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もっと早く知りたかった!

予測不可能な未来を案じながら、私たちは常に不安と隣り合わせです。
不快な感情はいったいどこからやってくるのか?

このカラクリを知った時、もっと早く知りたかった!と思いました。

90秒のCMで号泣してしまう私。「感受性が強い」という個性が、時に心の負担になることがあります。

私にとっての当たり前が、誰かの心を軽くするヒントになることがあると信じて・・・今日も3分間のお喋り。

【ラジオ文字起こし】

みなさまこんにちは。マインドフルネスセラピストの三嶋かよです。
この番組は、あなたの奥で眠っている本来の美しさを見つけるための「心のクレンジング」ラジオです。

今回は「不安はどこからやって来るのか?」マインドフルネスの観点から紐解いてみたいと思います。

私たちは、日常の中で無意識に、もしかしたら起こるかもしれない「不快なこと」「都合の悪いこと」「体験したくないこと」を想像して、もし本当にそうなってしまったらどうしよう!とか手遅れになる前になんとかしなくちゃ!とかそんな風に、不安や恐怖、焦りなどを感じることがあります。

「過去」についても同様で、既に過ぎ去った過去の記憶を手繰り寄せて、

あの時の選択は間違ってたんじゃないか とか
あんなことを言わなければ良かった とか

過去を後悔することがあります。

私たちを不快にさせる感情は、「想像」や「妄想」がセットになっている、ということ。

私のレッスンでは「止まらない連想ゲーム」と表現することがありますが、この連想ゲームは放っておくと、止め処なく続いてしまって、長引けば長引くほど、ネガティブなフレーバーが増していきます。

とくに現在は、世界中が、予測できない未来を案じて、落ちつかない日々を送っています。不快な感情に呑まれないためには、心地の良い落ち着いた心を手にするためには、過ぎ去った過去や、まだ来ていない未来を悪く想像してしまうマインドを「今、ここ」に戻してあげることが、カギです。

不快な感情を味わっている時、私たちは過去か未来に囚われています。不快感情は「今、ここ」からマインドが離れている証拠です。

マインドは過去、現在、未来を行き来します。肉体は「現在」にしか存在できません。

マインドフルネス瞑想は、マインドが過去や未来に囚われていることに気づき、呼吸をアンカーに「今、ここ」に、マインドを戻す感覚を、体に馴染ませるためのトレーニングです。

回を重ねるごとに、少しずつ、マインドフルネスを捉えるヒントになったら嬉しいなと思います。

今日は「不安はどこからやって来るのか?」というテーマでお話ししました。

それでは今日も、マインドフルな一日をお過ごし下さい。

inner temple
三嶋かよ
マインドフルネス瞑想講師
サウンド・セラピスト


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