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「空白」

自分も気をつけよう、、と思うような身近なことをきっかけに、今までのこと、いつものことが、明らかに狂い出すような、、

普段は人の不器用さを愛おしく、かわいく思えるような作品が好きで観ているんだけど、これはなんというか、嫌なところを嫌な感じに、真っ直ぐに見せてくるので、鈍くて重いパンチをずっと喰らわされておりました。

ただ、真っ直ぐに見せられる分、言葉の中の、誰かに対する想いの強さも ぐんと伝わってきたし、少しずつ変わり始めるとき、包むような、包まれるような気持ちで観ていました。

終わり頃にも、結局どこかで自分も人も護ってて。それがすっごく人間味があっておもしろかった。共存のかたちも、ひとつの正解があるわけじゃないのだな、とか。たまにはこんな、突き刺してくれる作品も必要だなと思った。目が冴える、、

↓若干のネタバレ↓

弟子の笑える(私だけ?)ポイントもおもしろかったし、あのお母さんの、流れ的に意外性のある言動は本当にすごかった。いろんな人の気持ちが見えていて、それを置かずにちゃんと持って生きている感じがした。

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