こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。
今回も「今と未来がわかる半導体」の要約記事となります。
毎度繰り返しになりますが、この本については
半導体の基本
半導体のしくみ
半導体のつくり方
半導体業界を探る
半導体の最新事情
半導体の歴史と未来
という構成となっています。その中で、特に参考になった1~3の内容について、3回に分けて要約していきます。
今回は、3の「半導体のつくり方」についての要約(後編)となります。
特に半導体製造装置においては、
東京エレクトロン
アドバンテスト
SCREEN
ディスコ
など、世界でもトップシェアを誇る日本企業が多くあります。今回の記事では、半導体製造工程においてこれらの有力メーカーがどの工程に関係しているのかなどについても最後に取り上げます。
※1の「半導体の基本」、2の「半導体のしくみ」、3の「半導体のつくり方(前編)」については、こちらから参照ください。
③半導体のつくり方(後編)
前工程(デバイス形成)~エッチング
前工程(デバイス形成)~不純物注入
前工程(デバイス形成)~熱処理
前工程(デバイス形成)~平坦化
前工程(デバイス形成)~ウエハ検査
前工程(検査)~ウエハ電気特性検査
後工程(組付け)~ダイシング・ダイボンディング
ここから後工程に入る。後工程とは、前工程でつくったシリコンウエハを製品の形にする製造プロセスで、組付けと検査に大別できる。
後工程(組付け)~ワイヤーボンディング・モールド
後工程(検査)~最終検査
こうして長い長い工程を経て、最終検査に合格したデバイスだけが出荷されることになります。そして家電やスマートフォン、パソコン、自動車などの最終製品に組み込まれていくわけです。
製造工程における主力企業
3つ以上の製造段階において高いシェアを有するプレイヤーは赤字でハイライトされています。前工程における東京エレクトロンのシェアの高さが際立っていますね。
私たちが普段使っているスマホや車などにも多く使われている半導体ですが、もはや我々の生活からは切っても切り離せない存在です。
そして、指の上に乗るほどの小さな1つのチップを作るにあたり、これほどまでに多くの工程を経ていることが分かります。
半導体がもたらす経済効果は計り知れません。そのため、莫大な予算や人材を投下して世界中の国々が日夜開発競争に励んでいます。
ここ最近は半導体関連の記事が続いたため、次回からは資格関連(宅地建物取引士)や旅行関連について執筆予定です。
それでは、今回はこちらで失礼します。