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タイトル:難問に「解き方」あり

「こどもイノベーター塾」の「ミッション2:「なぜ?」と思う理科の疑問を解明せよ」に、集まってくれた小学生のみなさんと一緒に挑戦しました。

とは、いっても、こどもイノベーター塾は、科学教室ではありません。
(ちなみに、来週のトピックスは戦国武将ですし、、、)

一見、難しいなと思っていることに対して、
・どこからどうやって考えたよいのでしょう?
・どうやって情報を整理したらよいのでしょう?
・課題はどのようにしたらみつかるのでしょう?
・解決策って、ひらめく以外に見つける方法があるのでしょうか?

授業の最後に、子どもたちの意見を聞いてみると、
「左右の箱をなくすことを考えて、いろんなものが出たのがおもしろかった」
「自分が言ったことと友達の意見をあわせればよりいいものができる。」
「理由をつかって場合を増やすと、いろいろ考えが浮かぶから、みんなで案が出やすくなるから便利だと思った」
などの声が聞かれました。

左右の箱???
一体、何をやったのでしょうか?
秘密はこれです。

この図(ロジック・ブランチ、あるいは短縮してブランチといいます)が示しているのは
もし、「火のもとと、燃えるものがある」ならば、けっかとして「火事になりやすい」
なぜならば、「乾燥しているものは火が着きやすい」から。
というように読みます。

火事をおこさないためにどうしたらよいでしょう?
実は、大きく言えば、解決の方向性は2つしかないんです。

  1. 左の箱を消す。つまり、火のもとや燃えるものをなくしてしまう。そうすれば、火事は起きませんよね?

  2. 右の箱を消す。つまり、「乾燥しているものは火が着きやすい」という状況を無効にするということです。不燃性の布や木材みたいなものも世の中にはありますよね。こういうものであれば「乾燥していても火が着きにくい」という状況を作れます。または、ものを湿らせてしまえば、乾燥していないことになるので、火事になりづらくなります。

こういう風に、方向性は2つであっても、そこから具体的なアイディアレベルになると
いくつも出すことができます。

重要なのは、火事の問題に限らず、どのような問題であっても、このように情報を箱に
書き入れて、矢印で因果関係を整理していくと、同じやり方でアプローチができるという
ことなんです。だから、日々の生活の中で、考える力を応用できるようになるのです。

これが「子どもイノベーター塾」の活動です。

体験会などのお問い合わせは随時受け付けております。
ホームページ
https://www.kodomo-innovator.com/

#子どもイノベーター塾 #考える力 #思考力 #勉強 #やる気


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