〈読書日記 vol.1〉 『ゆるく考えよう』
こんにちは。
GWも後半ですね。休みの間に読んだ本を紹介します。
『ゆるく考えよう』 ちきりん著
ブロガーとして活躍されているちきりんさんの著書。
23歳の新社会人にも読みやすく、またサブタイトルの通り人生についてラクに考えることのできる本でした。
ちきりんさんのブログ ”Chikirinの日記"
https://chikirin.hatenablog.com/
ここでは、この本を読んで個人的に好きな考え方(トピック)を2つ紹介します。
1. 人生は早めに諦めよう!
2.「成長したい!」だけではダメ
1. 人生は早めに諦めよう!
「いつ、どのタイミングで、どんな理由で、人生のどの側面を諦めるか」
諦めるとういことは決して悪いことではないと思います。
ただ、それが人生ならどうか。
なかなか抵抗ありますよね。僕もそうです。
この本では、「日本人は他の国の人より諦めるのが遅い」とあります。
そしてそれが「不幸の元」であるとも。
日本の子どもは何にでもなれると思っています。
もちろん、スポーツができなくてプロの選手を早めに諦める人も沢山います。
では、勉強はどうでしょうか。僕は高校まで勉強というもの諦めず、そのせいで人生の重荷を抱えていました。
高校時代、所謂いい大学に進学するために、頑張って勉強していました。
勉強して、勉強して、これでもかと勉強した結果、見事に落ちました。
受験に落ちるのは初めてではありませんでした。
高校受験も同じように勉強して、第一志望校に落ちました。
そこでやっと気づいたんです。自分には勉強は向いてないなと。
しかし、勉強の他に特に何かをやってきた訳ではなく、滑り止めで入った大学では右往左往する毎日でした。
それでも、勉強という呪縛から解放され、色んなことを経験できた大学生活は学生時代の中で最も楽しかったです。
中学の時に勉強を諦めていたら。
今になってはタラレバの話になってしまいますが、もっと早く諦めて、もっとラクに10代を過ごせばよかったとこの本を読んで思い返しました。
今、社会人になって、上京して、諦めることは意外とあると考えています。
マイホームを持つこと、車を買うこと、頑張って働くこと、我武者羅に勉強すること、、、
手持ちのカードで楽しい生活を手に入れること、それが自分には合っていると再確認しました。
2. 「成長したい!」だけではダメ
大学3年次に3ヶ月間学生団体に入っていたことがあります。
そこではみんなが「圧倒的成長!」と言って、自分の成長のために何かしらやっていました。
この本を読んで、ふとその時のことを思い出し、「彼ら(自分を含め)は何のために成長したかったのだろう」と考えました。
就活のため?将来のキャリア形成のため?
つまんないな と思いました。当時の自分も多分そう感じ、3ヶ月で辞めたのだと思います。
理由は成長の先に自分はどう成っているのか、それは自分の望んでいる姿なのかが不明瞭になっていたからだと思います。
この本では「インプットとアウトプットのバランス」について述べられています。勉強はインプット、得た知識を使って仕事をするのはアウトプット。
学生団体に入っていた頃の自分は、インプットばかりでした。インプットばかりだと、自分の今いる場所が分からなくなっていたんだと思います。
適度にアウトプットを行い、自分の現在地を確認し、目標地点からの経路からズレていないかと確認することで、やっと「成長したい!」という言葉の目的化ができるのではないでしょうか。
「アウトプットにつながるインプット」を意識する。
このインプットは何の役に立つのかを考えることでやっと「成長」につながるんだと『ゆるく考えよう』を通して分かりました。
後記
読んでいただきありがとうございます。
この「読書日記」の目的は、「考え方」を考えるためのインプット・アウトプットを兼ねてはじめました。
「考え方」を考える。僕は今年大学を卒業し、社会に飛び込んだばかりで自分の「考え方」というものがまだ確立できていません。読書というのは、多くの先人の考え方を知ることのできる手段だと思っています。この「読書日記」を書くことで、自分の中での考えの柱を立てることが目標です。
長々となりましたが、今後もできるだけ発進でいていく予定ですので、よろしくお願いします。
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