見出し画像

【活動報告】おいしい旅のマーケット出店レポート

こんにちは、Merthi Coffee( メルティコーヒー )です。インド産コーヒーのインポートをしています。
日本ではまだまだ知名度がひくいインド産コーヒーですが、近年そのクオリティは着実にあがってきています。
メルティコーヒーは、note・Instagramでインドのコーヒー事情やユニークなインドカルチャーを日々発信しています。


今日は、昨年12/25に出店してきたおいしい旅のマーケットについてのレポートです。すこし前にはなってしまいますが、前回にひきつづき全力で挑んでまいりましたので、ご興味あるかはぜひ読んでください!

ちなみに、前回出店したときのようすはこちらです↓ 


はじまりは、イベント出店の2ヶ月前10月にさかのぼります。
じつは、10月〜12月の3ヶ月間、わたしは間借りカフェ営業をしていました。もちろん、イベントとおなじく『インドのコーヒーをもっとたくさんの人に知ってもらいたい!』その一心で。間借りカフェ営業の経験は、わたしにとってそれはそれは学ぶことだらけの3ヶ月間でした。

スタートしてすぐ苦戦したことは、お客さんが全然来なかったことです。飲食店としては、もぅ最悪な状況ですよね。
お店の前には手描きでおおきく『インド産コーヒー』と看板をだしていました。


カラフルで可愛く、自己紹介みたいなものも書いたりして…
インド産コーヒーのこと、
わたしがインポートをしていること、
今日が週1回の間借りカフェ営業であること、
ドリンクメニュー・フードメニュー・価格、
だけど、ほとんどの人がチラッと見るくらいで立ち止まってもくれませんでした。

う〜〜ん、、、

立ち止まって、入店してもらって、飲んでもらわないとなにもはじまらない。

そこで、メニューデザインをかえてみることにしました。シンプルに書いていたものを、記号をいれたり、アンダーラインをひいて目立たせてみたり… いろいろなタイプのデザインを試しました。他のお店がどんな風にメニューをつくっているのか見て真似てみたり。
ある時、先輩がお客さんとしてきてくれました。先輩がオーダーしてくれたのは、ブラックではなくミルクいりのコーヒーでした。これは、日本で飲むカフェラテやカフェオレではなく、濃いめのコーヒーにあたためたミルクと砂糖をいれて、高い位置から注ぎ泡立たせるように淹れるインドのローカルスタイルのコーヒーです。この独特な淹れ方が気になった先輩は、「これ、面白いし、美味しいから、推しにしたら?!」と。

なるほど! 面白いかも!

そうして出来上がったのが、こちらのメニューデザインでした。


また、イベント出店のときはこのメニューをおおきな看板に書きかえました。
遠くからでもメニュー内容と価格がわかることで、より近寄りやすくすることができました。


オペレーション・道具の配置にも前回からかなり変更をしました。
コーヒー屋さん=ドリップをする姿、をイメージするお思いますが、それはサブとしておき、高い位置から注ぎ淹れるパフォーマンスをお店の中央でできるように配置をしました。とにかくこのパフォーマンスを中心とさせたかったので、コーヒーはあらかじめ抽出したものを保温ポットにストックしていました。これはとても良かったポイントで、コーヒー屋さんのイベント出店でよくある抽出に時間がかかってお客さんを待たせてしまうという問題を解決することができました。オーダーとお会計を済ませているあいだにミルクをあたためて、お客さんとの会話が盛り上がっているうちにパフォーマンスをすることで良いテンションのまま商品をお客さんに渡すことができました。



もちろん、今回も反省点もかなりありました。
前回と同様、物販の動きがわるいこと。あいかわらずめちゃくちゃな配置だったので、見る側はかなりわかりづらかったと思います。箱に仕切りをしてまとめていたので、次回は、棚みたいなタテに陳列できるものを用意しようかな。

物販・焼菓子など、反省点はあるものの、今回もとっても楽しいイベント出店でした。
力をかしてくださった方すべての方に感謝です。


今回、なにを1番つよく思ったかというと、『楽しさを伝えることの難しさ』でした。
まじめに取り組む、伝えるって、じつはわりとカンタンにできると思うんです。でもそれって興味をもってくれるひとなら受け入れてもらえるんだけど、そうじゃないひとにはちょっと重いな、とっつきにくいなと思われてしまいがちです。まずは知ってもらうこと、興味をもってもらうキッカケづくり、これがとっても大切だということを学びました。そのためのメニュー構成、デザイン、パフォーマンス。
そういえば、かつてわたしも「ラテアートかっこいい〜。」そんなかるい気持ちでコーヒーの世界にはいりました。でも、だんだんとラテアートの見た目のかっこよさだけでなく、コーヒーそのものの面白さに気がついて、今ではインポート業をしているわけです。キッカケなんてそんなもんなんですよね。
でも、そのキッカケがないとはじまらない。なんでもいいからまずは近寄ってきてもらう。それが大切なことなんですね。


またいつかイベント出店したいです。
次も楽しく頑張るぞぉ!


ここまで読んでくださってありがとうございました。
Instagramもしていますので、ご興味あるかたは、ぜひのぞいてみてください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?