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お金が人間社会のシステムとして必要な理由を知りたい。(2)

今回からは本を読んで得た知識、いろんなウェブメディアなどで得た知識をまとめて考えを書いていきたいと思います。


まず自分の考えの仮説として、お金という概念自体が今の社会ではないらないのではないかという仮定を立ててそちらの立場から思考していけたらと思います。SF小説を読むような感覚で読んでもらえればと思います。

お金は人の行動を制御するためにある。

お金がないことでやりたいことができない、物が手に入らないといったことはありませんか。人の行動が抑止されたり制御されていると思ったことはないでしょうか。
人類が適当にいろいろな資源を使い過ぎたりしすぎないためには素晴らしい制御システムじゃないか、と思えるのですが一方で、学習することや資源のリサイクル、新技術の開発などのことにも制御システムは作動してしまうのです。
社会的問題や個人的な問題が起きた際にお金の制御装置としての機能が働き、それを解決するかどうかはお金の有無により判断される場合が多いと思います。
お金が足らないということでこの制御システムは作動すのですが、お金が十分にある場合にはこの制御システムは作動せず、お金がある組織、人の関心の向く先では開発や問題解決が進みます。
この開発も資本主義という枠組みで動く世界では人間にとって必要なものの開発や問題解決というわけではなく、お金を増やすための開発や問題解決が基本的に進みます。
いいか悪いかは一個人ではわかりませんが、開発や問題解決が進むのにはお金を持っている組織、人が関心を持っているかどうかによって人類の進む道が決められていくということです。

お金が存在する社会システムの中ではお金がないと自分のやりたいことが制御されてしまうので、今の時代にはお金が必要になってくるんだなと思わされてしまいます

この思わされるというのがすごく重要なキーワードだと思うのでここについてもまた考えていけたらと思います。


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