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「考えすぎ」から抜け出す


現在の社会は、新たなテクノロジーが加速度的に進歩しており、私たちの生活もデジタル情報に埋め尽くされています。私自身は、社会の発展を歓迎する一方で、不安も大きく、その中でも精神のコントロールは日々気にかけています。心配症という性格もあるのかもしれませんが、考えすぎて疲れてしまうことが多くなっている感じがします。

私と同じように、考えすぎで悩んでいる方も多いのではないかと思います。考えすぎは制御が難しく、否定的な思考は留まるところを知りません。その回避方法として1つは「もしも全てがうまくいったら」というポジティブな視点を持つことが言われます。この意識の切り替えが、楽観的で回復力のある考え方を養うための強力な手段となると言うのです。悩みは取り越し苦労となるものばかり。そのため、大胆で積極的な行動をとることにより、取り越し苦労を払拭し、充実感と平静さを思いのほかあっさりと手に入れることができることも少なくありません。要は、気持ちの問題ということなんですが、その切り替えは、言うのは簡単ですが、実際は簡単ではないですね。

私も趣味でしているマインドフルネスの実践は、宗教的な儀式ではなく、受動的なエクササイズでもなく、むしろ、能動的に自分の思考をコントロールするための方法だと私は考えています。深呼吸や体に注意を払うといったテクニックは、過度な思考から解き放たれるために有効です。テクニックはいろいろありますが、単純に目を瞑り、今の自分の体や心に集中するだけでも気持ちは楽になります。

現代のテクノロジーのように体や心ははやく進歩しません。そのような社会に、丸腰で挑むと心や体が壊れることがあっても不思議ではないでしょう。マインドフルネス的な行為(瞑想やヨガ、坐禅など)は、抗生物質のような即効性を感じることはできないですが、自己とゆっくりと向き合うことができる手軽な方法です。

集中しやすいようにシンギングボウルの音と一緒にすると効果的です。チベットのシンギングボウルは、古くから体の痛みを和らげ、心身を安定させる効果があるとされてきました。本格的な瞑想やヨガをはじめてもいいですし、日常の疲れを感じた時に、すこし目を瞑って聴くだけでもいいので、生活の中に少し取り入れてみてはいかがでしょうか。


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