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これさえあれば何もいらない

愛が足りなくて、身体が寂しいと
叫んでいるのに、病気や怪我が
治ることを願っていたのである。

愛が枯渇して、心が恐いと
泣いているのに、お金が欲しいと
願っていたのである。

愛に飢えていて、心が不安で
震えているのに、友達や恋人が
欲しいと願っていたのである。

つまり、自らが、本当に
欲しているものを知らなかった
というわけである。

だから、目の前の問題を
解決するために人生のほとんどの
時間を使ってきたにもかかわらず、
再発を繰り返してきたのである。

つまり、解決したように見えても、
それは表面的なものだったという
ことである。

だから、問題の根本的な解決を
模索したわけである。

そして問題の背景にある
愛の欠如に気づいたわけである。

だから、両親の愛を思い出すこと
なのである。

そして、両親をはじめとした
家族、ご先祖の愛を思い出し、
心を愛と感謝で満たす。
その必要性を感じたわけである。

人生において、自らが本当に
欲していることが愛であること。
これに気づいたからである。

とにもかくにも「愛」なのである。

愛さえあれば、あとは何も
いらないのである。

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