【趣味】ホラー映画・ゲームがどうして好きなのか
ホラー映画、ホラーゲーム。
この「ホラー」が付くジャンルって、好きな人は好きだけど、苦手な人は全く見られないと思います。
「何がいいの? 薄気味悪いじゃん! 気持ち悪いじゃん!」
確かにその通り。
かつて私もホラーは苦手な人間でした。
ホラーどころか、流血表現、ドクロ、幽霊。
全部がダメな、センシティブなお子様でした。
ところが今は、かなりの「ホラーもの好き」になりました!!
ゲーム、映画など、ホラーとつくものを、片っ端から見ている今日この頃です。
今の季節はホラーもの盛りなので、楽しくて仕方ありません。
そんな「ホラー大の苦手」から、「ホラー大好き」になった私だから言える、ホラーが好きになる理由を、人気作品と共に紹介します。
ホラーは泣ける!?
『リング』の貞子が怨霊になった理由
例えば、ホラー映画として有名な『リング』。
あの長い髪で有名な貞子さんが、怨霊になってしまった理由、ご存知でしょうか。
意外と知られていないのではないかと思います。
そこには、あまりに悲しい物語があるんです。
強大な超能力を持っていた幼い貞子は、同じく超能力を持つ母親を周囲から守るために、悪い大人に力をふるい、殺してしまいます。
このことをきっかけに、貞子を恐れた実の父によって、命を奪われてしまうのです。
こんなの、貞子じゃなくても、怨霊になりますよ!
ヒロインに亡骸を抱きしめてもらう貞子のシーンは、うるっと来ました。
今は球場に足を運んだり、Youtube動画で旅をしたり、幸せそうな貞子さんの姿を見かけるようになりました。
これで少しでも、貞子さんが報われればな、と願ってやみません。
ホラーは壮大!?
映画化できないほどの作り込み設定『SIREN』
「サイレンが鳴ったら、外に出てはいけない」
「どう足掻いても絶望」
でおなじみの伝説的ホラーゲーム「SIREN」は、ストーリーと設定の作り込みが凄まじいことで有名です。
一見すると、ゾンビだらけの村をさまよう人々の、群像劇なのですが、実はその設定、ストーリーの組み込みたるや、おそろしいほどに綿密!
神様やら異界やらが登場するほどの壮大さ!
映画化した結果、その壮大さと何回さゆえに、尺に収められず、全く違う話の映画になってしまった、という伝説つきです(諸説あります)。
試しに『サイレンマニアックス』という、ファンブックを買ってみたのですが、驚くべきはゲーム内のキャラクター設定です。
一人一人のキャラクターの動きが、時系列ごとに綿密に組み立てられているんです。
もはやドラマ、サスペンス、大河?
普通のゲームジャンルでは許可が降りないんじゃないか、というほどの難解で細かすぎるこだわり。
これも、ホラーゲームというジャンルだからこそできる力の入れ込みなのかもしれません。
『SIREN』については、他の記事でも取り上げてみたいところです。
ホラーは笑える!?
ぶっ飛んだホラーは、やりたい放題!!
だんだんホラー描写に慣れてくると、楽しくなってくるのがこの「ぶっ飛び」要素です。
日本のホラー映画、『仄暗い水の底から』は、母娘愛を描いた泣ける作品として有名です。
ところが、この映画に登場する幼い女の子の怪異、とんでもない馬鹿力の持ち主なんです。
鉄の壁を、拳でボコボコにへこませる描写には、怖いを通り越して、笑いが止まらなくなってしまいました。
強すぎる……ユア・ショーック!!(世紀末感)
海外の映画も負けてません。
ゲーム原作の映画、『サイレントヒル』は、完成度の高い怖い映画として有名です。
つい笑ってしまったのは、後半部分、包帯でぐるぐる巻きの女の子が、主人公によって召喚されるシーンです。
この女の子、悪い修道女のせいで、全身に火傷を負ってしまい、ベッドから起き上がることができません。
だから、仕方ないのですが……。
まさか地下からベッドごと召喚されるとは、思わないじゃないですか。
そして始まる復讐劇……というか、無双状態。
無数の有刺鉄線を操り、悪い奴らを一網打尽です。
本来ここで悲鳴をあげるべきところなのですが、女の子の過去が凄惨なので、「やったれ!!」「ぶちかませ!!」「いっけえええええ!!」という熱い少年漫画のような心境でした。
ホラー入門は、ゲーム実況から
さて、ここまでホラーの魅力について紹介してきましたが、興味、わいてきませんか?
でも、いきなり、がっつりホラー映画をみたり、ゲームで遊んだりするのは、ちょっと怖いですよね。
そこでホラー入門にお勧めしたいのが、ゲーム実況です。
動画サイトにアップされている、「ゲーム実況プレイヤー」という方々がホラーゲームをプレイしている動画です。
誰かと一緒にみている感覚になれるので、強さをマイルドにすることができるんです。
まずは、ドットのゲームから慣れてみるのはいかがでしょう。
ドットが慣れたら、アドベンチャー(平面のイラストで進むもの)、アドベンチャーが慣れたら、アニメーション、アニメに慣れたら、映画に踏み切ってみましょう!!
私はこの方法で、真顔でホラー映画がみられる、というかホラー映画に大興奮できるようになり、現在とっても楽しい状態です。
是非、ホラージャンルに挑戦してみてください!
(眠れなくなったときは、大爆笑できるような動画や漫画を見たり読んだりするのがお勧めです。幽霊や妖怪の類は、明るい感情からは逃げていくらしい?)
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