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TOKYO MXとnoteがコラボした「#君のことばに救われた」投稿コンテストの審査結果を発表します!

【4月17日更新】
TOKYOMX「モーニングCROSS」での放映は延期となりました。放映日が決定しだい発表します。

2019年8月22日から約4ヶ月の間、みなさんの中にある“君のことば”にまつわるエピソードを語る「#君のことばに救われた」投稿コンテスト。期間中(8/22-12/31)には、4,632件もの作品をご応募いただきました!素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

審査会にて、審査員である晋平太さんさくらしめじさん堀潤さん阿部広太郎さんによる選考の結果、下記のように受賞者が決定いたしました。

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特別賞(晋平太賞)

引きこもりだった中学時代に出会ったラップへの思いを、マンガで表現したぴでさん。コマの流れのよさで、本当にラップを聴いたかのような読後感を持つ作品です。
数々のラップの大会で王座を獲得している晋平太さんからも「可愛らしいイラストの表現力とラップの言葉選びの巧みさの両方を兼ね備えています」と高い評価を受けました。

受賞のことば
学校行けなかった中学生の頃にラップに励まされ、おかげで今日まで楽しく生きてきました。ラップにお礼を言いたくて韻踏むマンガを描いてみました。この度は特別賞受賞との事で感謝の気持ちでいっぱいです。

特別賞(さくらしめじ賞)

生徒の描いた「紫の龍」絵に対する自分のアドバイスについて悩む教師に、かけられた同僚のことばとは。
どんな人でもいていいんだ、というメッセージがあたたかく伝わってくる、猫野サラさんによる掌編です。さくらしめじのおふたりはどちらもこの作品が印象に残ったそうで「音楽を創る身として、作品に込められた、ものづくりへの思いにも共感しました」とコメントしてくれました。

受賞のことば
とても驚きました。私は普段マンガを描いています。まさか小説が選ばれるとは。
10代のさくらしめじさんの賞であることをとても嬉しく思います。
一気に若返った気分。誇りに思い、励みます。ありがとうございます。

特別賞(堀潤賞)

子どもの頃から何千回と言ってくれたであろう母のことば。家族がばらばらに暮らすようになり、久しぶりに母の手料理を食べながら、これまで言えなかった自分のことを話し始める・・という、いちとせしをりさんの作品。
堀潤さんからは「”伝える勇気”、そして”伝える空気”を感じました。大丈夫だよ、と読み手にも語りかけているようなあたたかい文章でした」というコメントをいただきました。

受賞のことば
特別賞受賞、心の底から嬉しいです。人のことばに救われて、勇気をもらって、わたし自身大切な人を大切にするきっかけになりました。本当にありがとうございます。これからも書いて、生きていきます。

特別賞(阿部広太郎賞)

​手汗が多いことと、それににまつわる苦い思い出にとらわれていた主人公が、仕事を手伝ってくれた同僚とハイタッチをした時にかけられたことばについて、マンガで綴ってくれたハミ山クリニカさん。
阿部広太郎さんからは「たった一言なんですよね。その一言があるから気持ちが軽くなる。救われる。胸を張れる。その言葉の持つ晴れやかさを見事に表現されている。そこがすごく好きです。僕もそういう言葉を送れる人でありたいです。ハイタッチしたくなりました」というコメントをいただきました。

受賞のことば
「この悩みは永遠に解決しないんだ」と思うことが誰でもあります。そんな時、自分を受け入れてくれる誰かの言葉に出会えたら、悩みが悩みじゃなくなることもある…そういう瞬間を描く作品をこれからも作っていきたいです。


君のことば特別賞

さくらしめじの音楽に出逢い、昨年11月に行われた「#君のことばに救われた 」十代限定スペシャルイベントに参加した、さくらさんの投稿。勇気を出して自分のことばを伝えたことについてストレートに綴った文章は審査会でも大きな話題となり、特別賞に選ばれました。
「これまで向き合った葛藤やさくらしめじへの思い、そして感謝の心がとても素直に表現されており、10代の方が綴ったこの文章を読むことで、僕たちにとってもあの日が特別な体験となりました」と晋平太さんよりコメントをいただきました。

受賞のことば
特別賞に選んで頂き、ありがとうございます。私は、「#君のことばに救われた」のスペシャルイベントに参加し、刺激を受けてこのnoteを書きました。未熟ではありますが、このnoteが少しでも誰かの勇気に繋がったら嬉しいです。


なお、受賞作品は、TOKYO MX平日朝7時より放送中の「モーニングCROSS」で、4月13〜17日に1日1作品ずつ紹介される予定です。


各審査員からの総評

■晋平太さん

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僕も、ヒップホップが好きでよく聴いていたキッズの頃に、先輩のパンチラインに救われたことがあります。誰にでも、日常のひとことをきっかけに前向きに生きられるようになることがあるんだと思い、ラッパーという仕事に改めて向き合いことばを大切にして生きようと思いました。noteにはことばに関する感受性が豊かな人が多いように思います。そんなみなさんのことばへの嗅覚や感覚に、自分も救われた気持ちになれました。

■さくらしめじ 田中雅功さん

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日頃からことばを発する機会が多く、本もよく読むのですが、今回はみなさんのストレートな思いを読ませてもらって、知らない人のことばでもこんなに刺さることがあるんだ、と実感しました。これからの活力になる、勇気をもらえるコンテストでした。

■さくらしめじ 髙田彪我さん

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みなさんのの作品を読むことで、こんなにたくさんの素敵なことばをもらう経験ができました。みなさんの宝物や生きがいになっていることばとエピソードを知ることで、自分の中でも宝物が増えた気分になれました。

■掘潤さん

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・今回の審査で感じたこと
皆さんの「書く」という行為を追体験することによって、自分も「わたし」と向き合う時間をいただきました。同じ「ことば」でも、その意味は100人いれば、100通りの経験によって少しずつ違うんだということにも気がつかされました。多様性とは何かをあらためて考える、豊かな時間でした。
・「言葉に救われたこと」について
つくづく思います。人を傷つけるのも人ですが、人を癒すのも人なんだということ。言葉を交わすというのは、気持ちを交わすこと。1人ではない、孤独ではないという想いを共有できる、不思議で温かいものなんだと思っています。気持ちが荒れていれば言葉も荒れる。言葉が穏やかであれば、気持ちも穏やかに。体温を測るように言葉を大切にしていきたいです。自戒を込めて。

■阿部広太郎さん

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誰でも、声をかけてもらうことで救われた、心に残ることばがある。そんなことを改めて認識する機会になりました。宝物のようなことばの数々を読んで、自分も元気に、肯定的な気持ちになれ、これまで自分がかけてもらったことばも思い出すことができました。「ことば」の大切さを改めて感じるコンテストでした。

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他の投稿作品についても、以下URLよりぜひご覧ください。


「ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト」とは
10代の若者たちが抱える不満や不安・夢や希望を、「君のことば」で「ぶっちゃけて」もらうプロジェクトです。
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