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飯を食うのが遅いやつは仕事をやるのも遅い。

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 タイトルから書いています。文章がずれていく可能性がありますがご容赦願います。
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 「井上和音さん。統合失調症になる前の状態にようやく戻ることが出来ましたね。あなた、言っときますけどえらく仕事ができる人だったんですよ。インターンシップを思い出してください。9点満点のグループワークでリーダーになり10点を叩き出した本人ですからね。今日の晩ご飯も久々にものすごいスピードで食べたじゃないですか。統合失調症になる原因でもありますが。何が言いたいかというと、あなたは《《価値がある》》と思ったらものすごい全力でやるタイプだったんですよ。この世には《《価値がない。皿洗いも、食事も、繰り返されるだけの風呂掃除も、》》そうやって終わらない輪廻の中にいたくなかったわけでしょ? ただ直線で、小説家を目指して頑張っていた。ただそれだけの人間だったんです

 多分、らせがこうなっているのも「金持ち父さん貧乏父さん」の影響か、もしくはまた読み始めた戯言シリーズの影響だと思われる。

 「要するに、西尾維新さん、戯言シリーズ第一作、序言にいわく『自分の価値の低さを認識しながら生きていくか、世界の価値の低さを認識しながら生きていくのか。その二種類だ。』ってことですよ。ああ引用するのに時間が掛かってしまいました」

 多分、自分が統合失調症になった要因の一つが、この価値あるものに対してはせかせかとした行動に、反対に言えば価値がない、面倒くさいと感じた世界への無関心、人への無関心度が度を越していたから、統合失調症になったのだと思う。

 神さまはあまりに極に走るやつを許しはしなかったということだ。

 自分が恵まれすぎていた証拠かもしれないが。

 「それで、自分が唯一価値を見いだせることが、この言論の自由だということに気付いたわけでしょ。3ヶ月続いていたら充分ですよ。やりたいことって、すなわちこういうことだったんでしょ?

 作家、ですらない。西尾維新先生は物語の中に埋め込む才能があったけれど、私には誰も見向きもしなかった。

 お金にならないと思われ、捨てられた。そして統合失調症になり、自分から捨てる道を選ばざるを得なくなった。

 ブロガー。それもただ文章を書くだけの。価値は読者に任せるという、自分勝手なスタンス。

 「それでいいんですよ。ということでnoteへの移植も早くしてくださいね。noteが終わったら色んな所に移植するかもしれませんよ。まあ、まずnoteですが。明日までには終わらせてください」

 無茶言うな。早飯過ぎて吐くぞ。

 「価値はどこかに見いだせる。統合失調症になった後でも」

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