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世界一やさしい問題解決の授業を読んで

お疲れ様です。本日はロジカルシンキングを身につけるべく代表の安田さんに薦め書籍を聞いたところ、

イシューから始めよ
仮説思考
思考・論理・分析
マッキンゼー式ロジカンシンキング
世界一やさしい問題解決の授業

こちらの5冊をお薦めされました。本日はこの中から購入した「世界一やさしい問題解決の授業」を読んでの感想を述べたいと思います。

まずこの本を選んだ理由からお話しします。一言で言うと簡単だからです。この理由だと頭悪そうなのですが簡単なものを選んだのには理由があります。理由として挙げられるのは2つ。一つは自分の思考の癖から、もう一つはコンサルティングという仕事を経験してみての所感からです。

自分の思考の癖から説明します。私は思考の癖として感覚的に物事を考える癖があります。そして感覚的に考えたものを説明するためにわざわざ難しい言葉を使ったり、ややこしい言い方をしてしまうことが癖であると業務を通じて痛感しました。私が務めるインターンは2、3時間おきに代表と壁打ち(ミーティング)を行うものです。つまり自分の感覚的な考えをわかるように伝えることが重要です。安田さんはとてもロジカルな方なので私はこの部分でとても苦労しています。この苦労を少しでも減らすべく、やさしい言葉で書かれたものを読み、自分の考えをよりシンプルでわかりやすいものにして伝えれるようになろうと考え、この書籍を選びました。

もう一つは、コンサルティングの業務を経験してみての所感からです。コンサルティングというのは、顧客が抱える課題を解決するお手伝いの仕事です。私は今まで、この業務はとても難しいもので、膨大な量の知識とビジネスの経験がものをいうのではと考えていました。そんな考えを持っていた私の業務上での考えはどんどん理解の得られないものに偏っていました。そんな時、安田さんとの壁打ちで目の覚めるような経験をしたのです。

「ビジネスの経験もそこまでないわけだから、身の回りの経験したもので考えよう。君は大学でもサッカーをやっているわけだからこれまでのサッカーの経験と照らし合わせながら物事を考えてみよう。今君が行っているのは小学生年代のサッカー選手に向けてのものなのか、プロ予備軍の選手に向けてなのかでいくとどっち?」

この言葉でハッと目を覚まされました。もちろん考えることは大事です。しかし、今、自分が何を考えているのかを理解し、その意図を持っておくということが人と関わる仕事をする上でとても重要であること。難しいことは難しいこととして独立した事象ではなく、必ず日常の何らかの事象と共通項が存在するため、わかりやすく例えることができることなどが一気に理解できた気がしました。

こういった経験もあり、問題解決において必ずしも難しい本を読むことが重要ではないと考えるようになりました。それどころか日常のことから物事の本質となるようなことをストックしいつでも引き出せる人こそコンサルティングにおいては必要な能力かもしれないと考えるようになったのです。そういった能力を持つ人になるには優しい言葉で問題解決の本質の型を身につける必要があるのではないかと考えました。

前置きが長くなりましたがこういった理由からこの「世界一やさしい問題解決の授業」を手に取りました。

ここから先は、ようやくこちらの本の感想について述べていきます。

こちらの本ですが、私が読んでみてとてもタメになりました。特に問題解決に必要な要素をMECEかつわかりやすく並べるロジックツリーをいかにして構築するのかに長けていると感じました。私が作るロジックツリーはいつも出す答えがある程度決まっているロジックツリーを作ってしまうので今回のようにどういうロジックツリーを作ることができれば問題解決に用いることができるのか、それは具体的にどんな場面かを知ることができたのは非常に有用でした。

他にこの本の中で個人的に良い示唆が得られたと思ったポイントは

問題発生から解決までの流れが提示されていること              流れの中での行動それぞれに注意すべきポイントが述べられていること

この2点です。もし購入を考えられているのであれば

問題解決する上でもっと打ち手の数を増やすしたいと考えている        原理原則を知りたい

上記に当てはまる人におすすめです。

この本の原則を忘れず、これからクライアント様の課題解決に励んでいこうと思いました。

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