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【絶対お得】ホテルをお得に予約するには?【現役ホテルマンが伝授】

こんにちは。


現役ホテルマンVtuberの犬養です。

本日はホテルをお得に予約するにはどうすればいいかを記事にします。

今回記事にするに当たりネットで「ホテル 安く泊る方法」といった感じで検索し一通り記事を読み漁ったのですが、
ほとんどの記事に記載がないホテルマンだからこそ知ってるお得情報もありましたので余すことなくお伝えします。


1:値段が安いのは公式!

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お得にも様々なベクトルがありますが、「値段が安い」という意味ではホテルの公式サイトがベストです。

おそらくどの業界に関してもそうですが、顧客がよりアクセスしやすいよう、他のホテルの予約状況と比較できる「代理店(=仲介業者、旅行業界ではエージェントと呼ばれる)」が存在しますが、
代理店で予約すると「仲介手数料(=マージン)」が上乗せされるため割高になります。

その点公式サイトからの予約はマージンの上乗せが発生しないため、公式サイトでの予約が一番リーズナブルになります。



2:待遇が良いのは大手エージェント!

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この内容、他の記事にはまったく見当たりませんでした。

「年間○○日ホテルに泊まる私が教える」的な記事にもありません。これは完全にホテルマンだからこそ知ってる情報です。


結論から言うとエージェントのメリットは部屋が良いです。

良いというのは広さとか眺望においてです。


その理由は以下のとおりです。

そもそも上述の通り大手エージェントでの予約はマージンが上乗せされ割高で販売されています。
多くの記事では「大手エージェントで予約はしないのがベター」と書いています。

ですが、特に大手エージェントともなると利用者が多く、口コミでの評価が予約獲得に影響します。

利用者はエージェントのページに記載のある口コミの点数を少なからず参考に予約を検討しているはずです。

点数が高ければ予約が増え、低ければ減ります。


そうなるとホテル側の心理としては、獲得を上げるために、多少の優遇を行ってでも、口コミで良く書いてもらおう、という考えになります。

例えば、

・同じ部屋タイプでも眺望がいい/ 広い/ 新しくて清潔な部屋にアサインされる(アサイン=部屋の割り振り)
プレゼントがあったりする(特にヘビーユーザー、グッズだったりドリンクだったり)

などが挙げられます。


なので、同じ部屋を予約するにしても、
★公式サイト経由での予約はより安く、(言ってしまえば)無難な部屋に、
★大手エージェントでの予約は割高だが、眺望や広さにおいて良い部屋に、

それぞれアサインされることが多いです。


なおこの優遇という点に関してですが、シンプルに「予約時に申告してみる」のはかなりオススメポイントです。

実は予約時にこういったニーズを申告してくる方は一握りしかいません。

逆に申告されると、要望を叶え良い思いをしてもらうことで、口コミを良く書いてもらったりまた利用してもらいたい、という考えが働き、同じ条件でも「良い部屋」にアサインされる可能性が高まります。(実際アサインします。)

よほど変なお願いでもなければホテルスタッフは応えてくれるので、臆さず伝えてみましょう。

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また、エージェントでもう一つ有効なのがポイントという制度です。(これは他のどの記事でも言ってる。)

エージェントを利用すれば、特定のホテルでなく、提携している他のホテルを利用しても「ポイント」がたまり、宿泊に還元できます。

このポイントはサービスに寄っては宿泊のみならずネットショッピングやその他サービスに充てることもできますし、その逆でネットショッピングなどで溜まったポイントを宿泊に充てることもできます。



3:記念日に宿泊する

この場合記念日というのは結婚や交際の記念日だけでなく、
誕生日(還暦や米寿などの長寿祝い含む)、卒業、入学、昇格、資格取得なども含みます。

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これは宿泊の料金には全く影響しませんが、上記の様な部屋の優遇(多少)の他に、プレゼントが付いてくるパターンが多いです。

甘味にチョコプレート金粉が付いてくるだけでなく、食事の内容に1品追加になったり、夕食時に日本酒やワインのボトルがサービスされたりプレゼントされたり、宿泊する部屋になにかプレゼントがあったりなど、ホテルによって様々です。

これらは当日ホテルに伝えても対応してもらえることが多いですが、部屋の待遇の面でいうと事前にお伝えしたほうがメリットがあるように思います。



4:平日に宿泊する

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以下は正直他の記事にも書いてあったり旅行好きな人には常識レベルの内容なので、ここまで読んでいただけたなら本望です。

この先は「さすが〜!知らなかった〜!すご~い!センスある〜!(以下略)」っていう方だけ読んでください


ちなみにこの内容もよくネットに転がる記事に書かれていますが、そもそも読者の論点と一致していないだろうなと言うのは承知で私も以下に書き記します。

ホテルにはレートという概念があります。

ざっくりいうと曜日や時期によって変動するよって話で、

曜日であれば週末、時期で言えば盆と正月、GWなどの大型連休、紅葉の行楽シーズンなどが、それぞれ割高になります。

その逆で、平日(特に日曜着や月曜着)は一週間のなかでも安く、

また年末年始開けの1月下旬や梅雨の時期などは年間でも安くなります。

正直先程も申し上げたように、こういう記事を読んでる人で、「じゃあ平日仕事安んで泊まりに行くか!」と言って仕事を休めるほどフレキシブルな職場に努めている人は少ないと思いますが。


5:早い時期に予約する

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これはホテルやエージェントによりますが、ほとんどの場合「○日前優待」といったプランがあり、通常価格より割安で販売されているケースがあります。

「○日前」がどの程度なのかは、それこそホテルやエージェントによりますが、3〜6ヶ月を基準に、それ以上早く予約すると割引、というケースが多いでしょう。

旅行に行く時期が決定しており、宿泊先も目星が付いたのであれば、もうサクッと予約してしまうのがいいかもしれません。


6:前日や当日に予約する

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こちらは上記の逆で、直前に予約するというパターンです。

こちらに関しては、4の「○日前優待」ほどポピュラーではないかもしれませんが、要は「売れ残るくらいなら安くしてでも売りたい」という心理があるためです。


日々ホテルで勤務していても当日や前日にキャンセルが入ることは珍しいことではありません。

仮にそうやってキャンセルが直前に出た場合、キャンセル料をもらうとはいえ機会損失のダメージがあります。

その結果割安のプランが突如前日や当日に販売される、というからくりです。

とはいえこれはキャンセルがでないと販売も無い為、最初からこれを狙って予約するのは非現実的。

偶然にも連休ができたから「そうだ、京都 行こう。」くらいのフットワークでないと活用できないケースかも知れません。


以上、本日はホテルにお得に宿泊する方法をホテルマンならではの見解を踏まえて6つ紹介致しました。


近くこちらの記事を動画にしてYouTubeにも投稿しますのでよろしければぜひ御覧ください。


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