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認知科学を用いたコーチングとは何か?

はじめまして、伊野本憲浩と申します。
Mindset Coaching School」4期を卒業後、プロコーチとして認知科学に基づくコーチングをさせて頂いております。

この記事では、「そもそも認知科学を用いたコーチングってなんぞや?」という方向けに、認知科学に基づくコーチングにはそもそも何か?をできるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

※ボリュームが多いので、目次ごとに分けて読んで頂くのもオススメです!

コーチングとは何か

そもそも、「コーチング」とは何でしょう?
起源は15世紀のヨーロッパに遡るそうですが、英語の「coach」という単語がその由来と言われています。下の写真のように「クライアントを目的地(ゴール)まで送り届ける人」というのがコーチという言葉の意味になります。

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コーチというのは「ゴールへ送り届ける人」であるため、コーチングを受ける人(=クライアント)は「ゴール」をもっていることが前提になります。

ですが、、

最初からゴールが明確にバシッと決まっている人なんてほとんどいません!

コーチは「どのようなゴールを設定するか」から伴走することを前提としてしているため、「ゴールがいま時点でわからない」という方も、全く問題ないのでご安心ください。


※「ゴールは見つけるものではなく、設定するもの」という考え方が実はとても重要だったりはしますが、それは後ほど。

認知科学とは何か?

さて、本記事のタイトルである「認知科学」とは何でしょうか。
結論からいうと

情報処理の観点から、生体(主に人)の働きや性質を理解する学問

です。これだけだと何のことかイメージがつきづらいので補足します。

人間は、情報処理のプロセスとして下記のような3ステップを踏んでいます。

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上の図のように、何かを知覚したり行動したりするとき、その手前には何らかの刺激(入力)情報処理のプロセスが存在していると考えます。
例えば、

レモンを見る(入力) → レモン=酸っぱいもの(情報処理) → 唾液が出る(出力)

といった感じです。


ここで重要なポイントがあります。

・人はそれぞれ異なる情報処理のパターンを持っている
内部モデル(情報処理のパターン)が変わると、行動が変わる

ことです。特に2つ目が重要です!


例えば、「1000人の前でのプレゼンをしてくれと打診された」ケースについて、内部モデルが異なる下記の2つの例を見てみてください。

1)「人前に立つのめっちゃ苦手やわぁ..」という内部モデルを持つ人の場合

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2)「人前で喋るのめっちゃ得意やわぁ..」という内部モデルを持つ人の場合

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このように、同じ「1000人の前でのプレゼンを打診された」という入力であっても、

内部モデルが異なることで、全く真逆の出力(行動)になっている

ことがわかります。

認知科学で内部モデルを書き換える!?

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「認知科学を用いたコーチング」では、上記の情報処理の仕組みを応用して、「内部モデルを書き換えることで行動を変容させる」アプローチを取ります。

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なぜ、行動を直接変えに行くのではなく、内部モデルを変更する必要があるにいくのでしょうか?行動へのアプローチではダメなのでしょうか。

例えば、「行動を変えるアプローチ」の例として、こんなことをやろうとしたことがある方はいらっしゃるでしょうか。

・明日から、朝5時起きを継続するぞ!
・毎月●冊読書するぞ!
・週●回、外を走るぞ!

私は、もはや何度トライして、何度三日坊主で終了したか、数えられません..(笑)。


ただ、認知科学を学んだ今にして思えば「内部モデル」へアプローチすることなく、行動だけ変えにいっても確かに継続する確率が低いのはある意味当然だったな、と思うようになりました。

なぜか。

理解をより深めるため、内部モデルに深く関わる「無意識」に関する話を1つさせてください。

受動意識仮説

慶應義塾大学大学院の前野隆司先生の提唱する「受動意識仮説」という考え方があります。

簡単にいうと、

すべてのことは「無意識」が意思決定をしている

という仮説です。

どういうことでしょう?

この仮説は、「意識」は脳の無意識の部分が動作した「結果」を受け取り(受動)、あたかも自らが意図したかのように錯覚する機能でしかない、というものです。

内容を具体的にイメージ頂くために、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のリベット教授ベンジャミン・リベット(1916 – 2007)が行った実験を紹介します。

われわれがとある動作をしようとする「意識的な意思決定」より前に「準備電位」と呼ばれる無意識的な電気信号が立ち上がるのを、脳科学的実験により確認されたというのです。(記事より引用)

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リベット教授は、被験者の脳に電極を指して、「指を曲げよう」と意識した瞬間と、「指よ曲がれ」という筋肉への指令が脳の運動野で出た瞬間を計測しました。結果は興味深いものでした。自分が「指を曲げよう」と意識するよりも、平均で0.35秒前に、筋肉への指令、つまり脳の活動が始まっていたというのです。

なんと、意識で感じるよりも、無意識下の指令の方が、先行していたのです。

多くの人は「自分の意思で指を曲げようと決めたから、指が曲がった」と考えますが、実際のところ、指を曲げようと決めたのは意識ではなかったのです。脳の無意識の部分がやっていた、というわけです。

この結果が示しているのは、「意識」が意思決定しているのではなく、あとから結果を観察しているだけ、ということ。

「意識」は、無意識の作用を後から整合的に理由づけすることで、まるで意思決定を自分の意志で行ったように感じるにすぎない、ということなのです。

人は無意識が9割!?

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上記研究結果に関連しますが、人間の脳における情報処理の大半(9割以上)は無意識下で行われており、意識して行ってやっていることはごく一部にすぎないと言われています

意識的に「変えよう」として変えられる行動は
非常に限定的

なので、「無意識下の行動を変えるにはどうしたらよいか」というのが、よりパワフルに行動を変えるためのアプローチとなります。

前野隆司先生の本も、下記に紹介しておきます。


「認知科学を用いたコーチングとは何か?」

一旦、本記事の冒頭の問いに対する回答をまとめておきます。

認知科学を用いたコーチングとは
内部モデルを書き換えていくことによって、
行動にポジティブな変化を生じさせるもの

「ポジティブな」という言葉が意味するところは、クライアントの目的(=達成したいゴール)に従います。

コーチは「ゴール」へ連れて行くためにクライアントのエフィカシー(後述します)を上げる存在です。内部モデルを書き換えることは、未来のゴール世界へたどりつくための非常に重要な手段になります。


ここから後半では、認知科学を用いたコーチングの理解を深めるするためのキーワードをお伝えしていきます。

・ゴール設定
・コンフォートゾーン
・セルフトーク
・RASとスコトーマ
・エフィカシー


ゴール設定

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ゴールとは何でしょうか?

認知科学を用いたコーチングでは、

将来こうなりたいという自分の姿、その時見えている世界

と定義します。

ゴール設定には3つの条件があります。

1)心の底からやりたいこと(want to) であること
2)「現状の外側」に設定すること
3)人生の複数の領域にオールライフで設定すること

1つずつ説明します。

1)心の底からやりたいこと(want to) であること

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「want to」とは聞き慣れないワードかもしれませんが、端的に言うと

・自分が心の底からやりたいこと、止められてもやってしまうこと
・きづいたらやってしまっていること

です。

例え自分自身にとって権威となる人(親、パートナー、先輩、上司など)から禁止されても、止められてもされてもやってしまう行為は、want toな可能性が高いです。

なぜwant toであることが重要なのか?

自身のゴールが心の底からやりたいことでなければ、ゴール達成への意欲は決して継続しないからです。
現状の外、などの条件もありますが、「心の底からやりたい、と自信を持って言えること」が、大・大・大前提となります

ちなみにwant toの対義語として、他人からの期待などの外圧は「have to」と呼んで区別します。

「〜でなければならない」という先入観だったり、心理的に柔軟でない凝り固まってしまっている様子を指して、have toは「心理的非柔軟性」と呼ばれることもあります。

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2)「現状の外側」に設定すること

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2つ目の条件が「現状の外側に設定すること」です。

まず最初に、「現状」という言葉の定義をしておきます。

・現状(そのもの)
・現在の状態が続けば十分に起こり得ると予想される未来

両方ひっくるめて「現状」と呼びます。

例えば「糖質制限を続けて今より5kg痩せる」「3年後までに現在の部署で昇進する」など、そこにたどり着くためのプロセスが浮かぶものは全て「現状」です。

逆に「現状の外側のゴール」とは、現在の仕事や環境では達成までのプロセスが見えないようなゴールのことをいいます。

例えば

・ピアノを一度も弾いたことがない人が500人の前で単独ライブする
・年収300万の人が仕事をやめて起業し年収を10倍にする
・カラオケが趣味のサラリーマンがプロの歌手デビューし、フォロワー1万人を達成

は、(あなたがやりたいかどうかは別として)現状の外のゴールのレベル感といえます。

なぜ、現状の外側に置くことが重要なのでしょうか。

結論からいうと、

脳が持っている「創造性(Creativity)」を最大限発揮するため

です。

まず、上述したように、ゴールを設定した時点では、たどり着くまでのプロセスは見えません。

ただ、「現状の外」(かつ「心の底からやりたいこと」)のゴール設定をすることによって、人は無意識のクリエイティビティを発動させ、達成するためのプロセス・経路を創造していきます

一方、「現状の中のゴール」では、脳はわざわざクリエイティビティを発動させる必要がない(発動させなくても達成可能、と考える)ため、脳は積極的にサボってしまうのです。

※ここについては「RASとスコトーマ」の項でも詳述します。


3)人生の複数の領域にオールライフで設定すること

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ゴールは仕事や趣味だけではなく、バランス良く人生のエリア(8つの領域)ごとに設定します。

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仕事:世の中の役に立ち、対価を得られること。自分の職業機能における理想
趣味:世の中の役に立たないこと。純粋なwant toの領域
人間関係:誰とつながっているか、どういう関係になっているか。未来のゴールを実現するために必要な人間関係
家族:理想とする家族関係(親・夫妻・子供の3方向)
例:妻にとってどんな夫でありたいか
社会貢献:自分の利益にはならない(返報性0)領域への貢献
知性:抽象度を高め、体系知識を学ぶ領域(生涯学習)。仕事と関係なし。
健康・美容:ゴールを実現するために必要な体力・健康・休息・美容のあり方
ファイナンス:他7領域のゴールを実現するために必要な収入と資産(最後に設定する)

オールライフで設定する理由はなぜでしょうか?

結論は

未来のゴール世界の臨場感を高めるため

です。

例えば、仕事のゴールだけを考え、他の領域は完全無視だったとすると、仕事では年収10倍になったけど健康を害し、家族が愛想つかして逃げてしまう、、などなど、本当にそれで人生全体でいうとハッピーなんだっけ?ということが起こりかねません。

複数のゴールを置き、それぞれが整合することによって臨場感を高めることにつながるからです。

臨場感を高めることで、コンフォートゾーン(後述)が未来のゴール側へずれた状態となり、ゴールが現実のものへと近づいていきます。

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コンフォートゾーン

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コンフォートゾーンとは、

人が快適・安心に過ごせる(心理的な)領域(Zone)

です。

「コンフォートゾーン」は元々コーチング独自の用語というわけではなく、人間などの生命に生来、備わっている働きです。

例えば、体温が下がると鳥肌が立ち体温の低下を防いだり、体を震えさせて無理くり運動を起こして体温を上げるような動きをしますよね。
人には外部環境が変化しても、一定の状態を維持しようとする生物の体の仕組みが存在します(恒常性維持機能、ホメオスタシス)。

この生体に備わっている働きが、マインド(脳と心)にも存在すると言われています。

コンフォートゾーンの特徴は下記です。

・コンフォートゾーンの中にいるときに人は一番高いパフォーマンスを発揮する
└例:ホーム戦とアウェイ戦では、ホーム戦の方が圧倒的に高いパフォーマンスを出せる

・コンフォートゾーンは1つしか取れない。2つ同時に持つことが出来ない
└例:人間の平均体温は36.5度であり、例えば「36.5度と40度のどちらでもOK」というように両方持つことはできない

・コンフォートゾーン2つある状態は「認知不協和」が起き、臨場感が高い方を脳は選ぶ
└現状の外側のゴール側が自分にとって臨場感が高い(リアリティがある・当たり前やと思える)状態を作ることがめっちゃ大事

コンフォートゾーンは、上述の通り、臨場感が高い方が選択されるという特性があります。

そのため、現状の外側のゴール側が自分に臨場感の高い状態(快適であり、慣れ親しんでいる)を作ることで、コンフォートゾーンが未来側へずれることとなります。

この考え方が、ゴール達成する上で非常に重要となってきます。

セルフトーク

セルフトークとは文字通り、

無意識レベルで自分自身(セルフ)に語りかける言葉(トーク)

です。

心で思っても口に出さないことや、全く意識していないけど考えてしまっていることなど、1日あたり数万語を自分に対して語りかけているといわれています。

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セルフトークを理解する上で、ワード・ピクチャー・エモーションという概念も重要なので一緒に紹介しておきます。

・人は、自らに語りかける言葉によって映像を映し出し、その映像に対して感情が生まれる
・「言葉」→「映像」→「感情」の順で感情が想起される

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セルフトークはなぜ重要なのでしょうか?

人間は、自分に対して無自覚に一日数万回唱えているセルフトークによって、「私はこんな人間だ」という自己イメージが形成されます。

せっかくゴール設定しても、「現状の自分」を維持するためのコトバが回っていたとしたらどうでしょう?強烈なホメオスタシスのフィードバックによって、現状に引き戻されてしまします。

セルフトークが未来のゴール側で作られてない限り、ゴール側に到達することはできないのです

達成したい未来へコンフォートゾーンをずらすために、セルフトークを使いこなすことはとても重要なのです。

RAS(ラス)

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RAS(ラス)とは、

・自分にとって重要と判断した情報以外をシャットアウトするフィルタ機能
・Reticular Activating System(網様体賦活系)の略

です。

そもそも人間は五感を通じて莫大な情報量をキャッチしており、情報量を全て脳で処理しようとすると人間は瞬時に餓死してしまうほどのエネルギーを消費します。

そうならないために、生命を維持するために、脳は積極的に”lazy”になっており、具体的には、約4億bit/秒入ってくる情報のうち脳が情報処理しているのは20万分の1の2000bit程度、ともいわれています。

RASの機構があることにより、

・「人間は、自分にとって重要と思うもの」だけを(無意識的かつ)選択的に見ている
・RASの仕組みにより、脳のリソースを節約でき、人間は餓死せずに済んでいる

という解釈ができます。

RASの働きを端的に示す例として、

子供が生まれる前は全然街中に赤ちゃんがいないように思っていたのに、赤ちゃんが生まれた途端「この街、急に赤ちゃんが増えたな」と思う

というものがあります。これも、「自分にとって重要なものだけを選択的にに認識する」RASの働きによるものです。

スコトーマ

(たとえ物理的に見えていたとしても)
脳が重要と思っていないために”認識していない”領域

スコトーマはRASと対の概念です(Scotoma:ギリシャ語で「暗闇」の意)

元々は眼科医が使う用語で、目の構造的に見えない暗点(blind spot)のことです。転じて、コーチングなど心理学の分野でも「心理的盲点」として使用されています。

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こちらは「ルビンの壺」という絵ですが、見たことがある方がいらっしゃしゃるかもしれません。

この壺を見た時、あなたには「何」が見えているでしょうか。

・ツボが見えている時→女性の顔は見えない(= 女性の顔はスコトーマになっている)
・女性の顔が見えている時→ツボは見えない(= ツボはスコトーマになっている)

物理的には同じ絵を見ているにも関わらず、複数通りの見え方があります。

私たちが見ている現実は自分が見たい世界であり、"正確"には認識していない(正確な世界、という言い方自体ナンセンスと言えるのかもしれません)ということを知っておく必要があります。

ゴール設定とスコトーマの原理の関係性

ゴール設定とRAS・スコトーマは深い関係があります。

ゴール設定の条件として「want toであること」「現状の外に設定すること」があったことを思い出してください。

仮に現状の延長線上にゴール設定しても、脳はわざわざリソースを使って頑張らずとも達成できるため、RAS・スコトーマに変化はおこりません。

ただ、「want toであること」「現状の外」のゴールを置いた場合、今の脳の使い方ではどう考えてもゴールへ到達できません(経路が見えない)。なので、なんとかして、ゴール達成に至るまでの経路を見つけようと脳(のクリエイティビティ)が発動し、頑張り始めます。

言い方を変えれば、未来のゴールという目的地が変わることで、脳にとっての重要性(内部モデル)が変更され、RASが発火し、目に入る情報が変わってくる、ということが起こります。

ここまでの関係を整理すると下記の通りとなります。

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まとめると、

・現状の外のゴール設定により、脳のクリエイティビティを働かせて達成する手段を認識させる
・ゴール設定を現状の外側に設定することでスコトーマが外れ、達成する方法が自然に生まれてくる

ということになります。

エフィカシー

エフィカシーとは、

未来のゴール達成する能力に対する「自己評価」

です。

正確には、セルフエフィカシー(self-efficasy)といいますが、略してエフィカシーということが多いように思います。

エフィカシーと対になる概念が、セルフ・エスティーム(self-esteem)です。

・セルフエフィカシー(自己効力感):未来のゴールへ到達するため、自分に能力があることを認める感覚。希望を叶えるため能力を発揮する、【未来】の自己評価。

・セルフエスティーム(自己肯定感、自尊心):短所を含め、ありのままの自分を受け入れ、本来的な価値を自分で認める感覚。【現在】の自己評価。

エフィカシーがゴールという未来を向いている概念であるのに対して、(セルフ)エスティームは過去に基づいて形成されているものです。

エフィカシーを抑える上でポイントとなることとしては

・「他人の評価」ではなく、あくまで自己評価であること
・根拠のない“謎の自信”でOK

です。例えば

「自分の強みと好きなことがめちゃ整理できて、未来のゴールに対してエフィカシーが上がってきた」

というような使い方をします。

実はエフィカシーはコーチングする上で一番重要なポイントとも言われていまして、コーチはいかにクライアントのエフィカシーを上げるかといっても過言ではありません。

その上で、エフィカシーについて理解しておくべきポイントとしては

人によってエフィカシーが高い領域が異なる

ということです。

絵を描くのがとても得意な人もいれば、構造化能力がとても高い人、ずっと走っていても飽きない人・・・人が持つ個性や能力は、人によって様々です。

なので、エフィカシーが高い領域をセッションの中でどう抽出していくか?がとても大事になってきます。

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本田圭佑さんの小学校の卒業文集に書いた内容が、エフィカシーを端的に表していますね。

“ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。”(本田圭佑さんの小学校の卒業文集より)

繰り返しになりますが、セッションの中で、

・自分の得意な領域は何か?
・自分の好きな領域は何か?

を一緒に整理しながら、自分にとってエフィカシーが高い領域を一緒に見つけていくことになります。


重要キーワードまとめ

ここまでの重要キーワードをまとめます。

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です。いきなり多くの概念を覚えるのは難しいので、よくわからない用語がでてきたら都度、ここに立ち戻って思い出して頂ければと思います。


最後に、ちょっと宣伝させてください。


おまけ:コーチング体験(60分)について ※更新あり



2021/09/16更新:
大変申し訳ありませんが、note掲載後大変ご好評を頂き、9月のセッションは満員御礼となりました。
そしてコーチングスクール卒業が2021年10月となっているため、その後は有料コーチング(3万/h)となりますため、無料とさせていただいておりました期間限定セッションは2021年9月をもって受付停止とさせて頂いております。申し訳ございません。m(_ _;)m

■こんな方におススメです!
・自分の人生を大きく変えたい、そして変わる覚悟がある
・何かを成し遂げたいという熱意はあるものの、熱量を掛ける方向を探している
・本音ベースでのやりたいこと(Want to)を特定したい方
・自分の持っている強み・才能を特定したい方
・本当にやりたいことで飛躍したい人
・変化に関しては軽いノリでまずは行動してみようと思うタイプ

■こんな方には残念ながら向きません.. ><
・現状に満足しており、手放したくない方
・大きな変化はしたくない方
・今、感情面、体力面で弱っている方
・誰かのせいでつまらない日常を送っているという被害者意識がある
・とにかく誰かに悩みを聞いてほしい


最後に

ここまでお読み頂きありがとうございます。

今回は、認知科学とコーチングとその重要キーワードについて解説しました。皆様の未来に向けて飛躍するヒントになれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうござりました!


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