死にたいと思った時に引き留めてくれたのは好きなものばかりじゃなかった

ライブインタラクション®️コーチのまぁこ…改め斧研雅子です。

前回の記事で自己紹介したし、「自己受容が~」と言っている自分が愛称で言っているのもどうよ!って事でフルで名乗る事にしました。
(よ~し、ばっち来い!)

私は死にたいと思った

適応障害に罹患し、現在は復職した私ですが、休職期間と言うか、発症してから暫くの間は確実に『死にたい』と思っていました。
ダンゴムシの様に身体を丸めて縮こまり、こんな自分は存在しても無駄だとずっと思っていました。
症状も改善しないし、ホントになんで今自分は生きているのか?って思っていました。

死に飛び込むのを防いだもの

以前、好きなものを通じて「自分は自分で良いんだ」を実感し自己受容が得られたと書きましたが、それはかなり症状が安定してきてからの事。
本当にドロドロで、倒れている期間、日々只生きている期間に死ななかったのは、一体なんだったのか?
それが、友人でもあるヒーラーの方と話している内にスコーン!とやってきました。

基本的信頼感

ここで、興味深いニュースがあったので引用します。リンク先は自死された芸能人に言及されていますので、閲覧注意です。
私が引かれた事は以下に引用していますので、そこだけお読みください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/83d846425e07813cc63033b04d0bdba71e3bc7c7

基本的信頼感とは、子どもの頃に両親から受ける無条件の愛によって獲得する感覚のこと。『あなたがたとえどんな子であっても、ここにいるだけで価値がある。生まれて来てくれただけで私は嬉しい』という愛情を受けることで、『自分は存在していい』『自分は誰かに必要とされている』『自分は誰かから愛されている』という感覚が醸成されます。小さい頃に基本的信頼感をしっかり獲得している子は、成長して心が傷つく経験をしても、一時的に落ち込むことはあっても、『自分を大切にしてくれる人がいるから大丈夫だ』と考え、回復させる力が働くので何事にも前向きになる傾向が強いのです。
「基本的信頼感が薄いと、『死にたい』という思いに襲われた時に“生”とつなぎとめている糸が切れやすくなるのです」  しかし、成長して作られる新たな家族や友人などに基本的信頼感を宿すことは可能だし、多くはそうなっていくという。  もちろん自殺は、いくつかの理由が複雑に絡み合った結果として至ってしまう行動であり、基本的信頼感だけで引き起こされる訳ではない。しかし、いよいよ死と対峙した時に、その人を「生」の世界に引き戻せる最大の力が、その人の持つ基本的信頼感であることは確かなようだ。 「死にたいという気持ちを自分の内面だけで処理し続けていると、その葛藤が頭痛や不眠などの身体症状として現れます。そしてその症状がいずれ抑うつ症状へと進んでいくのです。その点、家族や友人など“他者”に心の中のネガティブな思いを吐露すると、自分一人で処理していた葛藤が解放されるので、それまでの負担が大幅に解消されるのです。  ただ、すべての人が信頼できる人物をそばに置いているわけではない。いないからこそ孤独になり、その孤独が死への期待を増幅させることもあるだろう。

 人が自ら命を絶とうとするとき、その人を支配する「判断力」は適正な状態ではない。おそらくは一時的にせよ「抑うつ状態」に陥り、判断力と思考力が低下し、自分を責める状況を作り出しているのだろう。  そもそも死を決意するほどのネガティブ思考に浸ってしまった人に、自力でポジティブ思考に転換しろということのほうが非現実的だし酷というものだ。  

即ち
「自己価値」を見出だせば、死ぬと言う選択肢を選ばないだろう
と言っています。

ここで疑問が生じた

では、私は何故死を留まったのか?
私に基本的信頼感はあったのか?

答えはNOです。

そんなものあったら、適応障害になってなかったでしょう。むしろ小さい頃から親の愚痴の聞き役でした。

何が私を生に引き留めたのか?

ヒーラーの方と話をしていて、私はずっううううっと実母に対して恨みを持っていながらも、一方で障がい者の彼女を残したまま死んだら、どれだけ周りは困るだろうと思っていた事に気づきました。

会社に復帰したのも、母がしつこく私に「いつ治るの?」と言っていた事への証明だし、今定時に出社し、フルタイムで仕事をやっているのも、「どうだ!あんたの心配には及ばないぜ!私を構うのは止してくれよな!」と言う無言のアピールです。

と、言うことは母が私を生きる事を選ぶキーパーソンだったのです!

見えてきた真実

これに気づいた時、ドバーと涙が出て、でも彼女の役目は私の人生に置いて終了したんだ!と直感しました。

今まで母との関係はこんな事ではいけない、修復しなければ!と頭では分かっていたけれども、でもあの言葉が~とか、あの態度が~とか思ってしまって、面と向かうと凄く苦しかった。

そして、それを解決出来ない自分を責めて、それに振り回されて、益々苦しくなって、何故自分はこんなにも出来ないのか!と思っていたけど、それももうどうしようもないことだから、流れに身を任せていくのが良さそうです。

でそうなると、私が彼女を恨む必要はもう無いから、無事に私の人生の映画に置いて、彼女が出演するシーンは終わったのです。

祝!クランクアップ!
これ迄の功績を称えます!

囚われていた私

私に二度に渡り命を授けてくれた彼女に感謝しよう。私をこの世に産み出し、今再び生をもたらしてくれた。
それなのに私は母に対して恨み、厭い、避けてきた。
彼女が居たから今の私がある。
過去にどんな言葉を浴びせかけられ、どんな対応を取られ、それによって私が勝手に傷付いたけど、それは私がそう捉えていた事。

死ななかった本当の要因

だから、私は自己受容を得るために、確かに好きなものがとても大事だったけど、その前の命を繋ぐためには、彼女が鍵づめの様に私をこの世界に繋ぎ止めて居たのだと思う。

最後に

両親に告ぐ。

ごめんなさい
許してね
ありがとう
愛してるよ

まだモヤッとするのは、完全にはその囚われから逃れられて居ないようだけど、少しずつ風化させて行こう。

**********************************
ライブインタラクションは私の敬愛する三輪えり花さんが、英国王立演劇学校(RADA)を教師の通訳をされながら、現場でその指導方法を見聞きされ、通訳した先生方から「あなたもこの学びをどんどんと教えてください」と言われたそうです。
私はその三輪えり花さんに役者として、演出家としてお教えを受けている時に、ライブインタラクションについて学びコーチャーとなりました。
現在は国際ライブインタラクション研究所の認定コーチです。芝居という私の大好きなアイテムを使って、周りが幸せになれたらいい。そのためにコーチになろうと思ったのです。
------------------------------------------------------------------------------------
国際ライブインタラクション研究所では、ライブインタラクションの基本的なレッスンを、どなたにも体験していただけるよう、無料のPDFレッスンテキストを配布しています。
https://lit.iki-world.com/japan/institute/

また、代表の三輪えり花から7日間の無料メールが受けられるシステムにもなっています。
https://elicamiwa.us10.list-manage.com/subscribe?u=991440b1b066da1ca0957817e&id=c1896d0a5f
--------------------------------------------------------------------------------------
これをご覧になって興味が湧いた方はアクセスしてみてくださいね。

もしもお気に召しましたならサポートをお願いします.頂戴したサポートはライブインタラクション®コーチとして,貴方がより一層輝けるお手伝いが出来るように,自身の精進のために使わせて頂きます! (❀◕‿◕)♫♫♬ ありがとう♫♫♬(◕‿◕❀)