2024年7月30日 米国株式市場の動向解説
■記事を読む時間の無い方向けサマリー(要約)
端的にまとめると以下の通りです。
下記の内容を詳しく知りたい方はこのまま記事を読んでみて下さいっ！
①SP500暴落サイン(-10~20%↑)：未点灯
②SP500急落サイン(-5~10%)：70% 反転してくれ、、、
③購入可否：短期枠は待機。長期枠は変更なし。
④株価トレンド：下落トレンド発生中。
⑤その他(１)：私の短期ポジションについて
現在はちょこちょこ逆張りで含み損覚悟で購入し始めています。(非推奨)
全体的にまだ下がりそうですが、結構割安になってきている為です。
といっても全体の待機資金の5分の1以下です。状況により多少減らしたり、追加したりもするつもりですが、
あくまで本腰入れるのは上昇波動をしっかり確認してからになります。
速報ベースでは各種経済指標や購入時の戦略等、Xで毎日呟いていますので、そちらもフォローしてもらえたら幸いです。
⑤その他(２)：日本株について
日々空売りしまくっています。今の相場は空売りに適していますね。
日本株も米国株同様、下落トレンド発生中です。米国株より長引きそうな下げ方をしていますが、早く上昇トレンドに回帰してほしいな―と思いながら毎日空売りしてます。(笑)
今の空売り主力銘柄は8708アイザワ証券。直近で株価数倍になったこと、綺麗な直線下落中であること、決算通過後で安心なことが選定理由です。
注意は、出来高が少なく板がスカスカの為、ボラティリティが高いことですね。日に±5%ぐらいは普通に動きます。
こちらもXにてガンガン投稿しています。
⑤その他(３)：米国の経済指標発表について
これもXにて投稿済みですが、
今週の経済指標は画像の通りで大きく動きそうなのは、
8/1のFOMC声明+政策金利発表、失業保険申請件数、
8/2の失業率発表とかかなと考えています。
今週は荒れそうなので、資金のほとんどは現金にしてあり、一部で逆張り中。 基本は順張りの方が勝率高いので、上昇波動を確認したら攻め始めます！
⑤その他(４)：米国の大統領選挙年のアノマリーについて
Xで投稿したら反響があったのでこちらにも掲載します。
今年は大統領選挙年ですが、その時のSP500のパフォーマンスは画像の通りで、今回の急落局面もバッチリ当てはまってます。(青線が選挙年)
なので過去のアノマリーから言うと今週辺りから爆上げします。9月終わり頃また急落するので要利確ですが。
信じるか信じないかはあなた次第！(笑)
では本編に入りたいと思います。
<記事で使用している短縮用語>
＊EN＝エントリー(株購入の意味)
＊EX＝エグジット(株売却の意味)
＊TP＝ターゲットポイント(利確地点)
■S&P500指数チャート分析
7/29(月)クローズ時点のSP500の日足チャートになります。
トレンドラインだらけで恐縮ですが、図の通り、黄色い線の中期トレンドラインにて反発中です。ここは割らずに耐えて欲しいですね。
また、Xでもポストしましたが、今週は重要な決算が多く、
30日はMSFT、AMD決算、31日META、QCOM、ARM決算、1日AAPL,AMZN,インテル決算があり、米国株全体が動きそうですね！
焦らず反転の兆しが出てから攻めて行きます！！
■NASDAQ100指数(QQQ)のチャート分析
7/29(月)クローズ時点のナスダック100指数(QQQ)の日足チャートです。
中期トレンドライン付近にて弱く反転中。
ハイテク関連は引き続き弱いですね。まあ下がった分、戻るときの上昇も大きくなるので、未来の利益が増えていると思って気長に待ちましょう！
■SOX指数のチャート分析
7/29(月)クローズ時点のSOX指数の日足チャートです。
前回記事で、
”これまでのチャートを分析した結果、今回の下落の最終地点は図内の”下値目途か”の吹き出しの所かなと予想しています。”
と投稿しましたが、7/25日にヒゲ先でちょうどその辺まで下落しました。
その後の展開も予想済みですが、細かい話はSOX特化記事にて書いてますので、そちらをご参照下さい。
現在は中期トレンドラインにて奮闘中ですが、ここを割ったら197$付近(現在値から約-13%)まで下落する可能性があります。
■S&P500 恐怖、強欲指数について(市場センチメント指標)
7/30時点のS&P500種指数の恐怖、強欲指数は46pt(7/22時点：50pt)となっております。主に大きい下落がハイテクや大型株に偏っていることから、SP500の本指数はまだNEUTRALです。
小型株のラッセル2000やバリュー銘柄が上昇している為、それらも含まれているSP500の恐怖指数はまだ下落していません。
逆にいうとそれらも落ち始めてようやく相場の大底になる可能性もあるので、ここからが下落トレンドの正念場かもしれませんね。
引き続き市場の変化をチェックしていきます。
■米国債券の長短金利差(逆イールドの深さ)について(暴落予知)
7/29時点の逆イールドポイント：-0.19pt (7/22時点：-0.24pt)
じりじり上げてきています。
このまま解消に向かうのか、注意が必要です。
＊2022年7月より発生している”米国10年国債と2年国債の金利差を示す逆イールド”は依然としてマイナス域におります。
歴史を振り返ると、この逆イールドがマイナス圏からプラス圏に転換するタイミング付近にリセッションが発生している為、本指標も常にチェックしておくべきと言えます。
■米国の失業率推移(暴落予知)
＊米国の失業率推移は月に一度更新されますので、更新されたタイミングで掲載しています。
今週また発表されるので次回の記事では更新されていると思います。
速報はXにてご確認お願いします。
(前回記事時点)6月時点で4.1pt
4,5,6月と3か月連続の上昇です。ここから先はより一層変化を注視していく必要がありますね。
＊歴史を振り返ると”失業率が急上昇するときにリセッションは発生している”為、本指標も常にチェックしておくべきと言えます。
徐々に上昇してきているため、要注意です。米国失業率が急上昇する兆しがあればすぐにアナウンスします！！
■S&P500 プットコール・レシオの推移について(逆張り指標)
7/26時点のプットコール・レシオ：0.90pt(7/22時点:0.83pt)
微妙に上昇中。
日々ウオッチしていますので、たまにくる絶好の押し目買いポイントに到達したらすぐにアナウンスいたします。
＊プットコール・レシオが1.1以上は買い推奨、1.2以上は最高の購入ポイントと言われています。
■BPSPX指数(Bullish Percent Index)について(トレンド分析)
7/30時点のBPSPX：66.20pt (7/22時点 : 67.60pt)
引き続き株価は下落しましたがBBSPXは上昇しています。
この指標だけをみればまだ買場と言うには程遠い状況ですね。
＊過去から分かるように、BPSPXは80pt付近で天井を付ける傾向があるため、80pt付近まで上昇した場合は一時売却も検討すべきかもしれません。
逆に20ptを下回るようなことがあれば買い増しを推奨します。
またその時が来たらアナウンスしますね。
・総評
中々気持ちよく上昇する日がなくて寂しいですが、未来の利益が増えていると信じて気長に待ちましょう。
大事なことは、相場から離れないことだと思っています。
相場とずっと向き合っていれば、その内流れが変わったら察知できると思います！その時が来たらリスク取って攻めて行きましょう！！！
今回の記事は以上となります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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■執筆記事について
日々忙しい個人投資家の皆様に代わって”市場動向を調査"、“分析”し、
１日１記事を見れば株式市場の現在地(買い場なのか、売り時なのか、暴落が発生しそうなのか、株価が急上昇しそうなのか等)が分かるように内容をまとめて投稿していきます。
その他、マネーリテラシー向上につながる情報発信や、各種テクニカル分析の解説なども行っていきたいと思っておりますので、資産運用に興味のある方は是非フォローをお願いいたします。
※実際の投資判断については自己責任でお願いいたします。
※特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
■個人投資家【ケイ】について
私は35歳、妻子持ちで無職のサイドFIRE民です。(今は無収入です、、)
これまで合計3年間、世界40カ国以上を妻と旅してきた経験から、
サイドFIREを着実に実現し、娘(もうすぐ2歳)を連れて今度は家族３人で世界中を旅することを夢見て日々投資と副業を頑張っています。
毎月の生活費はギリギリ投資益から賄えていますが、さすがにこの資産では夢は実現不可能なので、手探りながら色々と副業を始めています。
また、現在の金融資産は2300万円～2500万円(日々流動してます)で、
信用枠及び長期積立インデックスを入れた株式の総買いポジションは2024年7月22日時点で1600万円程となっております。
４年程前に投資を始めてから投資にドはまりし、以降は毎日経済ニュースと株価分析をしてきました。もはや趣味の領域で、変人とか言われます。笑
これまで培ってきた金融知識と、私自身の為にもなっている米国株のトレンド分析などをNoteで発信していき、
個人投資家の皆様と一緒に資産を増やしていきたいと思っておりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします！
＊世界の旅写真も載せたり載せなかったりしますので、
お金の話ばかりで疲れた時にでも現実逃避してみて下さいっ！笑
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■今回の旅写真
あまり期待されてもいないでしょうけど、今回は割愛させて頂きますね。
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