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5月9日放送分『青天を衝け』プチ解説

いよいよ一橋家臣編が始まりました。渋沢たちも一橋家の家来となり、農民から無事に武士となることができました。今回は、超有名な人物も多数登場。ワクワクが止まりませんね。

というわけでさっそく青天を衝けのプチ解説に参ります。

1.五代才助

のちの五代友厚ですね。連続テレビ小説『あさが来た』同様、ディーン・フジオカが演じています。「東の渋沢、西の五代」と呼ばれるほど、2人は比較対象となる存在ですが、歴史の教科書では「開拓使官有物払下げ事件」で登場するため、ある意味不運でもあります。

2.土方歳三

新選組の副長。これまで様々なドラマで、いろいろな俳優が演じました。戊辰戦争では、箱館五稜郭まで転戦していることからも、いかに幕府を信奉していたのかがわかりますね。この人も農民出身であり(のちに行商人に)、ある意味渋沢と同じ境遇です。

3.大久保一蔵

のちの大久保利通ですね。西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と呼ばれます。明治政府においてその力は絶大で、初代内務卿に就任しています。まさに政府の中枢の中枢でしたが、1878年に紀尾井坂付近にて暗殺されてしまいます。ちなみに、玄孫に麻生太郎氏がいます。

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以上、5月9日放送分『青天を衝け』プチ解説でした。幕末に死んだ人、明治まで長生きした人など、維新志士にもそれぞれおりますが、一人ひとりに焦点を合わせてその生き様を追ってみると、より日本史を楽しめると思います。

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