貧弱男が全国大会に2回出た話
2023年も最初の1ヶ月がもう終わろうとしている。
この前、年越しをしたばかりではないか。
みんさんは、自分史をと言うものを書いたことがあるだろうか。
簡単に言うと幼少期から現在まで自分の歴史を振り返るものだ。
以前作ったことがあるのだが、そこで自分の各フェーズで、ある共通点を見つけた。
「周りの目が気になる」、「気にしすぎ」と言うキーワードがよく出てくることに気がついた。
ぶっちゃっけ、今もそれは自覚していることだ。
いつからか、自分に蓋をして生きていたのだ。
そんな自分を慰めて欲しいとかそういうことではない。
案外、蓋を外したらそうでもなかったりもする。
みたいな、話が書けたらいいと思っている。
それでは振り返ってみよう。
|結局楽しかった幼稚園
20年近くも前のことなので、はっきり覚えてないこともあるが、今の見立ても混じえながら振り返ってみる。
幼稚園の時は半年くらい通えてない時期がある。
確かその頃は、ちょうど新しい家に引っ越したばかりで、段ボールがいっぱいあり、幼稚園に行ってない間は、その段ボールの中にいた。
心配して先生が家に来てくれたことを覚えている。
なぜ、通えなかったのか、、、
母に相当甘えん坊で、家から出るのが嫌だったのだろうか。
あとなぜか、先生に手紙を書いていたのだが、渡せずにいた。
大した理由ではないが、恥ずかしくていけなかった。
けど、ある時から向かいの家に引っ越してきた同級生がいた。
その子のおかげか、ふと幼稚園に行けるようになった。
結局、幼稚園は、楽しかった。遠足とか、発表会とか楽しい記憶の方が圧倒的に多い。
先生に書いた手紙も、どうやって渡ったかは覚えていないが、喜んでくれたのを覚えている。嬉しかった。
こういうところは、今でもある気がする。
基本、誘われたりする瞬間は本当に億劫だ。
けど、行ってみてよかったとなることの方が多い気もする。
幼稚園児の自分にできたのだ。
ならできるだろう。
書きながら昔の自分に勇気をもらえた。
|いちかキャプテン
そのまま小学校、中学校と進み、小学校はソフトボール、中学校は野球に打ち込んだ。
どちらもキャプテンを務めていた。
小学生のソフトボールの頃、一つ上の先輩たちが県大会で準優勝するチームだったのに比べて、県大会すらいけないという低迷チームだった。
ある大会で早々、予選負けして監督に練習するか?と聞かれ、みんな試合で疲れてるだろうから辞めとこうと思い、特に練習したいとは答えなかった。
小さい時から知ってる友達ばっかりだったし、練習したいと思ってなかったら、皆んなになんて思われるだろう、、そんなことしか考えてなかった。
その態度を見た父親が周りに人がたくさんいるのにも関わらず、自分のことを怒鳴りつけた。
その時初めて思った、
そのまま、中学までほぼ同じメンバーで野球をやったが、その時のおかげで同級生にもはっきり言えるようになったのだ。
みんなを集めて、叱ったこともある。
結果的にチームはそこまで強くはなかったが、メンバーのひとりに、お前がどの部活のキャプテンよりも、いいキャプテンだよって言われた。
本人は覚えているかは分からないが、自分は嬉しかったのを覚えている。
嫌われる覚悟は今よりこの時が、一番あったのではないだろうか。
中学生の自分にできたんだから、改めて嫌われる覚悟をもって進もうと思う。
|補欠が全国大会に
いよいよタイトルにも書いてある全国大会の話だ。
野球をやっていので、まさか甲子園??と思われたかも知れないが、野球ではない。
高校時代は、キャプテンをやっていた中学時代とは裏腹に、最初から最後まで補欠で終わってしまった。
中学までは、輪の中心にいることが多かったが、高校時代は、埋もれた感じがあった。同級生も50人近くいて、更に補欠だ。
野球も学校生活もパッとしない男だった気がする。
よく鼻を触るクセががあり、友達に指摘されていた。
いかにも自信がなさそうでは無いか。
完全に自信を無くしてしまい、野球も大学でやるつもりもなかったので進学はせずに、そのまま就職をした。
そして社会人3年目の頃だ。
あるきっかけで、筋トレにハマった。。
そこで知り合った先輩をきっかけに、ボディメイクのコンテストに出ることを決めたのだ。
※身体の健康美を競う大会
気づけば、パンツ一枚でステージに立っていた。
そして、なんと予選を通過し、全国大会の舞台に立っていた。
翌年も全国大会に出場し、野球の頃には、県大会すら行けなかった男が、たった2年間2度も全国大会に出場したのだ。
と思えた。
完全にリミッターが外れたという感じだろうか。
いい意味で、周りの目なんて気にならなかった。
やはり、不安になる場面はある。
最初の1歩は怖いものだ。
この記事を書いてみて過去の自分に勇気をもらえた気がする。
これからも、不安になったりすることは、あるだろうが、ビビらずに1歩目を踏み出していこうとここに誓う。
|あとがき
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
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