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【徹底解説】タトゥーの痛み完全ガイド

こんにちは、タトゥーのあるサラリーマンこと、いぬと申します。

本記事では、タトゥーを入れた私自身の経験や、
自身の周りで入れている知人の実体験をもとに、

タトゥーの痛みについて徹底解説していきます。

これから入れようと悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。

また、タトゥーを入れる予定であり、
その上で会社員として企業で働く予定の方向けに

・タトゥーがありながら会社勤めをするとどうなるのか、バレたらクビ?
・タトゥーがOKでお金も稼げる会社はどこ?(実社名)
・どんな隠し方をすれば会社に絶対バレない?

といった、よくあるQ&Aをこちらの記事でまとめています。

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ご興味がございましたらぜひお読みください!

痛みを知る前に

「タトゥーは痛い、痛そう」という意見から、「実際入れてみたけど案外痛くなかった!」など、

タトゥーの痛みにはさまざまな意見があります。

なぜこのように意見が分かれるのか。

もちろん、人によって痛みに対する強さが違うなど、個人差の部分もありますが、
1番の理由は、タトゥーを「体のどこに入れるか」で大きく痛みが異なってくることが挙げられます。

また、タトゥーを入れるといっても、

筋彫り→ぼかし→カラー

というステップで基本的に行われています。
(デザインによってカラーの有無などは変わります)

絵で例えると、下書きや色を入れたり、立体感をつけたりするようなものにあたり、これらのどの段階かでどう体に針を刺すのかの方法も異なります。

針の刺し方が違えば痛み方も異なってくるので注意が必要です。

筋彫り・ぼかし・カラーという彫り方によって痛みが異なる
体のどこに入れるかによって痛みが異なる

段階ごとの痛さ

先ほど説明したように、タトゥーを入れるといっても
筋彫り→ぼかし→カラーというステップがあると述べました。

ここでは、それぞれのステップごとにどのような痛みが生じるのかまとめていきます。

筋彫りの痛さ

まず初めに行われるのが筋彫りです。
塗り絵でいうと、色を塗る前の枠の部分を作っていく段階です。

線でタトゥーの全体的な形を描いていくものと思ってください。

で、ここではこのように形どっていくわけですが、
線を入れていくわけで、鋭利で尖った針で体にグサグサ墨を入れていきます。

あくまで個人の所感ですが、3つのステップの中で一番痛いのがこの筋彫りです。

イメージとしては、シャープペンの先でガリガリする感覚に近いです。
ただ、痛いことは痛いですが、失神しそうになるほどの痛みではないです。
言っても所詮外傷の範囲ですので。

(ぎっくり腰とかの方がヤバいです)

ぼかしの痛さ

筋彫りで線を入れた次に、ぼかしという施術を行います。
タトゥーに濃淡をつけ、立体的に見えるようにしていきます。

筋彫りでは体にくっきりとした線を入れていきましたが、ぼかしでは広範囲に着色していきますので、また異なる針を使います。

針の本数は筋彫りで用いたものよりも多くの本数となっており、浅く広く彫っていきます。

イメージは、肌をやすりで擦るような痛みです。

痛くないということはありませんが、筋彫りと違ってゴリゴリと彫り込むというよりはサッサッと素早く彫ることが特徴なので、筋彫りよりかは痛くありません。

カラーの痛さ

最後にカラーです。名前の通り、色を入れていく作業になります。

ほとんどぼかしと似たような痛みですが、仕上げの部分のため、一度彫った箇所に重ねて何度も彫ることが多々あります。

そのため、ぼかしよりかはやや痛いですが、結局広範囲をまとめて彫るので、一番痛いのは筋彫りだと感じます。

そこまでビビることはありません。

まとめ

おさらいです。

筋彫り→ぼかし→カラーというステップでタトゥーを入れていき、段階ごとに痛みが変わってくるというのがポイントでした。

筆者の経験談や周囲の体験をもとに出た結論としては、筋彫りが一番痛く、その次にカラー、ぼかしが一番マシという結論に至りました。

もちろん、個人によって得意な痛み・苦手な痛みなどあると思うので一概に絶対この通りとは言えませんが、基本的にはこのようなものだと思ってもらって問題ないです。

体の部位別の痛さ

次は体のどこに入れるかで変わってくる痛みについてです。
想像して欲しいのですが、ペンの先を首に刺すか、肩に刺すかで痛みって全く違うと思いませんか?

基本的に人間は皮膚の薄いところや神経が多いところが痛みやすいとされています。

体でどこが痛みやすいかの図です。
赤くなればなるほど痛く、緑になるほど痛みにくい場所を示しています。

これは、タトゥーの施術による痛みでもある程度同じで、彫り師やデザイン、彫る当日の個人の体調や持病・怪我などによって多少変化はありますが、それら全てが同じ条件であれば概ね上記のような度合いだと考えてください。

ちなみにですが、男性よりも女性の方が痛みに強いとたまに耳にしますが、この図でも示されているように、あながちそれは間違いでもありません。

諸説ありますが、昔保健の授業でもあったよう身体の出来方、脂肪のつき方などによってこの差が生まれています。

それでは、身体のパーツごとのタトゥーの痛みについて細かく見ていきましょう。

(ネットの声を一部抜粋しています)

先ほどの図を見て分かる通り、男女ともに特に痛む部分です。

頭皮
・後頭部はとても痛いが、側頭部は後頭部よりも耐えられる
・脳に電撃が走るような痛み

顔面
・信じられない程痛い。どうしても入れたい人以外お勧めできない。
・かなり痛いが、小さいワンポイントなので耐えれた。


・かなり痛いが耐えれないことはない。
・頭部の中でもまだマシな方。

頭部ほどではないものの、よく入れている人が多い部分の中では比較的痛む部分です。

・かなり痛い。背中〜首に入れたが、圧倒的に首の方が痛かった。
・震えるぐらい痛かった。

上半身

痛くないことはまずないのですが、耐えられないことはない模様。
ただし場所によってはかなり痛みやすい部分もあるので、油断は禁物。


・複数箇所入れたが、一番痛くなかった
・余裕

鎖骨
・鎖骨の真上は痛いが、その付近などは我慢できるレベル
・皮膚が薄い部分だから怖かったけど、意外と痛くない


・そこまで痛くない
・乳首周りはめちゃくちゃ痛い、乳首付近まで彫る大きなデザインの人はかなり注意

背中
・あまり痛くないが、首の方に少しいくと痛い
・ど真ん中は少し痛いかも
・脇の近くも結構痛い

腕・手

腕に入れようと考える人は結構多いはず
実際人気の部位だと思います。

二の腕
・色んな部位の中でもあまり痛くない
・二の腕の外側は痛くないが、内側はそこそこ痛い

ひじ
・めちゃくちゃ痛い、心の準備をしておいた方がいい
・ひじの内側も痛いが、意外にも外側の方が圧倒的に痛い。つねっても全く痛くないのに。

前腕(ひじより下)
・正直全く痛くない。初めてのタトゥーにお勧め。
・外側より内側の方が痛い。外側は余裕。

手首
・余裕で我慢できる痛み。
・腕よりは手首の方が若干痛いぐらい、普通に耐えれる

手の甲・手のひら
・手の甲もまぁまぁ痛いが、手のひらの方が痛い
・手のひらはかなり痛い。トラウマ。


・神経が集まってるからか、とても痛かった。
・かなり痛いが、小さいデザインのため我慢できた。

お腹・腰

この辺りは人によっては脂肪も多いところで、あまり痛くないように感じそう。
しかし、意外なことに結構痛む場所らしい。油断禁物。

ちなみにお腹や腰回りなどのタトゥーは、施術後に脂肪がついたり極端に減ったりするとデザインが伸びたり縮んだりするのであまりオススメはしません(※私個人の意見です)

お腹(へその周り)
・ある程度肉もあるし、神経も集中してなさそうに見えるのにかなり痛かった。

脇腹
・お腹あたりも痛かったが、脇腹が死ぬほど痛い。
・冗談抜きで想像を絶する痛み

腰(背中の下)
・あまり痛くない
・普通ぐらいの痛みで耐えられる

腰(横側)
・骨盤部分など、骨の近くは気が狂うほど痛い。

下半身

腰から下の部分です。ふくらはぎに入れてる人はよくいますね。

おしり
・結構痛いが耐えられないほどではない。
・ヒップは敏感で柔らかいので、痛いことは痛い。

太もも
・前側は全く痛くない。ただ内側、裏側は痛い。
・余裕で耐えられる。

ひざ
・後悔するレベルで痛い。
・我慢したけど、我慢できないほどの痛み。

スネ
・スネは一番痛かった。
・本当に痛い。
・骨に近いのでかなり痛い。

ふくらはぎ
・前側は正直全然痛くない。
・裏側は皮膚が柔らかいので痛む。

足首
・思ったほど痛くない。痛いけど全然我慢できるレベル。
・彫られてるのが冷静に分かる感じ。そんなに痛くない。

足の甲
・かなり痛い。
・ジンジンするような痛みがある。

まとめ

ざっくりとネットでの声はこんな感じでした。
ただ、入れる部位だけでなく、その日の体調なども大きく関係してたりします。

特に、寝不足であったり空腹状態などであれば人間の身体は痛みに敏感になります。
施術の前日はお酒なども控え、しっかりとした体調管理を行うことで当日に感じる痛みも少し低減されるかもしれません。

ちなみに、本記事ではタトゥーの痛みについて解説しましたが、
「○○は痛いらしいから入れたくないなぁ」や、「◯◯は痛くないらしいし、入れるならここかな!」など、痛みはタトゥーの判断材料にすべきではないのが私の意見です。

目や性器など、特殊な場所であればやや考慮はすべきですが、基本的に感じる痛さに大小はあれど「入れて死んでしまう」ことはないからです。

痛みに怖がりながらタトゥーの場所やデザインを決めるのではなく、自分が100%納得する場所に好きなデザインを入れて、痛くても当日は歯を食いしばって我慢することをお勧めします。

タトゥーは一生モノで、妥協して入れるモノではないので。

また、繰り返しになりますが、こちらの記事では
タトゥーを入れながらも会社勤めしている筆者が、実体験をもとに

一般企業に入社する予定だけど、タトゥーを入れてみたいという方に向けて

ネットではあまり知れない、リアルな実体験レポートを余すことなく紹介しています。
約25,000字の超力作となっておりますので、是非お読みください!

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それでは!

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