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死にたいとき酒に逃げてはいけない

「死にたい」は突然やってくる。前日にとても楽しい一日を過ごした。それなのに今日は一瞬にして憂鬱に覆われている。

「こんなに陰鬱な人に会ったことがない」

最近人にそんなことを言われた。言われてみればたしかにそうなのかもしれない。そんなに陰鬱さが出ているのだろうか。

みんなどうしてるのだろう。誰だって憂鬱にはなるだろう。憂鬱さが自分よりも軽度なのか。憂鬱な状態でも人からはそう見えないように隠しているのか。憂鬱なときは人と会わないようにしているのか。そうだとしたら、そんなことすらできない自分に嫌悪してくる。

人よりも陰鬱かもしれないが、さいわい病気とは診断されていない。それでもやってくる「死にたい」に対して、いったいどうすればいいのだろうか。

人に話すこともできない。話せる人もいない。こんなときに筋トレやサウナは多少は楽になるかもしれないが解決しない。こんなときどうすればいいのか。

こんなとき、僕はたいてい酒に逃げてきた。そしてわかりきっているのだけど、そんな状態のとき家でひとりで酒を飲むとたいてい悪化する。憂鬱は加速して、死にたさは増す。誰彼構わずLINEして、迷惑をかけることもある。翌朝そのことに自己嫌悪するという負のループ。

だから自戒を込めて言いたい。死にたいときに酒に逃げてはだめだ。

手遅れになる前にメンタルケアを学びたい

なんだかんだ言って、酒を飲んで寝れば治まってきたからいまだに続けてしまうのだと思う。でもそのうち失敗しないとは言い切れない。

取り返しのつかない失敗をしたり、本当に精神を病んでしまったり、本当に死んでしまったりしてからでは手遅れだ。

対処法を学ばなければ、と本気で思ってきた。本を読んで得た知識でのなんとなくのセルフケアではなくて、ちゃんとしたメンタルケアの方法を学ぼうと思う。

調べたら、メンタルケア心理士心理カウンセラーという民間資格が良さそうだった。

メンタルケア心理士は文部科学省後援の資格でヒューマンアカデミーなどで受講して試験を受けられる。

心理カウンセラーはキャリカレで受講して取れる資格だ。

人と深い関係を築くためのコミュニケーションを取れるようにしたいという理由で、コーチングに興味を持っていたが、カウンセリングのコミュニケーション技術はコーチングとも共通するものらしいので、まずはカウンセリングでいいかもしれない。

むしろ自分にとって緊急度が高いのはカウンセリングの方だ。

酒に逃げず、自分の憂鬱を飼い慣らして生きていくためにも来年はカウンセリングの資格を取ろうと思っている。

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