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中合福島店、8月末で閉店へ

時代の流れですね。

福島の老舗デパート「中合」が、8月末で閉店することがわかりました。

昭和生まれの筆者としては、中合に行くというのは「街に買い物に出かける」ような、気分の上がる雰囲気。最近はほとんど行かなくなってしまいましたが、小さい頃は家族とよく行ったものでした。今では考えられませんが、バブルの頃にはエレベーターガールがいた記憶があります。

母親と祖母と3人で中合に行くことが多かった私。母と祖母は洋服・雑貨などを見て、筆者はテレビゲームのコーナーで新作ゲームをチェックしていました。買い物が終わると、中合3階にある東京風月堂でお茶をする、というのが決まった流れ。地方の物産展などもしばしば開催されており、特に京都物産展にはよく出没した覚えがあります。

中学に上がった頃、隣のビブレ跡に「中合・2番館」がオープン。2番館には本屋があり、書籍を買う時のほか、学校指定の教科書・参考書を買う時にも訪れました。私は県外の大学に通っていたのですが、ここの本屋は専門書も充実していたので、帰省がてら立ち寄ることも。

なお、中合の場所には18階建の高層ビルができるようです。

商業施設のほか、公共施設やマンションもできる模様。かつての商工中金のビルや旧コルニエツタヤあたりを一気に開発するみたいですね。この再開発に中合は参加しないようで、寂しい気持ちもありますが、新しい商業施設に期待ですね。

中合などを含めたビル群の解体は2022年度(予定)。しばらくは廃墟となりそうですが、最期の雄姿を見届けたいと思います。

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