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いんてきふこ
2022年9月23日 13:48
作者の弘中さんは,「無罪請負人」と呼ばれるほど,世間が注目した大きな事件を無罪にしてきた弁護士らしい。その事件というのが,郵便不正事件小沢一郎 鈴木宗男薬害エイズロス疑惑などになるのだが,その一つ一つを詳しく説明して,どうして無罪を勝ち取ったのか…という事を書いてあると同時に,現在の日本の司法というか,何か事件が起きてそれを警察が捕まえて,検察が裁判に上げて争う…という仕組みに関して
2022年9月6日 11:26
薬丸さんの小説は,いつも大変重い。この人は軽いふわふわした純愛物とか,腹かかえて大笑いしお腹痛くなるとか,怖くて夜にトイレに行けなくなるなどの小説は書けないのだろうか…。とにかくいつも冤罪が多い(笑)(冤罪で言えば,アランパーカーの「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」という映画が秀逸である。こんな本読まずにこのDVD見た方が良い(笑))ホストが自分の部屋で頭から血を流して死んでいるのが見つかる
2022年9月1日 17:22
おかまの小説。おかまって正確な定義って何なのだろう。この小説の主人公「カーニバル真子」は,もともとは男だったが,ゲイバーに勤めだして大人気になり,テレビや雑誌では引っ張りだこ,最終的にモロッコで性転換手術?まで受けて,女性の体になってしまった。こんな人は何と呼ぶのだろう。あまりにもリアルというか,多分これは伝記的な作品ではないのか…と思い,読み終わって「カーニバル真子」で検索したら,なんとあの