いい大人が横っ面を張られた時に

ライブインタラクション®️コーチの斧研雅子です。

前の記事で友人のヒーラーに気づかされた話を書きました。

それは突然だった

その時私は（比喩として）バーンと横っ面を張られました。

歳を重ねると段々と人からダメ出しをされなくなりますよね。反抗期のお子さんを持っておられる方とかは「グサッ」とくることがあるかもしれませんが、私は幸い（？）独女でして、そういう環境にありません。

会社でも上の立場になればそんな機会は減っていくし、今リハビリ中だから周りも気を遣って接してくれる。

介護している親にこちらがズケズケ言うことはあっても、親が言ってくる事なんかもう想定の範囲内だから、頭に来てもダメージは無い。

友人達とも喧嘩するような事は起こらないし、穏やかなもんです。

どうしてやられたのか

なんでその方に横っ面を張られたかと言うと、自分の今後についてアドバイスが欲しくて連絡したのです。

ちょっと久しぶりだったのと、友人ではなく敬意を持ってプロとして意見が聞きたかったのと、相手の現状は知らないのに勝手に相手が多忙だろうから、単刀直入にこちらの用件を伝えた方が良かろうと思って、凄い事務的にメッセージを送りました。

先ずこの時点で先方はイラッとしたようです。

帰ってきたメッセージがやはり事務的だったんですが、私はそれを「あー、やっぱり忙しいんだな。じゃ、ホントにこちらの希望だけ伝えて、相手の事情に任せよう。」と更に事務的に返信しました。

それもまた、相手を怒らせてしまったようです。

それでも、相手は（オンラインで）逢ってくれて、「（前回逢ってからこれ迄の間）どうだった～？」と、にこやかに聞いてくれたので、つい愚痴のように色々ぶちまけ始めたのです。

大きな振りかぶり

ストップが入ります。

「あんた、今日、何しに逢おうとしたんかい！単なる愚痴を言うためなんかい。前に進むために話をしたかったんじゃないかい！」

咄嗟に私は「近況を知らないと思ったので、先ずそれを伝えようと思って…」と言いましたが、この時やっと私は相手を凄く不快にさせていることに気づき、背中がゾゾゾッとしてました。
冷水を頭からぶっかけられた感じ。

「あんたの近況なんぞ、こちとらお見通しだわ！そんな糞みたいな話を延々聞かされたら、こっちはゲロるわ！」

たはは…。確かに。

カウンセラーや会社の人事担当の人にずっと「溜め込まずにとにかくネガティブな事を吐き出すこと。前はそれを全部飲み込んでいて自分が潰されたんだから。吐き出すことに慣れなさい。」と言われて、吐き出すことに専念していたのと、以前はその人に吐き出しを手伝って貰っていたから、つい以前と同じ感覚で吐き出してました。

でも、今回は前に進むために連絡を取ったのに、過去をあーだこーだと言っていても仕方が無いことでした。

「いいか？今からパンチを喰らわす。これ迄と違ってブッこむから覚悟しろ！」

飛礫が降りかかる

そこからベシベシバシバシボコボコです。

確かにキツくて何度も泣いたけど、その間に気付くことがバンバンやって来て、次々にいろんなものが剥ぎ落とされ、ドンドンと上昇して行きました。

「あんたは女王の気質を持っているのに、変に謙るからウザいんだよ！毅然とした態度を取ってろよ！それがあんたが言っている『自己受容』『自己肯定』になるんだろ？いい加減、自分は特別な存在だって事にOKを出せ！」

へへへ。
今まで自分を卑下することで自分を守ろうとしていた癖が又しても出ました。咄嗟に取る防衛行動です。そこを見透かされてガツンとやられました。

私と言う存在

キツい２時間だったけど、ヒントを沢山貰って、

私はこれ迄散々辛酸を嘗めて、経験値が物凄くあるんだ。これは私の宝だし、私に試練を与えてくれた人達はよくぞ私にその機会を与えてくれたものだ。この経験と知恵と愛を持って進むんだ！本当に共鳴出来る仲間と素晴らしい世界を造り出すんだ。

と宣言します。

私が出来ること

私は関わった一人一人を大事にします。だから、衝突もあります。ウザがられることもあります。
でも、一人一人の個性を見極めて、寄り添い伴走し、時に目標を示して進ませる力を持っています。

その事を忘れ道が逸れると、急に身体に支障を来すので、アラートとして利用できることが分かりました。

謝辞

久しぶりに逢った友人は厳しい言葉を投げ掛けてきたけど、凄く愛がてんこ盛りの言葉でした。その人に出逢えた私は本当にラッキーだし、こうやって繋がってくれて本当にありがとう！
泣きながらズタズタになりながら、でも口から出てくるのはただ『ありがとう」の言葉だけでした。

覚悟を決めた

今こそ私は殻を脱ぎ捨てて、変容して繭から出でて、新形態となった自分で飛び立とう。

新しい世界に進もう。
愛が溢れる、豊かな素晴らしい世界を創ろう！

私にはそれが出来るんだ！

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ライブインタラクションは私の敬愛する三輪えり花さんが、英国王立演劇学校（RADA）を教師の通訳をされながら、現場でその指導方法を見聞きされ、通訳した先生方から「あなたもこの学びをどんどんと教えてください」と言われたそうです。
私はその三輪えり花さんに役者として、演出家としてお教えを受けている時に、ライブインタラクションについて学びコーチャーとなりました。
現在は国際ライブインタラクション研究所の認定コーチです。芝居という私の大好きなアイテムを使って、周りが幸せになれたらいい。そのためにコーチになろうと思ったのです。
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国際ライブインタラクション研究所では、ライブインタラクションの基本的なレッスンを、どなたにも体験していただけるよう、無料のPDFレッスンテキストを配布しています。
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また、代表の三輪えり花から7日間の無料メールが受けられるシステムにもなっています。
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