精神疾患の親をもつ子どもについて
今まで書いてこなかったのですが、私の父は双極性障害と発達障害です。もっと治療を早期に受けていれば家族も苦しまなかったのではと思うのですが、今まで色々ありました。
私も精神疾患になったので、子どもたちに負担をかけることが今後あるかもしれません。もう入院はしたくないと思っていて、それは先生にも直接言ってます。やはり母親の調子が悪いと子どもも不安定になるとおもいます。
今日この話を書こうと思ったのはsoarさんの記事を読んだからです。
「精神疾患の親をもつ子どもは全体の20%以上いると言われています。そういった子どもたちは、そうでない子どもたちに比べてメンタル不調を抱える確率が2.5倍高いとも言われているのに、そこに向けた組織的な支援は今の日本にはほぼゼロなんです。」
CoCoTELIというNPO法人では、精神疾患の親をもつ子どもや若者のサポートをするため、オンラインでの居場所づくりと個別相談の2軸で活動をしているそうです。今年からは、当事者が当事者をサポートするピアサポーター制度をつくるため、ピアサポーター養成講座を始めたそうです。
わたしも小さい頃から父の言動や両親の不仲に苦しんでいたので、頼り先があったらよかったのにとおもいます。スクールカウンセラーさんや叔母に相談したこともありますが、父が病気であることを理解したのはここ数年のことでして、それまでは変とは思っていましたが、病気の知識はありませんでした。
まさか自分が統合失調症になるとは思っていなかったのですが、病気になって本をたくさん読んだことで、精神疾患である父の病気も理解できたようにおもいます。統合失調症といえば映画「ビューティフルマインド」を高校生の時にみて、大変な病気だという印象を受けていたのですが、まさか自分がなるとはです……ちなみに統合失調症の本の中ではこの本が分かりやすかったです!
精神障害・発達障害を持つ親の子育てについては、生きづらい子育てピアの会に何度か参加したことがあります。
親の会はあっても、子どもに焦点をあてた支援はまだまだ少ないのかもしれません。この本はまだ読めていませんが、親の精神疾患とともに生きる子どもに焦点をあてています。
子どもが不安がらずすくすく育つためにも、わたしも体調管理には気をつけたいです。