僕の好きな彼の好きなところ

僕には好きな人がいて
それが男の子であるということ
小学校から一緒で一番仲の良い人であるということを
前提として置いておく
詳しく知りたい方は過去の投稿を見て頂けると嬉しい

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僕は何かある度にメモを残すようにしているのだが

20のフォルダーのうち半分は彼のことである

彼の好きな食べ物や嫌いな食べ物

欲しいと言っていたもの
(誕生日プレゼントやサプライズの参考にするため)

二人のやることリスト

例えば上記のようなものがあるが

その中の一つに彼の好きなところをまとめている

僕は彼の好きなところや好きな仕草をした時

いい匂いやコーデが好きな時

メイクやヘアセットをした時は

言葉にして反応することが普通なのだが

二人で一緒に居ない時や思い出した時

今度話題にしようと後から感じた時などは

このメモに箇条書きで残すようにしている

このリストに最近仲間入りした事がある

それは  ｢  歌声  ｣  だ

彼と今まで何度もカラオケに行くことはあったが 

ここ一年半程は彼から提案してくれても

僕が少し気乗りしない期間が長く避けていた

しかし彼の家に泊まっている日の深夜に

彼がカラオケに行きたいと言い始めて

半分お酒に酔った僕はノリで行くことに決めた

彼は僕が行ってくれると思って無かったようで

凄く喜んでくれた

いざ行くと久しぶりの二人でのカラオケで

今まで避けていた期間が勿体なく感じた

基本的に僕達は一曲ずつ交代で歌いながら

歌うスタミナが多い彼が後半沢山歌う流れになるのだが

その日は酔いが抜けきれていなかったのか

少し早く疲れてしまっていた

彼が一人で数曲歌う中で普通に聞いていた僕の体が

何かを感じていた

彼の横顔そして彼の歌声に惹き付けられていたのだ

それまで僕は彼の好きなところリストに

歌声を入れたことは無かった

しかし

彼の歌声が好きだと言うことに瞬間的に気づいた

恥ずかしい話

気づくより前に涙が止まらなかったのだが…

勿論歌詞も聴いていたが何よりも声が忘れられなかった

その時数曲歌ってくれた中で特に忘れられないのが

― なにわ男子  ♪初心LOVE (うぶらぶ) である

特に彼が高音を頑張っている時の声や顔が好きだった

普段から彼に対する僕の口癖は可愛いだったけど

その瞬間は体の震えや鳥肌が止まらず言葉が出なかった

こんなにも歌声で好きになるんだって

また新しく彼の好きなところが見つけられたこと

彼の世界に完全に惹き込まれたこと

体と心が付いていけなかった

それから僕は彼のことが更に好きになった

料理を頑張ってくれて凄く美味しいこと

僕が作った料理を一口食べる毎に美味しいって

言ってくれること

多めに作ったものも全部綺麗に食べてくれること

普段掃除が得意じゃない彼が僕が泊まりに行く前に

頑張って掃除をしてくれること
(綺麗なのが好きな訳ではなく気持ちが嬉しい)

毎回必ず迎えに来てくれること

朝弱い僕より早く起きて朝ごはんを作ってくれること

ご飯屋さんやコンビニで店員さんに

ありがとうございますって必ず言うところ

いただきますやご馳走様を忘れないところ

好きなところを挙げればキリがない程言えるが

ふとした瞬間の行動や言動に凄く温かみを感じる

約10年の関係で一度もケンカをしたことが無いし

なんなら歳を重ねるごとに会う回数が増えている今

僕が彼に対して何度も言っている目標が

二人で一緒に住んで黒の豆柴を飼うことである

明日で今年度の最後のテストを終える彼

終わったら二人で美味しいものを食べに行こうかな〜

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彼と居られる全ての時間が幸せで

彼は僕の人生に多くの色をつけてくれた

たくさんの感謝を忘れずに

いつでも隣にいられるように

何かあった時に一番の相談相手でいられるように

いつまでも彼という存在を大切にしたいし

これからも彼の良さに沢山気づける人でありたいと思う

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I love everything about you.

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