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iO studio構想から発売まで

ようやく構想していた透明と輝き「Useble Art」がテーマの「iO studio」のSHOPのOPENのめどが立ちpreOPENができました。
https://iostudio.theshop.jp/
前回JUMEIRAHの時と違うのは制作物をプロの職人に任せた事。
0→1は得意だが単純作業は向いていない私。
更に樹脂を扱うには工場と器具が必要。
器具類を・・・また海外から取り寄せても良かったのかもしれませんが、場所、時間、器具扱いの熟練度を考えると、既に持っているところに依頼した方が目指すクオリティが最短で得られると判断しました。

そんな訳でプロの職人さんに制作を任せることに決めましたが、思考している商品が作れそうな任せたいプロ探しと試作にとても手間取っりました。
まず、個人事業主である事で、そもそも無視・断られる事が多く大変でした。
そして、なかなか簡単に手の内が分からない(HPなどないところもあり)でどれくらいのクオリティの物が上がってくるか判断ができないところも困りました。
簡単にマネできる物を売ってもしょうがないので、納得できるまで試作を重ねたいのですが、ここも制作者とビジョンが一致していないと難しいと感じました。

更に材料の輸入に関しても非常に手こずりOPENが遅くなりました。
広告宣伝/企画業を長年企業で行っていたのでトラブルには慣れているものの、言語・文化・考え方の違う海外相手は初だったので本当に大変でした…。

そんなこんながあり、ようやくこのほどiO studioとしての第一弾の商品がFIXできました。
日本の職人技が光る、思い切り良い商品になったと思います。

「一発目にシグネチャー商品を出したい」その希望がまさに体現されたと思う。

この封入技術に関して、日本が一番精度が高いのではないかと思います。
試しに他の国の物を取り寄せてみてみましたが、圧をかけてはいるのだろうが、気泡が取り切れていないもの、研磨が雑なもの、そもそも設計が雑なものが多い中、やっぱり日本のこういった細部への細かさは世界に誇れるのではないかと思います。

しかし、調査をしている中で、この技術を持った工場が高齢化や後継ぎ問題で閉鎖や廃業になってしまい、良さそうなところをせっかく見つけたのにも関わらず、依頼不可になってしまうところもありとても残念に思います。

そんな中で私のこだわりをしっかり反映し、ここまで昇華させてくれた協力企業様には本当に心から感謝したいと思います。

今後、インボイスなどの問題もあり個人としてどこまで走れるか分からないですが、できる限り、ハッとするような、出会えてよかったと思ってもらえるようなfabulousな商品をリリースし続けられたらと思います。


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