本当の仕事って何か？働き方が根本から変わる時代に思うこと

強制的な働き方改革？！

働き方改革ということが、意図せず、半ば強制的に進んでいる。長時間労働の問題や、生産性の向上、子育てや介護との両立など、様々なことに焦点があたっていたのだけど、そもそも、”働き方”って何だろうか。

ワークスタイルは、様々。その日ごとに現場に行ったり、毎日会社に通勤したり、ノマドのようにカフェや自宅など場所を問わないスタイルもある。不動産所有者や投資家のようなスタイルもある。

誰もが、これまでの人生の中で、何かしらの”ご縁”があって今の仕事をしている。ずっと夢にみていた仕事かもしれないし、何となく流れ着いた仕事かもしれない。もしくは、全然、やりたくないのに他に選択肢がなくて、やっている仕事かもしれない。

緊急事態宣言の発表を受けて、リモートワークに切り替えられた仕事もあるし、どうしてもリモートワークにはできない仕事もある。何れにしても、既存のワークスタイルに、何らかの影響を受けている人は多い。

ところで、”本当の仕事”って何だろう？

・生活のために(とりあえず）働くこと
・忍耐で修行で苦行として過ごすこと
・決まった時間、”そこ”にいること
・給料をもらうこと
・お金を稼ぐこと
・人生の暇つぶし
・自己実現のツール
・やりたいことをやること
・趣味のひとつ
・面白いアイディアを考えること
・新しい価値や技術を生み出すこと
・サービスや価値を提供すること
・人を雇うこと
・ビジネスを動かすこと
・政策を決めること
・誰かのために時間を使うこと
・自分のために時間を使うこと
・・・・・

そうだと言えるかもしれないし、どれも違うかもしれない。ここに挙げたのは、ほんの一部で、他にも、色々な見方や考え方がある。

ただ、どの仕事も、必ず何らかの”意味”や”価値”があるから存在している。もし、何の意味もなく、何の価値を生み出すこともなく、誰一人として必要だと思う人もいなくて、誰もやりたくないことだったら、その仕事は、仕事として成立しない。一つ言えることは、仕事の意味づけや重み付けは、人によって違う。

ちなみに、私の定義は「”本当の仕事”とは、誰かを幸せにすること」

大人の在宅勤務は子どもにとっての社会勉強

私自身、この3月・4月のワークスタイルには大きな変化がある。いくつかの仕事は、キャンセルになったものもある。でも、悲観的に感じてはいない。

つい、数ヶ月前は、こんなに多くの時間を、自宅で過ごすことになるとは思っていなかった。保育園からも、登園自粛の協力要請があり、娘（５歳）も一緒に自宅にいる。

確かに、小さな子どもが一緒にいると、仕事への集中力は、そがれることもあるけれど、それ以上にいろいろな発見もあるし、逆に、新しいアイディアが湧いてくることもある。（そもそも、家族を幸せにできない仕事だったら、何のために働いているのだろう。ボソッ）

子どもが一緒にいる環境で仕事をするなら、大人が楽しく働いている姿を見せてあげたらいいなと思う。子どもは、大人を見て自然に学んでいく。これほど身近に、社会勉強ができる機会もない。大人がワクワクしながら働いていたら、子どもは働くことが待ち遠しくなる。

効率は悪いけど、子どもと雑談をしながら仕事をすることが、後々、役に立つかもしれない。幸せな職場は、実は結構、雑談が多い。

新しい仕事を生み出す

コロナウイルスは、働き方改革を推し進める劇薬だなと思う。危機的な状況が、短期間で、様々な働き方や、様々なサービス、アイディアがうみ出している。

しかも、そのいくつかは「仕事＝金を稼ぐこと」より「仕事＝誰かを幸せにすること」に力点がおかれているように感じる。

もし、仕事がお金を稼ぐことだけだとしたら、劇薬コロナウイルスがもたらした”働き方改革”への効能は、何も変わらないし、コロナウイルスの感染連鎖も、いつまでも無くなることはないだろう。

だから、通勤や移動の時間が減って、ほんの少し、時間ができたとしたら、こんなことを考えてみても良いかもしれない。

・自分の内面にスペースを作る（考える余白を持つ）
・自分がやりたいことを考える（自分のエンジンを持つ）
・自分ができることを考える（すぐに成功体験が積める）
・今の仕事で本当にやるべきことだけやる（無駄な時間を無くす）
・新たに身の回りにある問題・課題を見つける（ここが新たな価値創造）
・誰が幸せになるのかを考える（誰も幸せにならないなら辞める）
・問題解決案、課題案を考える（人と一緒に考えるのも有り）
・なるべく小さくて、すぐできることを、実行する（結果をみる）
・やってみたことを発信する（次の誰かの役に立つかも？）

どんなに小さなことでもいいから、
自分がやりたいことで、誰かを幸せにする「アイディア」を仕事にする。
「アイディア」のタネを見つけたら、それを大きく育てる。

誰かを幸せにする仕事は、人生を精神的に豊かにする。
その結果として、経済的に豊かになる。

今日もワクワクする仕事をしよう！

人生をより良いHappinessで満たしたい方に、届きますように。yoko

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