見出し画像

アダルト・チャイルドが自分と向き合う本

おはようございます。
今日は、私が自分と向き合うために取り組んだ一冊の本「アダルト・チャイルドが自分と向き合う本」をご紹介したいと思います。こういう自分の内面について書くことは、やはり少し抵抗がありますね。ですが、私自身、誰にも相談できず生きづらさに悩んでいた頃に、ネットで検索して同じように悩んでいる人のブログを読んだりするだけで、わたし一人じゃないんだなと思えたので書いていこうと思います。
それぞれの感じ方や考え方がありますが、この記事を読んで少しでも心が軽くなったり、なにかのきっかけになってもらえたらいいなと思います。

この本は、知り合いから教えてもらいました。
知り合いといっても、あるオンラインの講座を受けていた時に、一緒に受けていた方。なので実際に会ったことはないのです。けっこうオープンな講座で自分の内面についてお話をしていたとき、その方から初めて「アダルトチャイルド」という言葉を聞きました。
なんだかその言葉が引っかかって、アダルト・チャイルドについて調べてみたら、当時自分が悩んでいたことが当てはまったり、自分自身がそういう傾向にあるということに気が付きました。人との境界線があいまいだったりね。

アダルト・チャイルドについて知ることは自分に必要なのかもしれない。。。そう思って、思い切ってその知り合いの方へ連絡を取ってみました。そして教えてくれたのが、今回の本でした。
この本は読み物でもありますが、自分で取り組むためのたくさんのワークがあります。詳しい内容については書けませんが、私が一番やっていて、自分が変わったと思えたのは、鏡の自分に向かって前向きな言葉をかけてあげるワークです。
それは、自分の中での思い込みを変えていくことで、例えば「弱みをみせてはいけない」を「弱みを見せても大丈夫」などど言うように。
こうしなければならない、こうすべきだという考えや思いを一度疑ってみるのです。

私はずっとずっとずっと、自分に厳しい人でした。自分が嫌いだったし、自信もない。常に否定的な言葉を自分にかけていました。それはカウンセリングを受けるよりも前の話で、今はだいぶ自分に優しくできているし、人に頼ることも覚えつつあるので、そんな昔の自分を懐かしく思えています。
そんなだったので、初めて優しい言葉を鏡の自分にかけてあげたときは、ぽろぽろと涙が止まりませんでした。自分で自分のことをたくさん縛っていたなと、思いました。そして、その日から毎日毎日声をかけてあげました。
だんだんと笑顔で言えるようになっていきました。3カ月以上は続けていたと思います。すると、日常生活の場面で、頭のなかに肯定的な言葉が浮かぶようになっていったのです。いつも思っていた自分のなかの言葉が変わる感じです。

ハッピーな人といると自分がハッピーになるように、一番そばにいる私が前向きな言葉や優しい言葉をかけてあげることが一番大切だったんだと、今では思います。

他にも、子供のころに癒されなかった自分を癒すとか、いろいろなワークがありますが、どれも私の助けになりました。ただ、カウンセラーの方と一緒に、無理せず焦らずに自分のペースで取り組むことが大切です。私の場合、当時受けていたカウンセラーの方にワークをやったあとに話を聞いてもらっていました。私は参加しませんでしたが、アダルトチャイルド専門の自助グループもあるようです。

この本を見ると、当時の記憶が蘇ってきて、なんとも言えない気持ちになります。ただ嫌な記憶ではなく、よくやったね、わたし!とほんの少し誇らしく思える感じです。自分と向き合うことはしんどいし、辛いです。逃げ続けることもできます。だけど、乗り越えたらきっともっと生きやすくなるし、楽になります。
今だって、ついくよくよしたり、悩んだり、考え込んだり、嫌なことはあるけれど、その内容はいい意味で変わってきています。

コロナになったことで、オンライン化が一気に進んでいる現代ですが、やっぱり人と人とが直接会って、顔をみて、お互いの温度を感じながら対話することが大切だなと、改めて思っています。カウンセリングを受けることも。まあ、オンラインでできることはたくさんありますけどね!

長くなってしまいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?