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アニミストのひとりごと

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昔の日本人が普通に持っていた自然信仰のものの見方で、現代の諸々を見て思うことをつらつら書いてみます。
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#旅行記

私の愛する限界突破集落 あかぐら

私の愛する限界突破集落 あかぐら

昨年に続き、今年の夏も奥熊野へお邪魔しました。
(上の写真は、赤倉の雨滝です。)

雨、川、汗、滝、温泉、海、清水、雲。
ありとあらゆる種類の水の恵みを、溢れんばかりの大盤振る舞いでくれる熊野という土地が大好きで、10年ほど前から通い始め、去年から今年にかけてはもう7~8回ほど(笑)、すっかり通い詰めています。

熊野ってどこ?ここ数年、誰彼かまわず熊野をオススメしまくっていますが、よく聞かれるの

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鹿を捌く 後編

前編はこちら。なお、作業しながら写真は撮れなかったので、解体中の衝撃写真とかは無いです。文章表現だけでもNGな方は後編はスルーしてくださいませ。

お昼をはさんで、作業再開。
日差しが強く暑かったので、せめて影をつくろうということで、この状態でお待ちいただいておりました。

お腹をひらいて内臓を取る使ったのは刃渡り長めの包丁でした。室田さんが「このために買っといたんだ!」って言ってたから専用のもの

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鹿を捌く 前編

先週末、山梨県北杜市にお邪魔してきました。
初日は知人の田植えお手伝い、2日目は自然農園ビヨンドさんでバンブータワー作り、3日目はそのままビヨンドでボランティアという流れだったのですが…

突然の予定変更「今日は鹿をとりに行きます!」ビヨンドの室田さんは、ボランティアの作業は当日に決める方です。当日の天候や状況など見ないと予定を立てても意味がないからという至極ごもっともな理由です。その日の朝は、お

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紀勢線が好き!

紀勢線が好き!

私はちょくちょく旅行で熊野へ行きます。交通手段はいろいろあり、熊野のどこへ行くかによっても変えるのですが、一番多く利用しているのが鉄道です。私は東京在住のため、紀伊半島までは長時間の列車旅にはなるのですが、これがまた楽しいのです。

東海道新幹線~紀勢線 この国の形を概観する列車旅東京駅から新幹線で名古屋へ。熊野への旅の最初の部分では、車内の乗客にはビジネスモードの方も多く、旅行者としてはちょっと

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