子どもたちが安心して発言できる場 ~体験授業を受けられた保護者の方の声も紹介~
今回の授業には、体験のお子さんがたくさん参加してくださいました♪
今日のテーマは、対立した状況をスッキリ解決しよう!
探偵団ミッション:仲直りの達人のスゴ技を見つけ出せ! ということで
日常起こる意見のくい違いをどう解決するか、スゴ技を一緒に学びます。
友達と親、兄弟と意見がくいちがった時、みなさんはどう解決しますか?
私が子どもと対立した時は、50%は「アカン」と一蹴する、30%折れる、
20%折衷案 みたいな感じでしょうかねぇ・・・ハハ(*ノωノ)
一見、解決したように見えても、片方が妥協をしていたり、なんなら無理やり
きめてしまったり、とモヤモヤが残ることってありますよね (;・∀・)
モヤモヤを積もらせるとどうなるでしょうか・・・それが爆発したら・・・
ヒー(-_-メ)、取り返しがつかなくなってしまうことだって考えられますよね。
これは、スゴ技を身につけなければっ!
今日の例題として学ぶのは、
金魚を飼ってほしいとショッピングモールで泣きわめく女の子
VS もう帰るわよ!と怒っているお母さん
の対立です。
「そもそも、対立ってなんですか?」
みなさん、答えられます?? 私は ンガグッグッ となりました(‘Д’)
対立を解消する前に、先生は、対立が成立している場合とそうでない場合を
ていねいに説明をします。
確かに対立している状況が定義されないと解決もありません。
そしてそんな場面にお父さん登場~。泣いてる娘と怒っている母親の間に
入って さてどんな解決策をしそうですか?
「アイス食べにいこ~か!」とごまかし作戦。
「もう、いくよ!」と無理やり作戦。
「じゃ、買ってあげる♪」と 嫁置いてけぼり作戦。
「ふたりの目的をそれぞれ聞いてあげる」と仲介作戦。
と色々出ました。
中には、こんなアイデアも子どもたちからでたんです。
「コナンみたいに麻酔銃でお母さん眠らせて、その間に家の近くに
小屋を建ててそこで金魚を買ったらいい」
なんとも、とんだ発想がでてきました。すると、その麻酔銃に興味を持った
子どもたちがその話がひっぱられ、議論は麻酔銃の話に
発散しだしたんです(焦)。
ひゃ~、先生、こんな状況どうするの~?
とハラハラしながら聞いていたのですが、先生は、みんなの発言を
「おもしろいね~!すごいことかんがえるなぁ~!」と
ニコニコしながら、すべて受け止めたんです。ほんとすべて。
ちゃんと意見として、麻酔銃 採用です(;・∀・)
えええーーーッ!と思ったんですが、
そのあと、「この解決策をやるとどんな結果が起きそうかな?」と起きうることを
予想して、みんなで解決策ひとつひとつを検証していったのです。
すると、筋のいい解決策にみんな納得して絞ることができました。
これが・・・子どもたちが安心して発言ができる場・・・。
大人である私は、どこかでこの答えじゃないとだめって思い込みがあって、
そこに誘導しないと なんとなくいけないような気がしていました。
でも、子どもイノベーター塾は、答えのない問題を考える場。
どんな自由な発想があってもいいんです。
私が学校で受けてきた教育は、今は違うかもしれませんが、
みんなで同じ答えに向かって学んでいくものでした。
社会には「正解!」がいつも存在しているわけではありませんよね。
それなのに正解がわかないと不安になったり、そうでないとダメだと
思うことは、発想を制限してしまうことになりかねないんですよね((+_+))
子どもたちは、安心して発言することで、発想力を膨らませ、自己肯定感を
養い、その上で考える力は伸びていくんですね。
参観をしてくださった保護者の方からその日の感想をいただきました。
「じっくりと自分で考える時間をとってもらっているのがいい。」
「正しいことを言わないといけないと大人は思ってしまいがちだが、
子どもたちが思ったことを言えるのがすごくいい。」
「脱線しそうであっても、ちゃんと論理的に考えることで、また戻って
これるようにファシリテーションしてもらえる。」
「思いつきの発言でも必ず受け止めてくれる心理的安全性の場だとおもった。」
「引っ込み思案な息子だが、みんなの発言を聞きながらしっかり自分でも
考えられるようになっていた。」
「学校とはまた違って考えるということに集中できている。」
「親も一緒に授業をうけることで、新しい子供たちの気づきがあった。」
親も子どもも安心して臨める、そんな学びの場を大切にしている
そこが、子どもイノベーター塾の私が好きなところです(*´з`)
すっかり、仲直りの達人のスゴ技について解説できませんでしたが、
子どもたちはちゃんとスゴ技をみつけだしましたよ。
中身は、またの機会にご紹介するとします♪
Koromo
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