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流れその1~夫婦問題勃発~
夫婦問題勃発~落ち着く(今はその過程)まで、どんな流れになっていたか振り返りを。
ある時、夫の女性問題が発覚しました。
コロナ真っ只中、世界は外出禁止ムード一色の時です。
外出どころか、こんな時に女性と関係!?
頭が真っ白になり、身体からは一切の力が抜けました。
「どういうつもり?こんな時にこんな事するなんて!!」
私の怒りに謝るどころか、「じゃあどうすればいいんだよ」
と開き直る夫。
「じゃあどうすれば、って、私のせいなの!?」
「ずっと前からこんな事してたの?私が鈍感だっただけ?」
そのまま私の訴えは無視に近い形で流され・・・
その日は眠れず、寝室から夫のイビキが聞こえてきて、本当に辛かった。
「こんな事があった後に眠れるなんて・・・!」
海外に来て、慣れない環境で子育てをして、義家族とうまく付き合って・・・
頑張ってるのに、どうしてこんな事になるの!?
キツイところもあるけれど、誠実さはピカイチだった夫に裏切られたのが、何よりも辛かった・・・
コロナで日本に帰れず、この国にいるママ友にはそんな事話せない。
だって、ママ友はみんな幸せそうで、きっとこんな話したら引かれる・・
それに、狭い日本人妻のネットワークで、すぐに噂が広がるだろう・・
心が震えて、どこに頼ったらいいか分からず、しばらくは日本の友達にライン通話で相談をしまくっていました。
当時の私、かなりイカれた状態だったと思います。
そんな私の話を長時間聞いていた友達は、きっと辛かったはず。
本当に感謝しています。
日本語で相談したい、日本人と話したい。
そんな中、いわゆる「サレ妻」達のラインオープンチャットに参加しました。
日本語で、匿名で、同じ傷を抱えている人たちとのやり取りは、始めた当初は心の支えでした。
でも、そこでは、相手女性のことを
「ブス」「クソオンナ」「ババア」と読んだり、
どうやって夫のプライベートな時間をなくすか、デバイスの監視法や証拠を掴む方法などが熱く語られていました。
途中から、強烈な違和感を感じはじめました。
私は相手の女性には怒りはなく(強烈なジェラシーはありました)、ただただ、自分の惨めさ、変わってしまった夫への怒りと失望が辛かったのです。
新しい監視法などを見ても、心がいっそうザワつくだけな自分に気づき、
「もう、ここでお話するのはやめにしよう」と退会をしました。
同時期に、夫婦関係のことを発信しているyoutubeチャンネルを取り憑かれたように見ていました。
中でも、かなり助けてもらったチャンネルが有り、その人のカウンセリングを受けることにしたんです。
カウンセリング期間はおよそ半年に及びました。
カウンセリング内容は、夫婦問題というより、自分を見つめることを中心に行うものでした。
その間に強いフラッシュバックに苦しみつつ、自分に向き合う作業をしていきました。
とはいえ、フラッシュバックの時は、取り憑かれた状態なので、
夫のカバンや所持品、ドライブレコーダーをチェックしてしまうのです。
「何をやってるんだろう、自分」
「結局オープンチャットの人たちと同じじゃん」
「私って、こんなことをする人間だったっけ?」
「カウンセリングにあんなに払ったんだから変わらなきゃ」
常に胸が苦しく、食べられない、眠れない、という状態でした。
眠れないって、こんなにも辛いことなのか・・
普段、眠れることのありがたさを身を以て体験しました。
続く・・・
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