任天堂の売上・利益が伸びるワケ
※下記は任天堂IR資料を参考に図表を引用しております。
『#任天堂』
日本が世界に誇るゲーム会社で私たちも一度は手にしたことがありますね。ここ3年の売上高・営業利益の前年対比を下記します。創業100年を超える老舗が、ここ数年で1兆円を超える成長を遂げ、今、学ぶことがあると考えて下記レポートします。
2017年度 売上215%UP 営業利益605%
2018年度 売上113%UP 営業利益140%
2019年度 売上108%UP 営業利益141%
どうしてこの環境下で伸び続けているのでしょうか??
私なりの秘訣を2つ挙げると
秘訣1.時代の変化に適応したヒット商品を生み出す
秘訣2.研究開発に投資をし続ける
秘訣1.時代の変化に適応したヒット商品を生み出す
任天堂の祖業はご存知でしょうか?実は花札、トランプ、かるたとされています。下記の写真が最古の写真でしょうか。看板に「かるた製造」と書いてありますね。
ココから歴史的に代表的商品を並べてみます。
いかがでしょうか?懐かしいファミコン、ちょっと前のDS、流行りのNintendoSwitchは??もう少し待ってくださいね。時代の流れと共に、変わらないソフト(コンテンツ)とハード(機械)が時代の変化、環境に適応されています。ヒット商品(ハード&ソフト)と営業損益(営業損益とは、売上ー販管費)との関係は下記になります。
2012年~14年までは赤字続きでした。3DS・WiiUが営業利益を生み出すヒットとならなかったのかもしれません。
冒頭の直近3年増収増益は??
そう2017年に登場した「#NintendoSwitch」登場です。コンセプトは「24時間、いつでもどこでも誰とでも」コロナ禍では『#あつまれどうぶつの森』は過去シリーズ最高の出だし
(引用) https://www.famitsu.com/news/202004/09196408.html
使用者にインタビューすると「ソフトがアップデートするので飽きない」との声でした。まさに時代の変化に適応したヒット商品で更なる躍進の要因となりました。
秘訣2.研究開発に投資をし続ける
研究開発費=緑色に注目してください。
研究開発費は営業利益がマイナスに転じても
常に約700億円確保
因みに売上高の「何%」が研究費か?(売上によって%は変動)
2016年度12%・2016年6.6%・2017年5.8% 2019年度5.3%
自社の売上に対しての研究費(製造業以外なら、教育費でしょうか)
この2つの秘訣いかがでしょうか?
唸る部分が多いですよね。是非社長・社長・各階層でこの様な議題を見て自分が何が出来るかを一緒に考えたいですね。
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