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【年末特別号】どんなnoteが読まれた?2019年を飾るnote20選!

noteでは、今年もたくさんのクリエイターの記事が投稿され、たくさんのnoteが読者に届きました。

年末の特別企画として、2019年に公開された記事のなかでも、特によく読まれた記事を、エッセイ 、生活、カルチャー、国際、ビジネスのジャンルごとに20記事ご紹介します。

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【エッセイnote 】

■ 弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった / 岸田 奈美さん

知的障害を持つ弟・良太さんの万引き疑惑で、大騒ぎになる岸田 奈美さん親子。弟さんの行動を通して地元の人々の優しさに触れる、心温まる作品です。
その他、『一時間かけてブラジャーを試着したら、黄泉の国から戦士たちが戻ってきた』や『最愛の母に「死んでもいいよ」と言った日』など、岸田さんの綴る家族愛やユーモアあふれる作品が、たくさんの方に読まれた一年でした。


■ 住んでるマンションを退去したら被告になった話 / しりひとみさん

マンション退去時の請求費用をめぐる、しりひとみさんの法律ドラマ作品。業者をやり込めるしりさんの彼氏(鬼)と業者との攻防戦に、しりさんは思いきり怯えながら、巻き込まれていきます。
シリアスな内容にも関わらず、しりひとみさんのユーモアセンスでテンポよく読みすすめられるnoteです。



■ 店のメニューにはない「タラコスパゲティ」を注文できる人になるまでの話。/ 事務員Gさん

近所のイタリアンレストランで、メニューにはない「タラコスパゲティ」を作ってもらえるほどの常連になると決めた事務員Gさん。週に1回通いつづけた事務員Gさんは、果たしてタラコスパゲティを注文できるのでしょうか…!
ひたむきに通い続けた「謎の人」事務員Gさんの行動力に、引き込まれる文章です。


■ 最高のおにぎりの作り方 / 樋口直哉(TravelingFoodLab.)さん

料理noteでおなじみのTravelingFoodLab.樋口直哉さんによる、最高の「おにぎり」づくりのnote。お米の量から塩分の量、そしてベタつきまでを比較して実証した、最高のおにぎりレシピです。
料理の基本』や『料理好きのための21世紀料理教室』など、料理にまつわるマガジンも更新しています。
また、cakeでは『「おいしい」をつくる料理の新常識』を連載中です。


■ 呪いが解ける日 / 夜更けさん

作家・川上未映子さんの特集をしていたNHK番組『あさイチ』を観ていた夜更けさん。番組内での博多大吉さんのとあるコメントに、気づいたら涙を流していたといいます。
「母に言われた忘れられない言葉」というテーマから、家族や親子関係に悩んでいた方、そして子育てをする親御さんへおおくの反響を呼んだnoteとなりました。



【 生活note 】

■ 生活をサボるな。とインド人に叱られて二年経ってから分かったこと / はし かよこさん

インドで一人旅をしているときに、宿屋のおじさんに告げられた「『生活』をサボっているんじゃないよ」という言葉。毎日仕事に奮闘していた はしかよこさんは、退職をきっかけに始めた田舎での生活を通して、この言葉の意味を理解しつつあるといいます。
「仕事」と「プライベート(生活)」とのバランス。このnoteをきっかけに、自分のライフスタイルと向き合ってみてはいかがでしょうか。


■ 「ご自愛する」という戦い方 / Tsukioka Airiさん

過労が原因で体をこわしたことをきっかけに「ご自愛する」ことの大切さと難しさを知ったTsukioka Airiさん。ハードワークによって手軽に得られる「頑張ってる感」に惑わされず、強い精神力とマネジメント力をもって「ご自愛」していくことの重要性を語ります。
洋服をゆっくり試着すること、栄養あるご飯を食べること、美術館にでかけることなど…。自分を大切にするための時間をつくると、ちょっと楽に生きられるのかもしれません。


■ 小学4年生の男の子が自分の発達障害について創った資料を公開します / 中里祐次 @watoさん

発達障害を持つ小学4年生の男のが、自分の障害についてプレゼンした資料を公開しています。「発達障害とは」「どんな気持ちになるか」「どんな困りごとがあるか」などがわかりやすくまとめられており、少しでも多くの人に当事者の声が伝わったnoteなのではないでしょうか。


【 カルチャーnote 】

■ 観葉植物のおばけ / けんさん

とあるアパートに引っ越してきた主人公。その部屋の片隅にぼうっと現れたのは、なんと「観葉植物のおばけ」…!?
「自分がなんで生まれたかわからない」と語る彼と主人公が信頼を築きあうようすを描いた、心があたたかくなるマンガ作品です。
作品の根底にある「孤独感」が昇華されてゆく姿に心が動かされます。



■ 【永久保存版】サカナクション山口一郎×NEWS23小川彩佳「本当に正しいことは、最初はいつも少数」/ 「NEWS23」スタッフノート

TBSの報道番組『NEWS23』に提供された、サカナクションの新曲「ワンダーランド」。当番組キャスターの小川彩佳さんが、ボーカルの山口一郎さん
に新曲に込めた想いを伺いました。
新しい感情を発明するために、混ざり合わないものを混ぜ合わせた"良い違和感"を感じ取ることで音楽をつくりたいという山口さん。音楽を愛する山口さんの熱量を感じたインタビュー記事でした。


■ もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら? SF小説「ピュア」/ Hayakawa Books & Magazines(β)

「もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら?」という、2万5千字で書かれた小野美由紀さんのSF小説『ピュア』。ある純粋な性と生を描いた、遠い未来の物語です。
編集者それぞれが自由に担当する書籍の宣伝をしている早川書房さんのnoteで最も多く読まれたnoteになりました。


■ もうミスチルファンをやめようと決めた日 / めろん井 けけでさん

生きがいで、生きる意味で、芯のような核のようなもので ─── 
「ミスチルの音楽さえあればそれだけで人生が豊かになる、唯一無二の存在だった」というけけでさん。ライブで最高の席に当選し、本人たちを前に心が満たされたけけでさんは、長いこと続いていた自分探しの旅もこのあたりで終わりにしようかと、Mr.Childrenのファンとして終止符を打ちました。


【 国際note 】

■ 経済制裁下のイランに行ったら色々すごかった 
/ 岡田 悠さん

アメリカの経済制裁下にある国、イランを訪れた岡田 悠さん。両替レートを一桁勘違いしたことで大金持ち(ただし滞在中に使い切らなければならない)になった岡田さんがとった行動は…!?
岡田さんは、『近所の寿司屋のクーポンを記録し続けて3年が経った』なども話題になり、noteのクリエイターファイルでも取り上げさせていただきました。また、cakesでは書き下ろしエッセイ『旅と思えばそれは旅だ』を連載中です。


■ 日本から欧米に行き、すごく恥ずかしかったこと / 
塩谷舞(mai shiotani)さん

ゴミ問題に対して個人や企業がなにをするべきか、アイルランド留学中に考えたことを塩谷舞さんが綴っています。紙パッケージや月経カップ、バンブーのストローなど…さまざまなエコグッズが普及しているヨーロッパの例が紹介されていて、日本に住む私たちの消費活動を見直してしまいます。


■ 手作りキンパに想うこと / 村本大輔さん

朝鮮学校の生徒たちの前で講演をすることになった村本大輔さん。その学校の学生たちが「朝鮮学校の無償化」を訴える姿勢を見て、実態を漫才で訴えたそうです。問題を真摯に受け止め行動し続ける村本さんの姿勢に、たくさんの人が注目しました。


【 ビジネスnote 】

■ 小1起業家 〜900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業〜 / 佐藤ねじ(ブルーパドル)さん

大好きなポケモンカードを買うためにお小遣いが足りないと悩む息子さんに、1回100円で「お金の稼ぎ方」を講義をした佐藤ねじ(ブルーパドル)さん 。実際に家庭内でカフェを開いてお金を稼ぐ体験をした息子さんは、いろいろな学びや気づきを得たようです。


■ やりたいことがなくて、立ち止まってしまう20代の人向けの記事 / けんすうさん

「やりたいことが見つからない」という若者に対して、「努力の方向性」と「バラエティ」にフォーカスしたけんすうさんが、やりたいことを見つけるためのアドバイスを書いてくれました。
何者にもなれずに苦しむ人の、道しるべとなるようなnoteです。



■ 大企業でしか働いたことのない40歳オッさんがスタートアップへ行った話 / 萩原 雅裕さん

数々の大手勤務を経て、スタートアップのような少人数制の企業へ転職した萩原 雅裕さん。未経験・初体験ばかりの業務でも乗り越えてこられたというその理由について書いてくれました。
働き方や生き方が問われるこの時代。どんな形だとしても、過去の環境で得たものを今に活かす視点をもつことの大切さを教えてくれたnoteでした。


■ 全人類がやるべきGmailを100倍便利に使う方法 / 黒田 明臣 / あきりん / XICOさん

黒田 明臣さんが、毎日Gmailで2000件のメールをさばく方法を伝授してくれました。それぞれの機能を分解し、メールが届いた時のアクションをまとめています。
メールを確認するだけでなく、Googleツールを使いこなすための管理術も紹介されています。通知がたまりがちな方や、チームの情報共有が上手くいかないという方にも必見のnoteです。



■ カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 - 前編 / naofumitさん

自身が運営する会社で、企業文化の崩壊を経験したnaofumitさん 。組織が崩れてしまった社内を再起させるべく、奮闘した組織デザインの2年間をまとめてくれました。
企業文化の再構築についてストーリー仕立てに語られたこの奮闘記は、ビジネスパーソンに多くの刺激を与えたnoteとなりました。

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年末お題企画「#2019年のベストnote

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