【書評】リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法

ご無沙汰しております。

コーチングはざっくり週1ペースで継続しておりますが、なかなか学びをアウトプットできていなかった..のですが、今日は、買って即日読了した本があったのでご紹介させていただきます。

本のタイトルはリーダーの仮面」。

タイトルだけだとイマイチイメージつかないかもしれませんが、

・リーダー、マネジャー(候補)が読むと良い本
・感情でなく、「結果」でメンバをマネジメント・成長させるべし!という考え方に振り切った本(はっきり言い切ってくれるので、私はやってみようと
前向きな気持ちになれました)

です。
昨今流行りの心理的安全性やティール組織、サーバントリーダーとは一線を画す考え方ですが、個人的には組織のリーダー的立場の人は一度読んでおくと良い本と思います。

■結論

私がこの本を読んだアクションは下記です

1.仕事をメンバにお願いする際は、言い切る。
✗:■■をやってくれると嬉しいのだけど、やってみたい?
  (決定権や責任所在が曖昧)
○:■■はXXさんに任せた。いつまでに▲▲をやってきてほしい。
2.(感情ではなく)目標と結果でメンバを管理、成長させる。
✗:感情的に大げさに褒める、けなす
○:達成の場合→「達成ですね。お疲れ様でした」
  未達の場合→「未達ですね。で、次はどうしますか?」

淡々と事実だけを聞く。できていないときはアクションを具体的にどう改善できるかを聞く。
3.次の言葉を自らに毎日浴びせる(Todoistで毎日表示させる)
・雰囲気が良いから成果が出るのではない。
 成果が出るから結果として雰囲気が良くなる

・やめさせないためにメンバに合わせる必要はない
 会社が成長していて、自身が成長していればメンバはやめない。

・良いリーダーの言葉は後から効いてくる

・孤独くらいがリーダーはちょうどよい

・リーダーはメンバを「待つこと」が大事


■刺さったメモ

・マネジメントの際に意識する5つのポイント

1.ルール
✗:空気を読むことを求める
○:誰がいつ何をやるかが明確に指示する

2.位置
✗:対等な立場でコミュニケーションする
○:上下の立場でコミュニケーションする

3.利益
✗:人間性で動かす
○:メンバにとっての利益(成長できるか?)の有無で動かす

4.結果
✗:プロセス、感情で評価
○:結果で評価

5.成長
✗:目の前の成長できるかどうかで選ぶ
○:未来(中長期)の成長できるかどうかで選ぶ

・目標は、もうちょっとがんばればできるラインに設ける。
  その繰り返しによりメンバは成長する

・「私は、組織の利益アップのために何ができているんだろう?」と自問することが大事。
→何も出なければ自分本位の考え方になっている可能性があり改善が必要

■感想

・考え方としてはかなり同意。が、使い方によってはメンバから見ると荒療治に映ったり、ハレーションを生みかねないな、とも思ったのが正直なところです。
・具体的に明日からの現場でどう行動するか?については一旦やってみることとし、自身の改善サイクルを回していこうと思います!

いい本でした!


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