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求ム!冒険者!京都のリアルな問題に挑戦しよう!

8月3日に、子どもイノベーター塾リアル授業を行います。今回のモンスターは、観光客が急増する京都のオーバーツーリズムです。観光客、観光地周辺で生活する人、観光業に従事する人、市や府の職員の方、いろんな立場があります。たくさんの観光客が来られることで、得られるメリットがある一方、お困りごともあります。それぞれの立場に立って、みんなが納得し、ハッピーになる解決策を考えます。
対象は、小中学生。夏休みの研究課題にもピッタリ!
参加お申込み https://www.kodomo-innovator.com/

7月18日に、トビー先生が、KBS京都ラジオに再び出演されました。KBSアナウンサーの梶原誠さんとジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳さんとともに、本イベントの紹介や子どもイノベーター塾という名前の由来などについて、ご紹介。トビー先生の意外な素顔も垣間見えました。

以下、番組の抜粋です。

梶原さん
改めて子どもイノベーター塾という名前に込められた思いから聞かせてください。

トビー先生
今の教育は、社会に役立つ人材を育てられているのかと疑問持っていた知識を覚え込むという分野でコンピューターと勝負しても仕方ないんじゃないかという思いが強くなりました。
じゃあ、社会に出て役立つ理想の教育とは?と考えた。課題だらけの世の中で、創造的なアイディアを出さないといけない。アイディアだけではなく、先頭に立って実現し、世の中を良くする、そんな価値をもたらす人をたくさん育てたいなと。一言で言うと「イノベーター」。子どもイノベーター塾と名付けました。

鵜飼さん
思考力は、鍛えていく必要がある。実現していくには、周りに協力者してもらう説得力とか論理的に説明して納得してもらうっていう力が必要。

トビー先生
大きな課題になればなるほど、仲間を巻き込む力が必要。誰も答えを見いだせてないものであれば、一回目の取り組みがうまくいくとは限らない。仮説を立て、その失敗から学び、ステップアップする。

梶原さん
子どもイノベーター塾は、どのくらいやっているんですか?

トビー先生
大体3年くらい前から。最初は社員のお子さん対象にスタートしたところ、評判が良く、今は徐々に広がってきている。

梶原さん
考える力とか、協力者を説得するような力っていうのは、誰もが子どもに身につけさせたい。だが、「どうすればいいのか分からない」のが正直なところ。

トビー先生
まさにその通り。なぜならば、学校では教えないから。正解、不正解がない課題に、どうやってアプローチしていくのかは、学校では教えてない。

私が所属しているこのゴールドラットでは、創業者のゴールドラット博士が、3つの道具、箱、矢印、バナナを使い、論理立てます。箱には、いろんな現象とか事象を書き込む、矢印を使ってその情報と情報の繋がりを明らかにする。バナナっていうのは、2つ同時に起きないと1個の結論に至らないときに使います。小さい子どもでも、この3つを使えば理解できる。会社の経営にも応用できます。

梶原さん
授業では、飛田さんが、子供たちに問いかけながら、自由に意見を出していく。「ちょっと突飛すぎるだろう」という意見がMVPに選ばれていた。

鵜飼さん
今の子たちって結構慎重な感じ。天才的な発想とが認められていくと、本当に伸びるなと思います。

トビー先生
目標を達成するためのツール、意見の対立を解消するツール、これをやったら何が起こるかと考えるツールがある。これらを組み合わせて、素晴らしいアイディアをさらに磨き上げる。
基本オンライン授業で、全国各地、海外からも、小学生、中学生、幅広い年代の方が一緒に学ぶ。年齢問わず素晴らしいアイデアが出てくるので、非常に刺激的な場となっています。

梶原さん
今度、みんなで集まっての授業が夏休みに行われるんですね。

トビー先生
初めての試みで、リアル授業を開催します。8月3日土曜日。午後1時から4時ごろまで、小中学生対象。今回のモンスターは、ずばり!オーバーツーリズムです。よい解決策ができたら、市などに提案したいと思っています。

鵜飼さん
どうやって子どもの発想で解決できるのか、楽しみです。京都の問題を、斬新なアイデアで突破口を開いてもらいたい。

梶原さん
最後に一つだけ。飛田さんは宇宙飛行士を目指していらっしゃった。

トビー先生
宇宙飛行士の毛利衛さんが、テレビに出てるのを見て、衝撃を受けました。ロケットや天体観測より、私はこの毛利さんの存在、宇宙の場から人に語りかける影響力に惹かれました。当時高校1年生で高校の普通科にいたのですが、翌日には、理数科に転科してしまったぐらい。
子供イノベーター塾で、今できつつありますが、メッセージを世の中に伝えていくことを大切にしたい。私自身、宇宙飛行士という形ではないけど、夢を叶えるツールを伝えられるのは、本当にうれしいことです。

イベント告知「夏休み特別授業!京都でリアル授業開催」

夏休みの特別イベントとして、京都にて初のリアル授業を企画しました。
大人も解けない社会問題を子どもたちが3つの思考ツールを使用し、
解決策を出し、その解決策を京都市に提案できればと考えています。

夏休みの研究課題や宿題そのものにも使える内容です。
忘れられない夏の思い出づくりとしても、ぜひご参加ください!



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