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仕事力アップ!地方公務員が身につけたいこと:ニュースのチェックは「朝」ではなく「夜」にする

 地方公務員でなくても、ニュースをチェックすることはとても大切です。社会情勢は日々変化していますし、地方公務員が知るべきニュースも毎日のように報道されています。私も子どもの頃、親が必ずニュースをチェックしている姿を見て育ちましたが、それは今も変わらず重要なことだと思います(私の親は地方公務員ではありませんでしたが、社会人にとってニュースのチェックは大切です)。

 しかし、ニュースの発信は新聞やテレビだけでなくネットやスマホで瞬時に見ることができる世の中になっています。しかも、情報に溢れています。むしろ、手当り次第にニュースをチェックするのではなく、さまざまな形での絞り込みが必要です。そこで、今回はニュースをチェックする時間帯に焦点と対象を当てて、お勧めの方法を紹介したいと思います。

 ニュースをチェックするのは、2段階に分けると良いでしょう。1つは、朝です。朝は新聞が届き、テレビもニュース番組が中心です。そのためか、私たちには「朝、ニュースを見る」という習慣があって、新しい情報が取りやすい朝のうちに見るのは、今も大切なことです。ただし、これは第1段階です。私は、朝は新聞の見出しだけをさっと眺めるだけで良いと考えます。対象としては、テレビよりも新聞もしくはネットが朝には合っているでしょう。

 理由は、朝が貴重な時間だからです。寝起きで、心も体もエネルギーに満ちている朝は、ニュースのチェックよりも優先すべきことがたくさんあります。今日の1日の予定を再確認する、可能ならすぐに仕事に取りかかる・・・など、その日を充実したものにするために、ニュースよりも大切にすべきことがたくさんあるのです。正直に言うと、朝は「ニュースどころではない」と思っているのですが、せっかくフレッシュな情報にアクセスできるのならば、必要最小限のチェックで済ませておくだけて良いと思います。

 テレビを勧めない理由も、見たい情報だけを選べないからです。テレビは動画や音声が加わるので伝わりやすいのですが、自分で情報を選べないところが最大のネックです。見る必要のないニュースを見なければならず、それだけ時間を食いつぶしてしまいます。そこで、朝は購読している新聞、もしくはネットニュースの見出しだけをさっと見ることを勧めます。どちらかと言えば新聞が良いです(ネットニュースは記事が常に更新されるので、第2段階でチェックできなくなる可能性がありますが、新聞はその心配がありません。紙面のスペースもあるので、記事が厳選されていることも良いです)。

 そして、第2段階は夜です。仕事を終え、疲労回復とリラックスを求める時間帯ですが、ここで朝チェックしたニュースを詳しく見てみます本当に必要なニュースかどうかもう一度考え、読むべきと思ったものだけを読めば良いのです。それほど負担はかからないので、リラックスしたい時間のスキマに読んでも良いでしょう(1つ1つのニュースは、スキマ時間に分けて読むことができますし、スキマ時間という制約があるため集中力も高まります)。リラックスしている時間だからこそ、いろいろな考えも浮かんでくることも期待できます。

 このように、地方公務員の仕事にニュースのチェックは欠かせませんが、読み方(タイミングと媒体)の工夫で、ワンランク上の方法をめざしていただくことを期待します。

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