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下北沢 お花に囲まれて飲めるバー

葉山の海近、月に1,2回、晴天の週末にシャンパーニュバーをオープンさせているインギャリオン店主です。10月は14日の土曜、14:00からシャンパーニュバーオープンいたします。7,8月は貸し切り予約、9月はアロハイベントでのオープンだったので、シャンパーニュバーとしてのパブリックオープンは4ヶ月ぶりです。楽しくオープンしていきますので、週末の昼からシャンパーニュを1杯、お時間ある方は楽しみに来ていただけると嬉しいです。

今回は数年前に惜しまれつつ閉店してしまった下北沢の伝説の花屋バー、ガーデナについて書いていきたいと思います。ガーデナは下北沢の一番街にあった2,3坪程度の小さなお花屋さんで、安くていきのいいお花たちに囲まれて飲めるバーでした。

お花だけを買いに来るお客様も多いのですが、僕らはお花買うついでだけではなく、もっぱら飲むことを目的として、小さな子供も連れて足繁く通っていました。

4,5席で満席になるバー。満席でも立って飲む方もいらっしゃり、お客様とお客様の距離が非常に近い。お花の華やかさも空間と雰囲気を明るくしていて、知らない人同士でも楽しく話をしながら飲めることもしばしばでした。

バーが閉店してから数年立ちますが、マスター含め今でも仲良くしていただいている方々がいます。先週末もバーで仲良くさせていただいている先輩に招待され、素敵な軽井沢の木々や川に囲まれたお宅とお庭で、素敵な時間を過ごさせていただきました。

以前の記事で、サラリーマンをやめてからの次の青春のために、50代から準備することを書いた本のお話をしました。

その中で人脈の総点検をする、5つの居場所を確保するという2つが、自分にとって本当に重要で、本当に恵まれて来たことを実感していると書いてました。

下北沢のガーデナは人脈という点でも、居場所という点でも、今から思うとこれまで出会ったベストのバーの1つでした。マスターの良い人柄に惹かれた、様々なご職業や趣味を持たれている素敵な方々。マスターのお客様同士をつなげる特殊能力で、今でも楽しくお付き合いできる方々とのコミュニティーは、僕たちの人生を楽しく彩ってくれています。

楽しくさせていただいているのはお酒を飲みながら談笑する僕たちだけではありません。そのコミュニティーには、娘と同じ年代の子供達も何人かいます。軽井沢で子供達が昔と変わらず遊んで走り回っているのを見て、子供達にとっても学校や習い事などとは異なる仲の良い友達のコミュニティーがあるのは幸せなことだと実感いたしました。

素敵な方々と素敵な空間で出合い、長く続くコミュニティーかできていくということ、自分のバーもそんなふうになっていけるといいなと思っています。

読んでいただきありがとうございました!


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