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(作例あり)オールドレンズで撮ってきた!

まさきです。
ほんまに寒いですね。
こんな日が続く時は、コタツで温もりたいものですが、寒いなか写真を撮ってきました!
少し前に、Canon FD50mm f1.4 s.s.cを購入して、オールドレンズの運用方法について話しましたよね。
おもしろい運用方法を見つけたと!
それが、フィルムカメラ化だと。
液晶画面を見ずにファインダーのみを覗いて撮る方法だと。
どんな写真が撮れたかは、帰ってからのお楽しみだと。
興味ある方は、こちらの記事を読んでみてください。(オールドレンズの使い方をひらめいた!)

今回は、その方法で撮ってきました。
撮影していて思ったのが、とにかくラク!
体力的にも、気力的にも、ラク
ほんとうに疲れませんでした。
さくさく撮っていけるわけです。
どんなのが撮れたかな~といちいち液晶を見る行為がどれだけ、体力や気力を奪ってきたのかと驚きました。
とくに、真夏や真冬など撮影が厳しい時期はそれが顕著にでますね。
本当に楽だった。こんなに楽なことがあるという感じでした。

それでは、らく~に撮った作例を出していきますね

どうですか!
思ったよりキレイに撮れているでしょう!
もちろんレタッチをしていますが、こんなにも明るく、キレイに撮れるとは思ってもいませんでした。
ぼくが使っているカメラがR6 mark2といいまして、ものすごく高感度カメラなんです。
ISO10万ですからね。
ケタが違います。
ISOが1万でも、2万でもノイズがのってこないので、オールドレンズに適しているのではないかとレタッチをしている時におもいました。
とにかく明るく撮れていて、暗い写真も暗部を持ち上げることができるぐらい明るいんです。
そのため、室内などの薄暗い場所でも明るく撮れるんです。


とあるカフェの写真です。
15時半から16時に撮影しました。空がうす暗くなってくる時間帯ですよね。
しかもその日は曇り空
カフェの店内も照明が落ち着いていて、雰囲気が良いのですが、写真はかなり撮りにくい場所でした。
しかも、オールドレンズでの撮影
それでこの明るさですよ。
ザラがあるのは、わざとノイズをのせています。レタッチでね。
本来は一切ノイズがのっていません。
それにもおどろきました。

液晶を見なくても、ここまでの写真が撮れる。
本当に驚きました。想像以上の成果です。
もちろん液晶を見ながらでないと撮れない写真技法もありますが、もう見なくてもそこそこ撮れるんやんと思えてきました。
8割9割は撮れます。
今のカメラってすごいですね。
しかし、注意点があります。
それは「ISO 100では絶対に撮らないこと!
しょうじき、ファインダー覗いても分からないんだよね。
F値を変えてみても、シャッタースピードを変えてみてもファインダー内の明るさがあまり変わらない。
なので、暗いな~と思いながら撮った一枚がものすごくしろ飛びしたりしているの。
ぜんぜん分かんない。ファインダーをのぞきながら、今しろ飛びしてんのか、くろ潰れしてんのか分かんない。
だから、数値でおおよその予想を立てるしかないんです。
そこで役立つのがISOなわけです。
ISOは低ければ低いほどいいと言われていますが、今回は違います。
低すぎるとしろ飛びしてる可能性があります。
ISO100でちょうどいい時もありますが、ISOはそれ以下にならないため、しろ飛びしていても、丁度いい明るさでもISO100なわけです。
分からないんです。どんな明るさか
なので、ISO100はダメです。
最適なのは、ISO200~400ぐらいでしょうか。
まだ1回しか試したことないので、しっかりとはいえませんが。
あと、使っているカメラの感度にもよりますよね。
とにかくオールドレンズの場合、ファインダー内の明るさは当てにならないですね。
ファインダー内で、ちょうどいい明るさまで上げると、ぜったいに飛んでいます。
薄暗くても飛んでいます。
信じてはダメです。
信じて良いのは数値だけ
数値を見ながら決めていきましょう。
だいたい10枚に1枚はしろ飛びしてますね
こんな感じで


イルミネーションや、小鳥を撮りたかったんですけどね。
ファインダー内でちょうどいい明るさにしていたらガッツリ飛んでいました。
でも今回で色々分かったので、次撮影する時はもっとうまく撮れそうです。

しろ飛びしても気づけない撮り方ではありますが、利点もある撮り方だと感じました。
いつも以上に、光を意識するようになったからです。
オールドレンズなのでもちろん逆光に弱いです。
また液晶を覗けないので、逆光を使った撮り方なんて難しくて無理です。
撮ったとしても飛んでいるか、潰れているかです。
だからこそ逆光はどっちかなと考えながら撮るので、光を見る感覚、光を使う感覚が身に着きやすいんじゃないかなと撮影していて感じましたね。
もちろんオールドレンズにかぎったことです。
今のレンズは逆光に強いので、気にしなくなりますよね。
色収差も起きにくいし、フレアもゴーストも起きにくいし、しろ飛びくろ潰れしにくいし。
逆光に弱いレンズだからこそ、光を気にして撮れるようになるなと思いました。

さてオールドレンズを使ったフィルムカメラ化運用方法、いかがだったでしょうか。
ぼくはね、すごくおもしろかった。
とにかく、液晶を確認しないだけでここまでラクになれるのかとびっくりししました。
またですね、フィルムカメラって暗い場所の撮影は不向きだったと思うんですよ。
昔のカメラですし、ISO1600以上は上げるなと言われていた時代です。
しかし、今はISO10万の時代です。
暗い場所でも、フィルム時代の表現ができるわけです。
新しい技術と昔の表現が合わさった面白い写真が撮れるということに気が付きまして、興奮しております。
これからオールドレンズだけじゃなくて他のレンズでもファインダーのみを覗いて撮っていこうかなと思うぐらい素晴らしい体験でした。
これは本当にすごい!
みなさんも、ぜひやってみてください!
それではここまで読んでくれてありがとう!
お互い良いカメラライフを!
またね!

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