「noteクリエイターサポートプログラム」の第1弾支援クリエイター11組が決定しました！
活動支援金やイベント開催のサポートなどで、クリエイターの創作を後押しする「noteクリエイターサポートプログラム」。2022年9月1日〜30日の期間中には、1,203件ものご応募をいただき、ありがとうございました。
ご応募いただいた企画の内容や、社会的意義、チャレンジへの意気込みなどから総合的に判断し、第1弾の支援クリエイターを以下の通り決定いたしました。
■＠ARTさん
＠ARTさんは日本にあるパブリックアート（公共空間に設置される芸術作品）のデータベース「Public Art Database（β）」を作成しています。国内最大級のデータベースを維持・運営し、観光資源の発掘による地域活性化や、芸術文化の継承に寄与したいという想いに共感し、支援金をサポートいたします。
＠ARTさんからのコメント
この度は、ご支援ありがとうございます！パブリックアートと街の魅力を発信して、新たなアートの楽しみを伝えていきたいと思います。皆さんの街の作品も載せていけるよう活動していきます。
■あまてらすプロジェクトさん
島根県の人口2,300人の島「海士町」の高校生ふたりが、島内のベンチャー企業と連携し、高校での自家発電事業を立ちあげるプロジェクトをはじめます。学校の探究学習から島の「電力の自給自足」というキーワードに出会い、自分たちの力で発電を目指すチャレンジの活動資金をサポートいたします。
あまてらすプロジェクトさんからのコメント
たくさんの応募の中から選んでいただいて光栄です。いただいたお金は私たちの高校で使っている電力を自家発電で賄うための資金として有効に活用させていただきます。自分自身、利益の発生する事業に取り組むのは初めてのことで、今とても緊張していますが、せっかくいただけたチャンスを無駄にしないように最後までやり遂げたいと思います。私たちの活動をどうか応援してください。
サポート活用のようす
第一歩として、支援金を使いドローンを購入。太陽光パネル設置後の保守メンテナンスなどに使用していくそうです。活動は地元でも注目され、メディアでの記事化も！プロジェクトのnoteでは、太陽光事業の進捗状況や活動の様子を読むことができます。
■アンジーさん
「ピアノを通じて世界をよくしたい」という想いのもとで、YouTubeでの動画配信やピアノスクールPIANARTの代表兼講師をしているアンジーさん。だれでも家にいながら参加できるオンラインスクールを新たに立ち上げたいというチャレンジの活動資金をサポートいたします。
アンジーさんからのコメント
愛してやまないnoteからこうして私の夢をご支援頂き、感無量です。
ピアノに救われてきた人生だからこそ、私にしかできない事があります。ピアノを通して1人でも多くの人生を彩り、より良い世界を実現させます。
■市来 健(BTALKS)さん
市来さんは「1人でも多くにスポットライトを」をコンセプトに、人気・知名度を問わずにさまざまな選手を取り上げていくバスケットボールメディアを、noteで運営しています。メディア運営継続のための活動資金やイベント実施のサポートを行います。
市来健さんからのコメント
noteは多くの取材、コンテンツ制作を叶えてくれました。メンバーシップのおかげで、大人になってから友達もできました。サポートプログラムを通じて、コンテンツとリアルを繋げるようなイベントを開催します！
サポートの活用結果
Bリーグの選手を招いて、過去に作成したドキュメンタリー映像を振り返る新コンテンツを制作。収録場所としてnoteのイベントスペースをお貸ししました。
■カレー哲学さん
「日本にインドを作る」というビジョンを掲げ、カレー好きが集まるシェアハウス「東京マサラ部室」を拠点に、インド料理とカレーの情報収集や研究活動を行なっているカレー哲学さん。これからより腰を据えて研究活動を行うにあたって、その活動資金をサポートいたします。活動のようすはnoteのメンバーシップでも発信していくそうです。
カレー哲学さんからのコメント
noteの継続と発信がしやすい仕組みがなかったら今の自分のカレー活動はなかったかもしれません。プログラムの支援金はインドを作るための活動資金に充てさせていただきます。
サポートの活用結果
noteのイベントスペースを提供。インド料理やスパイスの研究成果を紹介したり、参加者同士で交流できるイベントが開催されました！当日の様子は、カレー哲学さんのnoteで公開されています。
■木山幸子さん
フリーの言語聴覚士として活動をしている木山さんは、読み書き障害（ディスレクシア）という文字を読むこと・書くことが苦手な症状をもつお子さま向けの音声教材開発に着手されました。教材の開発に必要な資金をサポートいたします。
木山幸子さんからのコメント
note様のサポートを通じて読み書き障害のことを皆様にもっと知っていただき、子どもたちへの支援の輪がさらに広がることを願っています。また私の教材がその一助となればとても嬉しいです。
サポートの活用結果
読み書きが苦手なお子さん向けの教材「耳からおぼえる漢字」。教材用のナレーション収録のためにスタジオを利用する費用として、支援金をご活用いただきました。教材開発のようすはメディアでもご紹介され注目されています。noteでは、１年生向けの漢字教材を無料公開されているのでご活用ください。
また、２年生版の一部をこの夏無料公開予定とのことです。楽しみですね！
■主催者タマキさん
本業が芝生農家の主催者タマキさんは、趣味としてミニ四駆のリモートレースの開催や、YouTubeチャンネルでの動画投稿を行なっています。本業と趣味を融合させて、全国初の「天然芝生コース」を3Dプリンターを活用してつくってみるというチャレンジに、活動支援金でサポートいたします。
主催者タマキさんからのコメント
構想はあったもののなかなか踏み切れずにいたこのプロジェクトに支援して頂ける事になりありがたい限りです。noteは興味はあったものの書いた事が無かったので、これを機に記事を書いていきます。上手く作れるか見守って頂けると嬉しいです。
■はとさん
日本最後の秘境といわれる北アルプス奥地にある雲ノ平山荘の主催する「アーティスト・イン・レジデンス」の企画で、大自然の中でのコマ撮り人形アニメーションを現在制作中のはとさん。動画制作に必要な費用をサポートいたします。
はとさんからのコメント
一期一会の空の色、雲の形、陽の光。画面には大自然も意図せず勝手にアニメーションになっていました。小さな人目線での大自然の冒険譚を楽しんでいただきたいです！
サポートの活用結果
制作費用のサポートを活用し、大自然の中でのコマ撮り人形アニメーション作品が完成しました！YouTubeでご覧いただけます
■まるかじり農園さん
まるかじり農園さんは岐阜県 飛騨高山のトマト農家。オフシーズンにも消費者へトマトを届けるため、トマトをつかった「ロメスコソース」をつくろうとしています。活動支援金で商品開発のサポートをいたします。今後は試食会などの計画もしているそうです。
まるかじり農園さんからのコメント
野菜・魚・お肉・パン…何でもつけてまるかじりできる農家の万能「ロメスコソース」をつくります！
飛騨の野菜を年中お客様へおいしくお届けできるようにするための農家の挑戦です。飛騨の自慢できる手土産にするのが目標で、そのためにシェフにも監修に入っていただいています！応援よろしくお願いします！
■御月秋枝さん
特別支援学校の教員をされていた御月さんは、ひらがなの学習につかえるパズルを自作して、子どもたちの指導をされていたそう。ひらがなを勉強中の子どもや外国の方に活用してもらえる「ひらがなパズル」を制作して、ゲームマーケットに出店するというチャレンジに、活動支援金をサポートいたします。
御月秋枝さんからのコメント
子ども達に使っていた自作ひらがなパズルをもとに、ゲームを作ります。ゆるめの「ひらがな学習教材」にも、大人が楽しめる「ひらがなゲーム」にもなるように仕上げて、初のゲムマ出店を目指します。
■耳で聴く美術館さん
TikTokやYouTubeでアートを伝える活動をしている耳で聴く美術館さんは、若手アーティストのインタビューや活動サポートなども行なっています。これから若手アーティストのための展示会を企画したいということで、活動支援金やnote placeの提供でサポートしていきます。
耳で聴く美術館さんからのコメント
この度は貴重な機会をいただきありがとうございます。多くの若いアーティストたちを支援するきっかけをいただきとてもありがたく思います。
今回は上記11組に決定いたしましたが、noteはこれからもさまざまな形でクリエイターの創作活動を応援していきます。「noteクリエイターサポートプログラム」も今後の展開が決まりましたら、また発表いたします。
note担当者からのコメント
たくさんのプロジェクトのご応募、ありがとうございました。プロジェクトの紹介文や意気込みをひとつひとつ読み込ませていただき、企画のおもしろさや、社会的意義などから総合的に判断いたしました。
今回採択された11プロジェクトが、それぞれ創作の第一歩を踏み出し、活動を続けられるようこれからサポートしていきます。事業やメディア、作品、商品、イベントなど、幅広いジャンルのプロジェクトの成功をとても楽しみにしています。（noteディレクターマネージャー 三原琴実）