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内在する二つの人格

ごきげんよう、今日も盛大に会社で暴れてきたサキです。
念の為言っておきますが、暴れたくて暴れてるのではありません。せっかくあちこちに確認して整合したことを理不尽にひっくり返されたため、盛大に暴れたのです。
「もうね、こんなにされたら私はストレスで禿げてしまう(I will lose all my hair and be bold with stress」って言って、一応相手も笑ってくれましたし、最終的になんとか決着ついたので(はず。また明日ひっくり返されるかも)、今日はよしとします。もうさ、モグラ叩きじゃないんだからさ、いい加減にしてよ。

で、本日も業務が終わり、「なんとか決着ついたなー」と帰路で一息つきながら、毎度のごとくkに「こんなことがあって、でもなんとか決着つけた」とLINEしていた時、自分に内在する二つの人格をはっきりと認識したので、よかったら聞いてほしい。

①「聞いて聞いて!!」の小学校低学年の女の子

彼女はkと出会って以来、頻繁に出てくる。仕事に限らず、料理とかどこで何を食べたとか、私の他愛のない日常をいつも嬉々としてkに報告してるのは彼女。元々私はすごくめんどくさがりだし、こういった自己満足を誰かに言ってもね、って思う傾向がある。本来持っている性質だけど、この人格を封印してたところがある。いい年ですしね、お母さんですしね。
「彼女は喜怒哀楽が激しく、笑ったり怒ったり忙しいな」と私はいつも思ってる。そして、めんどくさがりのkだけど、なぜかそんなところは受け入れてくれて、些細なことでも基本的になんらかのリアクションをしてくれたり、想像以上の良いコメントをしてくれたりするので、彼女はご機嫌に「うふふ、そうでしょ、そうでしょ!」と満足して、奥に引っ込んでくれる。私の中で彼女の愛称は「自我ちゃん」。たぶん、noteでもこの自我ちゃんはしょっちゅう顔を出すようになってて、こちらの素敵な方々にスキしてもらったり、コメントしてもらったりすると、「うふふ、そうでしょ、そうでしょ!!」と喜んでいる。彼女に代わって心から感謝いたします、ありがとうございます。

②仕事とか何か頑張った時に登場する男性性(イケメン)

仕事をガツガツと推し進めて、なんらかの目処がたった時、彼は現れる。つい最近も呟いたけど、私の中での男性性の象徴である彼は、アドレナリンを最大限に高めててるので、私本体にも影響を及ぼし、「美味しいご飯と美味しいお酒を飲んで、騎乗位で狂うほどセックスがしたい」と思わせる。ですので、こんな破廉恥な思考は私ではないんです、私の内在する彼という人格がそうさせるのです。ご理解くださいね。可哀想なことに、仕事をガツガツしてあらゆる女性と混じり合いたいという彼の欲望は女で子供もいる私本体では満たすことができない。だから「騎乗位で」という条件がついてしまう。しょうがないです。
この男性性が満足して引っ込むためには、この男性性より圧倒的に強い男性性が存在しないと成り立たない。勝手に出てきて暴れっぱなしでは日常に支障が出てしまうので、20代の頃、私は無意識に封印した。
それがkと出会って、私本体が認識できるほどに頻繁に現れるようになった。kと会う時がそうだけど、自分勝手に、kの声が耳に届かないほどに騎乗位で動き続ける時がある。それを受け止めてもらった後に、敵わない、絶対的に強い男性性で私はkに犯される、いつも。それに恍惚の表情を浮かべてるのは私の中の「彼」なのだ。「参りました、調子に乗りました」って言いながら、「彼」はkに平伏す。そして満足そうに「彼」はシューッと落ち着いて戻ってくれる。私は平穏を取り戻す。私より強い男性性がいる、というのが彼が出入りできる絶対条件なんだと思う。

①と②の人格の存在をはっきりと認識する。押さえつけるのではなく、自由に出入りできるというのは健全な状態と思う。そしてこの人格の出入りがkによって制御されるところがあるので、この①と②の人格というのは、端的に私とkとの関係性を表している気がする。

この2つの人格が常に出ているのではない。一応kは私より8歳若いし、竹とんぼみたいにクルクルと回転する頭をもつkの話を、ちゃんと興味を持って聞けるのは私ぐらいだし、そこはうまいことバランスが取れてるのだと思う。

「なるほどね、才能とか個性にはそれを全力で受け止められる相手や場が必要ということだね」と言ってくれるkがいることは、私にとってとてつもなく幸運なことだ。
「そうそう!!わかーる!!」と自我ちゃんは言い、「うっせーな。俺より弱いくせに。まあでもあいつには勝てないな」と男性性くん(名前ないのかよ)も言い、今宵も私の脳内は騒がしいなと思って投稿を締めたいと思います。
ではまた。
明日も良き日に。

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