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意外とシンプル!?業務委託の人のモチベーションを爆上げする方法

こんにちは!最近毎日ランニングをしているせいで膝の軟骨が確実にすり減ってきている井上です。軟骨の残量を知りたい。

この前知り合いの経営者さんと話してて「業務委託の人にもコミットメントもってもらいたいけど、なかなかむずいですよね〜」みたいな話になりました。

自分も前職時代、発注する側として業務委託の方とお仕事しており、正社員メンバーと同じようにコミットメントを求めたいけど、それは違うよなあとか思ってました。

が、独立してから発注される側として業務委託でいろいろなスタートアップでお仕事するようになった今、こういうことしてもらえるとめっちゃモチベあがるなあというポイントがいくつかあるなと思ったので、そのことについて書いてみます!

Googleアカウントを作ってあげよう

多くのスタートアップはGoogle Workspaceを使ってると思うのですが、結構業務委託の人のアカウントを作らず、個人アカウントにその都度スプレッドシートや資料の権限を付与しながら業務をお願いしているケースもあると思います。

Google Workspaceのアカウント増やすとコストもかかるしセキュリティの観点でも社外の人のGoogleアカウントは作らなくていいよね、みたいのもめっちゃわかるのですが..

なんとなく自分だけ違うドメインでやっていると若干の疎外感を感じますし、なにより日々の業務の手間が結構多いんですよね。社員メンバーのから資料のURLとかもらっても権限がなくて

井上「すいません、今もらった資料の招待お願いしてもよいですか..??」
社員の方「あ、そうか。すいません、招待しました」

みたいなやりとりは600万回くらいした記憶があります。これが毎回お手間をかけて申し訳ないし、なによりお互いに「業務委託は社外の人間である」という印象を無意識に強めてしまう可能性があります。

Googleアカウントを1つ作るだけで業務効率も上がるし、業務委託の人も気持ちよく働けるようになるのでおすすめです。

slackは色々なチャンネルが見れるようにしよう

同じような話で、slackのシングルチャンネルゲストがあります。業務委託の人って最初は単一プロジェクトの業務の一部をお願いする形でお仕事がはじまるので、そのプロジェクトのslackチャンネルだけ入ってればいいよね、みたいになりがちです。

これも全然正しいし、最初はそれで良いと思うのですが業務委託側からすると「めちゃくちゃその会社の雰囲気などが掴みにくい」というのがあります。

オフラインで例えると、オフィスに出社しても自分だけ毎回会議室に通されてプロジェクトメンバーとのみディスカッションはしてるが、執務スペースには入れてもらえない、みたいなイメージです。さびしい。

フルリモートの会社であれば会社全体の雰囲気やメンバーの人間性を知るにはslackは非常に重要な役割を担っており、ここをなるべく早い段階で業務委託の人にも解放するのがおすすめです。

業務委託側からするとそれまでの1つのチャンネルからgeneralやメンバーの分報チャンネルなどが解放されると「おおお、ついに執務スペースに入れてもらえた!これで晴れて同僚みたいな仲になれる!」みたいな感じでテンションもあがり、業務モチベーションも上がるとこと間違いなしです。

採用活動にかかわってもらおう

業務委託の人にとって、お願いされてもっともモチベーションのあがる仕事の1つに採用があります。採用レジュメのレビューや、実際に面談に入ってほしいとか頼まれるやつです。

採用活動とは「社外の人間を社内の人間として迎え入れるべきかを判断する」という側面があると思いますが、その判断のお手伝いを依頼されるということは「あなたはこちら側(社内)の人間です」と言ってもらえた感覚になるのです。これがとても嬉しい!

また、実は業務委託の人を採用に入ってもらうのは別のメリットもあり、フリーランスや副業人材ほど流動的にいろいろな組織や人材と触れてきているので、人材を見る目が肥えているというのもあります。

そういった人材を採用活動のお手伝いをしてもらうことで企業としての採用判断の精度があがるというのはありそうです。

もしある程度信頼のおける業務委託の人が会社にいたら、ぜひ採用活動に積極的に関わってもらいましょう。

社内イベントに誘おう

最後は社内イベントです。よくあるのが年末の納会には業務委託やインターンも呼ぼう、みたいなパターンかと思います。

これもこれで普通に嬉しいのですが、せっかくなのでもっと普通の飲み会とか四半期ごとの締め会とかにもどんどん声かけてあげるのをおすすめします。

どうしても業務委託だと週5のフルコミットが難しく、会社やメンバーとの物理的な接触時間には限界があります。ので、接触したときの濃度を最大化するには飲み会やランチなどの社内イベントに参加してもらうのは一番効果が高いと思います。

自分くらいになると、業務委託の身でありながら社内飲み会のビンゴ大会で司会を務めたり、ありがたいことに社員の方の結婚式に出席する、みたいなこともやってきました。

会社の合宿に一緒に参加して夜中に泥酔してホテルのお風呂場で寝てしまったのを社員の方に介抱してもらう、みたいなこともありました。(あの時はすいません!)
完全に同じ社内の人間のようなテンションですよね。

ビンゴ大会の司会や結婚式などは極端な例ですが、普段の飲み会などの社内のイベントに積極的に業務委託の人を呼ぶとコミュニケーションの濃度があがり、お互いの信頼関係がますこと間違いなしです。

まとめ

ということで、業務委託の人間はこういうことされると嬉しいし、モチベーションがあがるよ、というのをまとめてみました!

超簡単にいうと「正社員と同じように扱ってくれるとすごい嬉しいし、その分頑張って事業や業務にコミットします!」という感じですね。とても人間らしく、シンプルです。

とはいえ、やっぱり会社と業務委託の関係って、なかなかいい感じにするの難しいよね、みたいなところもあると思うので、そういった課題を解決するためのサービスを現在開発中です。(夏くらいにはβ版を公開予定!)

そのサービスの開発進捗や、キャリアや組織、スタートアップ経営についてなどXでも色々投稿しているのでよかったらフォローしてみてください!

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