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【報われないINTJ・INFJ】自分が間違っていなかったと思える瞬間は、たった一瞬あればいい

MBTI診断において、
INTJとINFJは似たタイプです。

どちらも内向型で、
1人で内省する時間を大切にします。

長期的なビジョンを持って計画的に日々を生きており、内に秘めた野心を持っています。

そんなINTJ・INFJですが、その特性ゆえ、日本社会では生きづらい傾向にあると思います。

INTJ・INFJは居場所を探し続ける人生を歩む

INTJ・INFJが生きづらい理由の一つは、
同じタイプの人が少ないからです。

どちらのタイプも割合的に非常に少なく、INTJ、INFJともに、全体の1~2%となっています。

とくに、女性のINTJは0.8%程度とも言われており、学校や会社で同じタイプの人と出会うことは稀だと思います。

私は、日常で同じタイプの人と出会ったことがなく、大人になってMBTIやエニアグラムを受けるまでは、「自分は脳に何か異常があるのではないか?」と思って生きてきました。

日本社会は協調性や輪を大切にする文化があるので、女性のINTJなんかは、想像を絶するほど生きづらいと思います。

だって女性って、トイレに行くのにも、
複数人でつるんでいきますもんね。

というのもあって、INTJやINFJタイプは、その人生全般において、居場所に悩み続ける宿命を背負っています。

子どもの頃にテレビで観た『E.T.』にすごく感情移入したのですが、INTJ・INFJって、地球に取り残された宇宙人みたいなイメージだと思うんですよね。

E.T.=スティーブン・スピルバーグ監督の映画。地球に一人ぼっちで取り残された宇宙人と少年の友情物語。

たぶん日常のほとんどの時間、報われない

INTJやINFJタイプの人は、自らの人生を通して痛いほどに実感していると思いますが、日本社会でうまく生きていくためのコツは、どれも多数派が得意とするものです。

  • みんなと足並みを揃える

  • みんなと同じことを考える

  • 常識を重んじる

  • 協調性を大切にする etc.

ゆえに、INTJ・INFJは、
報われないことが多いのです。

内省型のタイプは、頭が良いことが多いので、学校の勉強はうまくやれるかもしれません。

ただ、社会に出ると、媚を売ったり、根回しをしたり、内向型が苦手とする要素が成果を出す秘訣だったりするので、一人で内省してる人たちは、頑張りが報われないケースも多いと思います。

そして、仕事の環境を頻繁に変えたり、
「自分探し」みたいな方向に進んでしまったりします。

「自分だけがうまくいかない」みたいな思考になって、スピリチュアル的なものにハマる人たちもいるかもしれません。

それでも探し続ける必要がある理由

そんな人たちに言いたいことは、日常の報われなさや、悩んだ時間は、「たった一瞬でひっくり返る可能性があるから未来に向かって生きろ」ということです。

例えば、会社ではうまくいかなかったけど、起業したり、副業ではうまくいったり。

自分の全てをさらけ出せる人と出会えたり。
「この職場ならずっと働けるかも」と思えたり。

信じられる何かが見つかったとき、
自分が自分である所以みたいなものを許せるようになります。

だから今報われなくても、
他の人たちと比べちゃダメです。

仕事で評価されていて、
みんなにも愛されていて、

そういう人を見たときに、
「自分の人生なんて… 」と思っちゃダメです。

INTJ・INFJは、仕事ができて、幸せな家庭があって、心を許せる友人がいて、そういうインフルエンサーみたいな幸せを追うのはナンセンスです。

INTJやINFJは、刺激をあまり好まず内省を大切にするので、誰もが羨む刺激的な毎日なんてなくても生きていけます。

INTJ・INFJのオセロの局面は、たった一言とか、たった一つの出来事とかでひっくり返ります。

そしてその一瞬があれば、
その後の報われない日々も乗り越えていけます。

INTJ・INFJが追うべきは、
頭の中に思い描くビジョンです。

10年間を通して1日も報われなくても、そのビジョンが思い描けている間は、生きていくことができます。

ビジョンがあるのなら、それを信じて生きていくことが大事だし、悔しくても泣きたくても、何もかもが嫌になっても、追い続ける必要があります。

それがINTJ・INFJが生きていくための秘訣です。

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