない。愛する人のために犯した罪だというならば、自分の傲慢さに気付かなければならない。 “恋は盲目”と聞くが、まさか自分がそうなるとは皆、露程も思わない。他人からどう見られようと、真剣なのである。それが盲目ということなのだが、当事者は知る由もない。 恋する真剣さで盲目に陥った者に、何をどう話せば伝わるのだろうか。真剣な相手には真剣に答える以外に方法は無いのではないか。 『犯人』太宰治 著 初出:「中央公論」1948年(昭和23年1月) 太宰 治(だざい おさむ) 生年月日:1909年〈明治42年〉6月19日 死亡日:1948年〈昭和23年〉6月13日(享年39) 出生地: 青森県 ※ 今回、ioの音声配信においては、作品をnoteの容量制限内に収めるために【前編】・【後編】で分けました。原作はひとつの作品として発表されております。どうぞ、ご了承下さいますよう、よろしくお願いいたします。 【前編】はこちらです。

          【※後編】『犯人』太宰治 著 /声:io イオ  ※io音声配信においての【後編】とする。

          【※後編】『犯人』太宰治   著 /声:io      イオ  ※io音声配信においての【後編】とする。

          『犯人』太宰治 著 /声:io ※io音声配信においての【前編】とする。

          【前編】【後編】あります。※io音声配信において。 ここは【前編】です。 『犯人』太宰治 著 / 声:io イオ 快楽を簡単に金銭で買うことを覚えてしまった者にとって、目の前の恋や愛でさえも、それと同じと思えてしまうのかもしれない。 もしも罪を犯した時、罪から逃れることは決して出来ない。愛する人のために犯した罪だというならば、自分の傲慢さに気付かなければならない。 “恋は盲目”と聞くが、まさか自分がそうなるとは皆、露程も思わない。他人からどう見られようと、真剣なのである。それが盲目ということなのだが、当事者は知る由もない。 恋する真剣さで盲目に陥った者に、何をどう話せば伝わるのだろうか。真剣な相手には真剣に答える以外に方法は無いのではないか。 『犯人』太宰治 著 初出:「中央公論」1948年(昭和23年1月) 太宰 治(だざい おさむ) 生年月日:1909年〈明治42年〉6月19日 死亡日:1948年〈昭和23年〉6月13日(享年39) 出生地: 青森県 ※ 今回、ioの音声配信においては、作品をnoteの容量制限内に収めるために【前編】・【後編】で分けました。原作はひとつの作品として発表されております。どうぞ、ご了承下さいますよう、よろしくお願いいたします。 【前編】ここの配信。 【後編】

          『犯人』太宰治 著 /声:io ※io音声配信においての【前編】とする。

          『犯人』太宰治 著 /声:io ※io音声配信においての【前編】とする。

          『野ばら』小川未明 著/声:io イオ

          世界のどこかで戦争は常に起こされている。戦争の無い平和な日常の中で、いかに多くの人々が出逢い、尊い者として互いに思い合えるか。その思い合えた時間は、揺るぎの無い確かなものである。  (ある晩のニュース番組での言葉) 著者:小川 未明 おがわ みめい 「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれた 『野ばら』は1922年に発表された短編小説。 生年:1882-04-07(明治15年) 没年:1961-05-11(昭和36年) 享年79

          『野ばら』小川未明 著/声:io イオ

          『野ばら』小川未明 著/声:io       イオ

          『桜の樹の下には』梶井基次郎 著

          桜の樹の下には 梶井基次郎 息を呑むほど“美しい”ものを目の当たりにした時、ある人にとっては、“異質”なものに見える時がある。何故、美しいははずのものが異質に見えるのか、むしろその人にとっての異質に過ぎないのか。その特異ともいえる考察が、科学の進化に繋がったのは違いない。 人の感情というのは、目の前のものを多角的に”視る”ための一つの手段である。 自然界には、私達人間の生命と同じように、動植物の生命にも生死の営みがある。その静かな営みに気付いた時、自分自身の生を感じることができるのかもしれない。 『桜の樹の下には』 著者:梶井基次郎 底本:「檸檬・ある心の風景 他二十編」旺文社文庫、旺文社    1972(昭和47)年12月10日初版発行    1974(昭和49)年第4刷発行 初出:「詩と詩論」    1928(昭和3)年12月 著者:梶井 基次郎 (かじい もとじろう) 出身:大阪府 生年:1901年2月17日(明治34年) 没年:1932年3月24日(昭和7年) 享年31 ※「青空文庫」参考

          『桜の樹の下には』梶井基次郎 著

          『桜の樹の下には』梶井基次郎 著

          藍微塵の衣服  田中貢太郎 著

          幼い子どもを遺してこの世を去ることほど、辛く悔やまれることはない。亡くなった親にとって遺された子が愛されているか、健やかな毎日を過ごせているのか、気が気ではない。継母への想いは推し測れないものである。 “藍微塵”に込められた想いにもまた哀しみが募る。 【藍微塵】あい‐みじん あゐミヂン ① 縞(しま)柄の一種。 経(たていと)、緯(よこいと)ともに藍染糸二本ずつに濃淡の藍を用いた格子縞。 また、その布。 ② 「わすれなぐさ(勿忘草)」の俗称。 ※精選版 日本国語大辞典より 『藍微塵の衣服』 著者:田中貢太郎 底本:「日本怪談大全 第二巻 幽霊の館」国書刊行会 1995(平成7)年8月2日初版第1刷発行 底本の親本:「日本怪談全集 第四巻」改造社 1934(昭和9)年 著者:田中貢太郎 (たなか こうたろう) 出身:高知県 生年:1880年3月2日(明治13年) 没年:1941年2月1日(昭和16年) 享年61 ※「青空文庫」参考

          藍微塵の衣服  田中貢太郎 著

          藍微塵の衣服  田中貢太郎 著

          『僕は』 芥川 龍之介 著

          芥川龍之介の叙情文。 初出:「驢馬」1927(昭和2)年2月 著者:芥川 龍之介 あくたがわ りゅうのすけ 生年:1892年3月1日(明治25年) 没年:1927年7月24日(昭和2年) 享年35 ※「青空文庫」参考

          『僕は』 芥川 龍之介 著

          『僕は』 芥川 龍之介 著

          『南瓜』 芥川 龍之介  著

          普段から道化の様に振る舞い、仮初の言葉を話していては誰も拾ってくれない。ましてや、恋路においてはどうしたら伝わるのだろう。道化は道化であって中身の“本当の自分”の言葉さえ、“仮初の言葉”になってしまうやるせなさは、どうしようもない。“道化”を好きで演じているのではなく、演じざるを得ないだけなのかもしれない。 ----- 何でも冗談だと思うのは危険だよ。笑って言ったって、言わなくったって、真面目な事はやっぱり真面目な事にちがいないからね。----- (『南瓜』本文より) 『南瓜』 芥川 龍之介 著 初出:「読売新聞」[1918(大正7)年2月24日] 著者:芥川 龍之介 あくたがわ りゅうのすけ 生年:1892年3月1日(明治25年) 没年:1927年7月24日(昭和2年) 享年35 ※「青空文庫」参考

          『南瓜』 芥川 龍之介  著

          『南瓜』 芥川 龍之介  著
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          暖かな陽射しの中で

          暖かな陽射しの中で

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          『かたつむり』鈴木三重吉

          ♪ でんでん むしむし ~♪  “かたつむり”の歌を思えば かたつむりは幼い頃、一番最初に愛でた生き物だったように思う しかし、愛でていたはずの物が、いつしか“害虫”になってしまう 愛でる側の“愛でる対象物の変遷”がそうさせてしまうのだろう 主人公の幼い少年は、“ある難題”にぶつかった。人間の生き物への利己的で傲慢とも思える態度に気づいてしまったのだ。そこで自問し、自分の利己と向き合い、“ある難題”を自力で乗り越えた。そして、その先に見えた“景色”は、より美しく清々しいものだった。 ※物語はフィクションであるとお子様にお伝えください。 現実では決して、マネしてはいけません。危険です。 『かたつむり』 初出:「赤い鳥」1929(昭和4)年3月 著者:鈴木 三重吉(すずき みえきち) 生年:1882年(明治15年)9月29日 没年:1936年(昭和11年)6月27日(享年53) 出身:広島県広島市  小説家・児童文学者。日本の児童文化運動の父とされる。

          『かたつむり』鈴木三重吉

          『かたつむり』鈴木三重吉

          『殺人の涯』 海野十三 著

          愛し愛されていたはずの妻。しかし、いつしか夫は妻からの愛に執念深いものを感じるようになった。憎しみが増し、しまいには計画的に殺してしまった。猟奇的な夫に贖罪など微塵も無い。 人を殺めてしまうには色々に積もるものがあるのかもしれない。が、当事者同士にしか理解できないものがあるのも事実である。 『殺人の涯』 初出:「読書趣味」1933(昭和8)年10月創刊号 作家名: 海野 十三 ( うんの じゅうざ ) 生年: 1897年(明治30年)12月26日 没年: 1949年(昭和24年)5月17日(享年51)

          『殺人の涯』 海野十三 著

          『殺人の涯』 海野十三 著

          『二つの鞄』 夢野久作 著

          もしも、普段何気もなく使っている“物”自体にプライドや“品格”があったとしたら…。そのプライドが使う側の“人”には、どれくらい伝わっているのだろうか。 “物”が壊れてしまった時、その“物”の用途が果たされたことになるのだろう。 初出:『九州日報』大正12年11月20日(1923年)  著者:夢野 久作 ゆめの きゅうさく 生年:1889年(明治22年)-1月4日 没年:1936年(昭和11年)-3月11日

          『二つの鞄』 夢野久作 著

          『二つの鞄』 夢野久作 著

          『蛙』 芥川龍之介 著

          主人公の蛙がいうには “自分”の周りのモノ全ては“自分”が存在するためにある。 そんな風な考えで、人も生きられたならば、少しは人生の苦楽と当たり前ではない“自分の生死“を受け入れられるのだろうか。 『蛙』 芥川龍之介 著   (7分10秒) 1917年9月(大正6年)初出 著者:芥川 龍之介 あくたがわ りゅうのすけ 生年:1892年3月1日(明治25年) 没年:1927年7月24日(昭和2年)

          『蛙』 芥川龍之介 著

          『蛙』 芥川龍之介 著