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今だけここだけ自分だけ

「今だけここだけ自分だけ」

この発想は、どこから来るのか?
これを考える。

「今だけここだけ自分だけ」

この考え方に陥るとダメだってことは、
わかっている。
でも、時において、そんな考えに固執する
自分とはいったい何なのか?
これを考える。

子孫に、次世代に思いを馳せる。
そんな考え方に乏しいからなんだ。

100年後なんてどうでもいい。
まずは、今生き残ることが優先となる。
確かにそんな場面もある。
今思えば仕方がなかった。
そんな時もある。

でも、窮地を脱して、
あらためて感じることは、
次世代や子孫の生きる世界のことなんだ。
今生きるのに、窮々としているくせに、
「いったい何なんだ?」って、そんなこと
考えたりするんだ。

結局は、思いを馳せる距離なんだ。
自分の3世代先の
ご先祖の人生に思いを馳せるならば、
自分の3世代後の人生に思いを
馳せることができる。

自分の5世代先の生き方に
思いを馳せるならば、
5世代あとの子孫の人生にも
思いを馳せることができる。

両親の人生にすら
思いを馳せられないならば、
自分の子どもの世代にすら
思いを馳せることができない。

「今だけここだけ自分だけ」

この発想は、思いを馳せる距離から、
来ている。

思いを馳せる距離が、
長ければ長いほど、その人の考え方は、
本質的となり、普遍的なモノとなる。

確固不抜之志とは、そんなところから、
やってくる。

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