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[旅行] バンコク・2018aw・07・アート〈BACC+BAB〉・写真・ぷちメジャー・情報

BACCとBAB

バンコク芸術文化センター
Bangkok Art and Culture Center 略して BACC
街で見かける「BAB」ってなに!

上から見下ろす螺旋構造の吹き抜け

外壁に大きくペイントがしてあり 吹き抜けのある建物が多い気がするバンコクの中でもバンコク芸術文化センター(BACC)の吹き抜けは洒落てる。ギャラリー、店舗とアート/映像スペースとパブリックスペースでも展示(写真に映る吊り下げもそうだけど)もあり 複合的な現代アートの施設。

オフィシャルサイトはタイ/英です。

ギャラリースペースでの展示は キチンと作品のコンセプトも表現の一部として展示が行われていた。しっかり教育されているんだなと(プロフィールとか撮ってる割に読んでません)感じながら

ストリートアートぽい作風(と手描きでアピールも)
別室では
白いギャラリースペースをうまく使って
なかなかうまく空間コラージュされてました

とても優しい目をした作家さんでしたが しっかりした細密に ツヤだけで作られた線の一発芸的抑圧感とか 訴えかける力の強い作品。
かっこいいね!と言ったら 今回用のカタログをくれました。

BAB 2018

バブ でいいのか「Bangkok Art Biennale 2018」の略。
2019年2月3日まで開催中ぽい BAB 2018は 今年初開催となるアート・ビエンナーレだそうで、芸術監督はアーティストのアピナン・ポーサヤーナン氏が務め インターナショナル・アドバイザーに南條史生、デヴィット・エリオット、リクリット・ティラヴァーニャらが就任しているそう。

公式サイト。ちなみにガイドブックは100バーツ(350円くらい)で A5サイズ1cmくらいの厚さのものをBACC1階で販売してました。
ここBACCだけではなく モールの中とかで なんかアートがあるなと思ったら この〈BAB〉ロゴがついた説明パネルがありますので 街歩きにも。

BACCの上階にある作品展示エリアは結構広いです。
この作品はスコッチのビニールテープみたいなもので繭のような通路をつくっているもの。中をひとが通れるようになっている(時間割制)

例によって見ていると写真忘れてしまうのですが 写真のように手で表現された作品と共に VRを使ったインスタレーションもあり 作家もアジア・中東を中心にヨーロッパなど多彩でした。

中のお店は本屋もぜひ

上階の展示スペースへ入るエスカレータのそば(だったかな)に BACCのこれまでの展覧会のものと思われる図録の販売や タイの芸術についての本などを売っている店がある。ビジュアルブック探すなら質は保証されてるし アートおみやげも売ってる。
happening」という洒落たタウン誌?を見かけることが度々あったが BACCに「happening shop」という まさにそのロゴのお店があった。タイ/バンコク・デザイン小物から タイの洒落た連中の今を垣間見られる。

そんなこともありますが 本屋がいいですよ。
旅先で本屋は遠い感じですが 中身はタイ語なんで全く読めない本も多いんですが 雑貨屋より日常的なアート感を表紙を眺めながら楽しめます。

そういったわけで

アート見ているだけのようで 頭を使って見ている のを〈コンセプト〉のようなカタチで言葉で伝えたりもするけど ビエンナーレを開催するほど アートが好き だったりするのが 本の装丁なんかでも感じられる。表現するのが好きなのか それともアートにチャンスがあるのか 余暇があるからという視点で言えば バンコクにはアートを消費するだけの教育もあるというわけだ。
本屋もモールにある以外に セブンイレブンでは雑誌も売ってたし 本を売っている場所は町にもあった。市街なら英語もタイ語もどちらの本も買えるようだし モダン・バンコクは面白い。

動きながら働きます