見出し画像

自ら学び、自ら考え、自ら行動していく力。高校生に寄り添う「大学生パートナー」として最高の学びと成長を。

こんにちは!BEAU LABO 運営事務局です。
今、なぜあなたはこのnoteを開きましたか?

人間の95%は無意識に行動し、意識的に動くのはたったの5%と言われています。
「なぜ」と疑問を投げかけられた時、自分の行動に対する理由を咄嗟に答えるのは難しいですよね。ですが、この「なぜ」を追求していくことで自分を知ることができるのです。

BEAU LABOは、福井県内で活躍する企業や専門家、そして全国各地の大学に通う学生のサポートのもとで高校生が興味関心を探究していくオンラインプログラムです。

自ら学び、自ら考え、自ら行動していく力が身につきます。

現在、そんなBEAU LABOに参加する高校生をサポートする『大学生パートナー』を募集しています。パートナーは高校生の伴走者として、参加者の興味を共に探究しながら頼れる先輩のような存在です。

今回は過去に大学生パートナーを経験された3名にインタビューをしました!
同じように不安を抱きながらも挑戦した先輩たちのお話に注目です。

▼BEAU LABOは現在、学生パートナー(3か月間、高校生と共に探究する大学生)を募集しています。少しでも興味がある場合は、まずは気軽にお話してみませんか?

BEAU LABO 学生パートナー/社会人パートナー募集

https://www.beauproject.net/recruit-beaulabo-partner


BEAU LABO 大学生パートナーになったきっかけ

梨乃夏さん:
大学二年生の時、第一期に参加した知人が教えてくれたのがきっかけです。当時から、「学校」という形にとらわれない「教育」に特に関心がありました。高校生の時は漠然と進路を選び、自分のやりたいことがよくわかりませんでした。学校に行くだけではやりたいことを見つけられないことに気づき、「自分のやりたいこと」を探っていけるような機会がBEAU LABOにはあると知り、参加を決めました。

新汰さん:
高校時代から、自身も「探究学習」に取り組んでいました。高校卒業直前に参加した探究学習の発表会で、偶然BEAU LABOの参加者と出会い、知ったことがきっかけです。大学に入学後、すぐBEAU LABOに参加するようになり、二年程継続して関わりました。

美紀さん:
BEAU LABOは大学一年の時に知り合いから教えてもらいました。当時は今よりも自分に自信が持てず、新しいことに積極的にチャレンジするタイプではありませんでした。唯一、興味があったビジネス関連のコミュニティに参加していましたが、そこで自分のロールモデルとなる先輩に出会いました。その先輩の姿に近づこうと活動しているうちに、「誰かの役に立ちたい」と思うようになりBEAU LABOでそんな自分を培えるのではと思ったことがきっかけです。

大学生パートナー活動で得たこと

ーーー社会人になった今、BEAU LABOでの活動を振り返ってみていかがですか?

梨乃夏さん: 
プログラムのフィールドワークに参加することで地域や教育において「現場で働きながら、長期的に関わりたい」と強く思うようになりました。「教育とは何か」を日々模索していましたが、BEAU LABOによってぼんやりしていたイメージが具体的になり、現在私が目指している「教育 × 地域」を現場にいながらつくることに繋がりました。他分野に興味があったため、BEAU LABOで様々な知識を深めながら自分の考えや思考を整理することができたおかげで、自分が進むべき方向性を少しづつ見つけることができたのだと思います。

ーーー新汰さんは実際に高校生時代、探究学習に参加していたようですが、BEAU LABO学生パートナーをやってみていかがですか?

新汰さん: 
高校生として参加していたときは、「こうなったらいいな」と希望を出すだけでした。BEAU LABOで学生パートナーの経験を経て地元山口県で運営側になった今は、参加する高校生が少しでもプラスの経験になるよう工夫しています。現場でも一定期間は「一緒に目標に向かう」伴走の役割も担っています。周りの社会人が応援してくれたからこそ、自信を持って自分のやりたいことを続けることができました。この経験を通して「自分はこれでいいんだ」と思えたことが大きかったです。
高校生としての参加経験があるからこそできるアドバイスがあると思っています。これからは今までの経験を次の世代に伝えられたら嬉しいです。

ーーー大学生パートナーとして、高校生と向き合うことに不安は感じませんでしたか?

新汰さん:
最初は「自分に本当にできるのか」と自信を持てずにいました。ですが、実際に高校生に接して「対話」をする中で、その会話から「何が必要か」がおのずと見えてくることが多くありました。力まずに、一緒に楽しく過ごすことができれば、あとは自然に前に進めると思います。

教育ラボ 第二早翠幼稚園 フィールドワーク

「学生パートナー」として、印象に残っていること

美紀さん: 
人と向き合うことの大切さを学びました。「高校生だから」という理由で、伝えるべきことを変えるようなことはしませんでした。社会のマナーなども含め、私が知っていることをすべて伝えました。高校生だからという枠にとらわれず、物事を対等に見ることができれば、何が必要か判断できるようになります。

彼らが感じる「なぜ」に答えるためには、妥協せずに丁寧な説明が必要です。そうすることで、自分の考えや目的、目標もはっきりさせることができます。立場や役割に囚われず「自分の方向性」を見つけるためには、お互いに考えを共有することが大切です。モチベーションを維持しながら活動できたのも、妥協しなかったことが大きいと感じます。

梨乃夏さん:
学生パートナーを通して、考えや想いを共有しながら一緒に「伴走」し、一人ひとりの考えや想いと忍耐強く真剣に向き合うことの重要さを深く感じました。言葉で表すのは難しいような「心で感じていること」や「大事にしたいこと」を一緒に見つけていく姿勢が身についたことは自分自身の成長と考えています。
社会人になった現在は中学生と関わっているのですが、私自身が中学生だったころは、何もわからなかったのを覚えています。だから、わからなくても、一緒に話して、少しずつ「自分らしさ」を見つけられるようになれば、その子の人生に影響するかもしれない、と思って活動しています。そう思えるのも、学生パートナーの経験のなかで「正木 梨乃夏」としての「自分らしさ」を見つけることができました。人と向き合うことは、自分とも向き合うことに繋がります。それが伴走者の在り方なのかなと思っています。

新汰さん: 
BEAU LABOは、社会人でも先生でもなく、少しだけ先を歩いている「大学生」が一緒に伴走してくれることが魅力だと感じています。「はい、探究学習しましょう」と言われても、どうやって始めたらいいかわからないですよね。漠然と興味を持つ高校生が、「やってみたい」と思っていることを具体的に実現することが、学生パートナーの役割だと考えています。知識や情報を共有することも大切ですが、「自分を好きになる」ことで自信を持って人生を歩んでいってほしいという願いも込めました。それが僕が考える「向き合い方」です。何よりも、自分が高校生だった時、BEAU LABOの「学生パートナー」のような人がそばにいてくれたら、と願っていました。僕と同じ気持ちの大学生が「学生パートナー」になって、BEAU LABOに集まってくれたら嬉しいです。

観光まちづくりラボ フィールドワークにて


ーーー美紀さんが人と向き合う上で大切にしていることを教えてください。

美紀さん:
強みも弱みもすべてを含めた向き合い方を大切にしていました。BEAU LABOに参加するということは、「個」を出すことであり「自分を見せることができる」場所であるべきだと考えています。弱みも逃げずにどうしたらプラスに変えられるかを考え、「個」のひとつひとつを大切にするのが、私が大切だと考える「人との向き合い方」です。一方でどんな質問を投げかければ、どう問いかければその子の考えを引き出せるか悩みながら試行錯誤しています。その子のことを考えすぎてあっという間に時間がすぎてしまいうまくタイムマネジメントができなかったりと大変なこともあります。学生パートナーにもメンターがいるので相談しながらできるのがとても助かっています。


BEAU LABOの存在意義とは

新汰さん:
僕にとって教育は学校で教わることだけではなく、「共(に)育(つ)」ことも教育だと考えています。いろいろな人を観察したり、聞いたり、対話したりすることからも多くのことを学ぶ機会があると思います。

自分自身も周りのたくさんの人に育ててもらっているため、BEAU LABOのようなプログラムは学生にとって特に大きな価値があると思います。福井県だけでなく、他の場所でも同様のプログラムが展開されれば、そこに住む学生たちにとって地元愛もさらに育むような存在になると確信しています。

美紀さん:
私はいつかBEAU LABOがなくても、「教育」や「学び」に対する壁がなくなり、学ぶことが当たり前にできる世界を目指しています。BEAU LABOで出会った人々と一緒に考え、そして自分自身も成長する機会を得ました。それは、BEAU LABOが私に「自分の人生」を歩む方法を教えてくれたからです。皆が「自分の人生」を歩み始める世界を実現するために、まずは一歩先を行くBEAU LABOが今の社会に必要だと考えています。

梨乃夏さん:
BEAU LABOを通して、大切な「生き方」の基盤を築く機会があったと感じています。「自分らしい」新しい発見や学びが得られました。
また、「故郷」への感情を育てる点からも、地方でのBEAU LABOの存在は非常に意義深いものだと思います。

学生パートナーOB・OGとラボ提携企業
活動期間終了後も、繋がり続ける

インタビューを終えて

みなさんのお話を聞かせていただき、BEAU LABOが今の高校生や大学生にとって、人生の転機であり、自分らしい人生を歩き始めるきっかけとして、大きな存在になっていることを実感しました。

「産官民連携」を実現し、将来を担うZ世代に大きな影響力を持ちつつ、責任をもって実践しているBEAU LABO卒業生の皆さんは、非常に貴重な存在ですね。

BEAU LABOは学生パートナー(3か月間、高校生と共に探究する大学生)を募集しています。少しでも興味がある方は、枠が埋まる前にまずは面談でお話しましょう!

▼詳しくはこちら 
BEAU LABO 学生パートナー/社会人パートナー募集

https://www.beauproject.net/recruit-beaulabo-partner

あなたもBEAUのパートナーとして、地域の教育格差や日本の教育の未来に一緒に取り組んでいきませんか?