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私が3ヶ月で学びたいこと手伝いこと - BEAU LABO 第8期 ディレクター紹介 vol.02 家敷 和弥 - Inside BEAU Op.117

自分自身について

私は福知山公立大学で地方の観光やまちおこし等について学んでいます。私がこの大学を選択したのは、地域が衰退していく姿を見るのが嫌だという理由からでした。私の出身である富山県黒部市は大きな観光地がある市ではなく人口も減少傾向にある約4万人の小さな市です。黒部市は多くの日本の自治体と同じように商店街はシャッター街になっており人口の割合も18歳以下の子供世代の人口が少なく高齢者の方々が多い状況です。私はこの衰退を少しでも食い止めたいと考えています。

今まで私は大学で学び地元に戻り活動していきたいと考えていました。しかしながら、私は地域を活性化するためには様々な立場・手段があるが私自身はどのような立場から地域にかかわっていきたいのかが不明確だということに気づきました。現在は公務員試験の勉強をしていますが、公務員が私の目指す立場なのか民間企業の方がいいのではないだろうかというように何がいいのかわからないといった状況です。そういった状況を少しでも改善するためには、様々なことを体験し、多くの人生の先輩方に話を聞くことが有効だと思い市役所の方に話を伺ったり、ボランティア活動を主導したりしています。

そういったなかで大学の先生からしらす先輩のお話を伺いBEAU LABOという活動に興味を持ち参加させていただきたいと思いました。BEAU LABOのやりたいことが明確ではない高校生が大学を選択する前に興味を持つ分野のお試しができるという部分が現在の私の形と重なりました。少しでも多くの高校生がしっかりとした自分の軸を見つけてほしいできればそのお手伝いをしたい。できるならば、私自身も高校生と一緒に活動していく中でどういった形で地域にかかわっていきたいのかを明確にしていきたいと考えています。

教育やBEAUを取り組んでいくうえでの姿勢

 BEAU LABOに参加するのは初めてで高校生から学ぶことが多いと思っています。高校生や活動で出会う方々から多くの事を学ぶという姿勢で3ヶ月取り組みたいと思います。また、現在の教育は目標を見つけにくいものだと思っています。数学や英語等とても重要なものですが、その学問と目指すものがリンクしているようには私自身は高校時代感じませんでした。そういったつながりを高校生に感じてほしいです。

今後検証していきたい仮説

 小論文を読むと自分の軸がしっかりしていると感じる高校生が多くいました。私が検証していきたいのは、そういった高校生がBEAU LABOの三ヶ月を経ることで軸がかわるのかということです。私は初めてのBEAU LABOの参加になります。私自身としてはあまり変わらないのかなと思っていますが、どのような形になるのかを見たいと思います。また、人によるとは思いますが、高校生には丁寧な口調がいいのか砕けた口調がいいのか、高校生に興味を持ってもらうスライドはどういったものなのかを検証していきたいと思っています。


家敷 和弥(やしき・かずや)
BEAU LABO 第8期 地域コミュニティラボ ディレクター
福知山公立大学 地域経営学部 2年

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