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ベルエポック期*アンティークジュエリーボックスの蒐集ノート

Belle Époque―ベル・エポック。19世紀末から第一次世界大戦が始まる1914年までの、この「美しき時代」と名付けられた、この時代ならではの優美なデザインで作られたアンティークに心惹かれます。

私のコレクションノート第二回目は、ベルエポック期のものを中心としたガラスのジュエリーボックスを集めてみました。儚く煌めく面取りのベベル硝子からシルクサテン生地が見えるエレガントな佇まい、繊細で華やかな装飾。形も様々で、六角形型・楕円型・家具型・ドール用のミニチュアサイズ型などなどバラエティ豊富です。そっと蓋を開いて、中に大切な小物を閉じ込めれば、そこには小さなアンティークボックスアートの世界が。

斜めに切り取られたフォルムが美しい、懐中時計用のアンティークジュエリーボックス。

こちらは、キャビネット型のジュエリーケース。精巧でラグジュアリーなデザインがとても素敵!大き目サイズで目を奪われます。

こちらは、六角形に切り取られた空間とピンク色サテン張りが美しいタイプ。

こちらは、横幅が僅か約2.8~3.0cmほどの、希少なドール用ミニチュアサイズのアンティークジュエリーボックス。人間用のジュエリーボックスと違わぬ綺麗な細工が施されています。

こちらは、とても珍しいセダンチェア(ヨーロッパで17~18世紀頃に用いられた、中に座った人を運ぶための輿)型のアンティークジュエリーケース。窓のデザインや各部分の優美なモチーフはもちろん、このセダンチェアの特徴的な形が空間に浮かび上がると、そこはかとなくミステリアスな雰囲気が空間に漂うような、不思議な存在感あるお品でした。

他にも様々なアンティークのガラスジュエリーボックスをサイトにてご紹介しています。



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