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納得感のある選択肢をとるために - BEAU LABO 4期 ディレクター紹介 vol.2 田崎 汐莉 - Inside BEAU Op.56

はじめまして!
今期から地域経済ラボディレクターを務めさせていただく田崎汐莉と申します。


早稲田大学法学部に通っていますが、法律ではなく、現代史や教育に興味深々の大学3年生です。(2021年度より休学予定)


私が教育に興味を持ったきっかけは、「大学がくそつまらなかったから」。
といっても、問題は大学自体ではなく、自分自身でした。
(今は自分の大学めっちゃ好きだし、無駄に強い愛校心もアホっぽくて好き!)
私は北海道の札幌で生まれ育ち、中高6年間女子校というパラダイス空間で、校舎のあちこちで鬼ごっこやグリコを楽しむ猿のような青春時代を過ごしました。「特別」なことは何一つありませんでしたが、平穏で最高に楽しい日々でした。

2. 平穏で最高に楽しい日々でした


その後、浪人を経験してようやく大学に入学。夢見たキラキラなキャンパスライフがついに、始まる!!と目を輝かせていたのも束の間、一ヵ月もしないうちに、こんなんでいいのか、と自分の生活に違和感を抱きました。予想以上に難しい授業、法律に対していまいち没入できない自分、周りの学生やサークルに馴染めない感覚。精神的に辛かった浪人時代のほうが生き生きしてたとさえ思いました。


そんな中、大学の先輩からある質問を受けました。
「人生のなかで叶えたい一番大きな夢はなに?」

そこで気づきました。私はプライドの高さや持ち前の負けん気で早稲田を目指し、猛勉強を続けてきたけれど、早稲田で勉強したい理由があるわけではないことに。正直、驚きました。合格後に完全燃焼し何にも精が入らなくなる人は聞いたことはあるけれど、まさか自分がそうなるとは思っていまなかったから。

納得感のある選択をすること。
このテーマが私のなかでとても大切な要素となりました。
以来、自分はなにが好きでなにをしたいのか、という部分に目を向けており、それに基づいて能動的に主体的に動いてみると、大学は本当に素晴らしい場所でした。

3. 大学は本当に素晴らしい場所でした.re

そこから、教育系の一般社団法人(BEAUではない団体です)で運営委員として二年間携わったり、大学の授業のアシスタントとして受講生の学びを最大化するための企画運営やサポートを行ったりしています。

今期のゼミ活動では、オンラインという環境下で、いかに高校生が主体的に活動を進めていくのかという点に重点を置きたいです。そのために、あくまで自分はサポートという立場を忘れず、テーマについて思考するためのきっかけ作りやコミュニケーション作り、フォローアップに徹したいと考えています。



田崎 汐莉(たざき・しおり)
BEAU LABO 4期 地域経済ラボ ディレクター
早稲田大学法学部 3年

あなたもBEAUのパートナーとして、地域の教育格差や日本の教育の未来に一緒に取り組んでいきませんか?